今の団地に当選する前のアパートに住んでいた頃に


家から保育園に向かう途中の交差点。


必ず一回は信号につかまる場所があったの。


毎朝その時間にお散歩している一人の


おじいちゃんがいました。


一度、子供たちがそのおじいちゃんと


目が合い、手を振ったことがきっかけで


信号待ちで会うとあいさつするようになったの。


猫ひな家族の間では『散歩じぃじ』と読んでました。


団地に当選してから、引っ越しまで


二週間というバタバタ状態。


おじいちゃんにあいさつも出来ずに


引っ越ししてしました。


たまに子供達とおじいちゃん元気で


毎朝、散歩しているのかぁ。と話がでることもありました。


それが、先日。私が病院に行くのに


たまたまその道を通って、信号待ちを


していたらサイドミラーに見覚えのある


おじいちゃんが走ってくる姿が・・・


車の窓をあけると、息をきらしたおじいちゃんが


「家の前で外を眺めていたら、車をみかけたから・・・


お母さんも、お子さんもお元気でしたか?」


あれから1年以上たっているのに


覚えていてくれたの。


突然、私達をみかけないようになったのが


気になってたそうです。


今度、子供達と一緒に遊びに来てください。


とも言われました。


一時の間だけ、挨拶をするだけのおじいちゃんと


猫ひな家族ですが、お互い思っていたことは


一緒だったことにビックリした出来事です。


後でわかったんだけど、おじいちゃんの家


市議会議員さんのお宅なんですよ。


と、いうことはおじいちゃんは議員さんなのかしら・・・。