「桐島、部活やめるってよ」 | What does People Make Every Day for People?
桐島、部活やめるってよ/集英社
¥1,260
Amazon.co.jp
これは小説のリンクです。

『桐島、部活やめるってよ』
評価 5/5

監督:吉田大八
公開年:2012年
国:日本 
ジャンル:群像劇

好評
 高校生活を舞台にした、人間の絶対的な格差社会を描いた作品。だれもが登場人物の誰かに共感することができると思う。そして、ひとりひとりの視点から生まれるその社会におけるひとりひとりの人生を鮮やかに、皮肉に、また、愛をもって描かれている。本当に素晴らしい作品。今年度の見た作品の中でもベスト級であることは間違いない。
 僕はこの映画をみて、本当に希望が湧いた。世界に必要ない人なんていない。どんな人でも、役割があり、輝ける場所がある。自分の絶対的なものをうしなわなければ。何も恐れることはない、何も失うことはないと思うことであると思う。
ポイント:
①自分の感情が動かされた
 感情が動かされたどこの話ではない。見た人の多くがこれは自分のことを描いていると思うほどの出来ではないかと思う。その点で、この映画だれもが心を動かされずにはいられない。
②世界観が変更さえたか
 この映画で、僕の価値観は悲鳴をあげた。今までの自分の行動を恥じるとおもに、今後の人生に大きな指針を与えてくれた。それを列記することはしない。ぜひ見て感じてほしい。
③引き込まれ方
 尋常ではない。この監督の才能に脱帽である。

概要

著者が早稲田大学在学中の2009年に第22回小説すばる新人賞を受賞したデビュー作。同賞では初となる平成生まれの受賞者である。

2012年4月に文庫化され、集英社WEB文芸RENZABUROに掲載された短編「東原かすみ~14歳」が追加収録された(巻末解説・吉田大八)。

装幀写真は、高校生ポートレートを撮影し続けている写真家の小野啓。被写体はプロのモデルではなく、一般の高校生である。

2012年に『マーガレット』にてオムニバス形式で漫画化される。担当作家はやまもり三香桃森ミヨシ姉森カナ佐藤ざくり斎藤ジュリア

吉田大八監督、神木隆之介主演により映画化され、2012年8月11日に公開された。