” haruさん
すごくいいとおもう〜


すてきでした!


きっと届くとおもうよ ”


こはるの
最初の読者であるサクラさん


ドキドキしながら
原稿の完成をお伝えし
その感想を待っていると


いつも
こんなふうに
優しい言葉を届けてくれます


一人でやっていたら
約二年
月に一度のペースで更新することは
きっとできなかった


投稿するのが怖くて
だらだらと推敲ばかり重ね
まだいっか、と
先延ばしにしていたと思います


サクラさんの
あらゆる肯定の言葉は
いつも
わたしをふんわりと支え
そっと
背中を押してくれました


そして
写真、という
表現について


わたしは
ほとんど馴染みがなく
単に
" 見るもの "とばかり
思っていたのですが


サクラさんの写真を通して


それは
" 五感に届くものであり
想いを馳せるものであり
物語るものである "


気づくことができました


毎話
わたしの拙い文章が
せつなくなったり
あたたかくなったり
胸が高鳴ったり…


写真によって
見違えるほど
生き生きと映えるのは
明らかで


選ばせて頂く作業は
言葉を探すときと同じく
耳を澄ませて
心しずかに臨む
愉しい時間となりました


じつは
本の製作が始まって
間もない頃


" こはるを辞めさせてもらえないだろうか
他の方と代わってもらえれば… "


という話が
サクラさんからありました


ご自身でも以前
ブログに書かれていましたが…


" 生活スタイルが変わり
思うように写真が撮れず
こはるの更新に追いつかないから
迷惑をかけてしまう "


というのが
主な理由でした


結果
話し合って
"ペースを落として続ける"
ということになりましたが


そのメッセージを受け取った
あの朝の衝撃は
今思い出しても
胸がヒュッと浮いて
すくんでしまうほど
つよく残っています


サクラさんの写真でなければ
こはるではない


それは
わたしだけでなく
読んで下さっている皆さんも
同じく
思っていること
なのではないでしょうか


現に
約ひと月かけて
悩み
決まらず
でも諦めず


新しく撮ってくださった
本の表紙の写真は


もう
まぎれもなく
こはるそのもので


それは
サクラさんが
一枚一枚
積み重ねてきた
こはるの
イメージなんだな、と


だからこそ
唯一無二なのだと


はっきりと
そう思いました


本を捲れば
きっと


いいとおもう〜


と肯定してくれる声と


そして


世界はこんなにも愛らしく
清んで
そこにあるよ、と


しゃがんで
カシャと
シャッターを切る音が


皆さんにも
聴こえるかもしれません


聴こえるといいな、と
思います




『こはる日和にとける』
sakura




サクラさん
素晴らしい写真を
ほんとうにありがとう