What does People Make Every Day for People? -12ページ目

機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]/バンダイビジュアル
¥8,190
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評価 5/5




監督:押井 守
企画:ヘッドギア
原作:ヘッドギア


出演者:


公開年:1993年


国:日本


ジャンル:アニメ




好評
 1993年のSFアニメーションの世界観としては、洋画と並ぶ作品であると思う。押井監督の作品の中でもきらりと光り輝く作品である。
 特にその中で描かれる体制への反逆ともとれるストーリーには非常に惹かれる者がある。その理由はいつの時代も体制、政府、大企業と言った存在していた。少数組織はそれらに蚊帳の外にされ、雑事をまかされ、決断の遅さにいつもいらだち、エネルギーを溜め込むという構図があり、その突破口はいつも、素早い決断と責任を取る覚悟にあるように見受けられる。
 そのような観点でこの作品を鑑みる。
 非常に的確かつ、鮮明に作り、紡がれているようである。
 2012年、政治が混沌とし、今にも、原発事故による、放射線汚染で日本が壊れいていく。そんな時代、政府の怠慢による人災といわれ、政治の信頼が無い時代だからこそ、この作品は再度評価されるべきであると思う。
 是非一見し、行動を起こす、一挙にしてもらいたいです。
 おすすめです!


ポイント:


①自分の感情が動かされた
 感情というよりも、理性的な面で非常に変化を受けた。正直自分の無知さを感じた。


②世界観が変更さえたか
 10年以上前の作品に関わらず、今も変わらない真理をついている面で変化した。


③引き込まれ方
 集中し続けた。素晴しい作品。


概要1999年東南アジア某国で、PKO部隊として日本から派遣された陸自レイバー小隊が戦闘車輌を持つゲリラ部隊と接触、発砲許可を得られないまま一方的に攻撃を受けて壊滅する。しかし、一人の生存者がいた。破壊されたレイバーから脱出した彼がそこで見たのは、異教の神像が見下ろす古代遺跡であった。そして、彼は「彼岸の人」となった。

「方舟」の一件から3年後の2002年、かつての特車二課第2小隊の面々は、隊長の後藤と山崎を除いて、新しい職場に異動し、それぞれの日々を送っていた。そんなある日横浜ベイブリッジで爆破事件が起こり、それは自衛隊の戦闘機F-16Jらしき物体から放たれた一発のミサイルによるものであることがテレビによって報道される。そして、これがすべての始まりであった。

事件に関する様々な情報が錯綜する中、南雲と後藤の下に陸幕調査部別室の荒川と名乗る男が現れ、「柘植行人(つげ ゆきひと)」という人物の捜索協力を依頼する。後藤は荒川の真意を測りかね、依頼を断るものの、直後にバッジシステムへのハッキングによって、自衛隊三沢基地所属機による幻の東京爆撃が演出されるという事件が発生する。これに過剰反応した警察の露骨な自衛隊への対抗行動により、一部自衛隊部隊が外部との通信を絶って駐屯地に篭城するという事態にまで発展する。そんな中、ベイブリッジ爆破事件を調べていた松井刑事は、後藤から渡された荒川の資料を元に柘植と彼の組織を調べ始める。

その後も状況は悪化の一途を辿り、在日米軍の圧力もあって事態の早急な収拾を図ろうとした政府は、警察に事態悪化の責任を押し付け、自衛隊に東京への治安出動命令を下す。

そしてある雪の朝、埋立地から3機の戦闘ヘリが飛び立つ。その後、都内の通信施設・橋梁は次々に破壊され、さらに東京上空を周回する3機の無人飛行船から妨害電波が流され、都内に展開した自衛隊部隊は情報が途絶し“孤立”していった。戦闘ヘリの襲撃により特車二課は壊滅し、警視庁千代田庁舎が銃爆撃を受け、官民の通信設備も破壊されていく。東京を舞台にした仮想的な「戦争」が、現実のものとして創り出されていく。

同じ朝、後藤と南雲は海法警視総監列席の下で緊急招集された警備部の幹部会議に召喚されていた。緊迫した情勢下で南雲と警視庁上層部の対立が決定的となる中、特車二課壊滅を知った後藤は、この期に及んでもなお権力闘争と責任転嫁に汲々とする上層部を見限り、南雲と共に自らの手で事態を収拾する覚悟を固める。そして壊滅した特車二課に代わり、かつての第2小隊メンバーがAV-98「イングラム」と共に呼び集められた。

戦争という状況下に置かれた東京を舞台に、この「情況」を演出したテロリストを逮捕するため、特車二課第2小隊最後の任務が始まる。