What does People Make Every Day for People? -6ページ目

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評価 5/5




監督:ニコラス・ウィンディング・レフン


出演者:

ライアン・ゴズリング

キャリー・マリガン
ブライアン・クランストン



公開年:2012(日本公開)


国:アメリカ


ジャンル:ドラマ




好評
 今年最高級の映画である。
これを見て今年を終わることができたことが本当にうれしい。
 これほどの演出があるだろうか。
 光と陰の使い方。役者の配置。音楽。
すべてがストーリーをひとつの狂いもなく、高めていっている。
 宇多丸氏の言葉を借りるのであれば、5億点のオンパレードである。
 悲しき獣を見たときに感じた、お金をかけない、工夫と感性と知恵の決勝のような作品であると思う。今後このような監督の作品に資金が投資されていくことを切に願う。
映画すばらしい。 


ポイント:


①自分の感情が動かされた
 感情の起伏という面では正直いまいちであるかもしれない。しかし、ストーリーと演出の醸し出す切迫感は抱く感情を凌駕して、僕の心を高鳴らせていた。「エス」以来の心の高鳴りであった。心というより、鼓動の高鳴りである。


②世界観が変更さえたか
 世界が変化した訳ではない。しかし、最近の映画への偏見を破壊することはできた。アメリカ映画は陳腐であるという風潮に対する明確な答えを出すことができた。それは糞の戯れ言であると。もっと文化を冒険し、秘境を見つけ出す努力をしなくてはならない。


③引き込まれ方
 ①に書いたとおり、心が高鳴るほどの引き込まれ方であった。鼓動の高鳴りとストーリーの起伏がマッチするほどの作品。映画感で見たかった。


はっきり言いますが、見ないと映画好きと語ってはいけないレベル。


概要
 アメリカ西海岸のある町で、自動車修理工で糊口を凌いでいる若い男がいた。彼は運転技術に優れ、しばしば映画のカースタントマンをつとめ、夜には強盗の逃がし屋もしていた。彼はアパートの同じ階に住む人妻アイリーンと恋に落ちるが、ほどなく服役していた夫が釈放された。