お嬢様の現場日誌 王様の耳はロバの耳
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現場デビューの洗礼。

思い出すこと?年前、仕事をやめてから結婚していたので、日々

、時間をもてあましていたコトと、ダンナさんの仕事が大変そうだったので、

ついつい手伝いに行ったのが運のツキ。



その日は、基礎工事の枠バラシの日で、お手伝い要員として行きました。

別に手伝いすることは、そのときは自然だったけど

ただ、日に当たるのが大嫌いな私なので、顔にはタオルを巻き、

頭はつば広の麦わら帽子(農家のおばちゃんがかぶっているモノ)、

長袖シャツにテッコというスタイルで行った。

おばさんの一丁あがりっ。



現場に着くと、水道屋さんが来ていたので、こっちの仕事の段取りもあり、

すごいスピードで仕事をやり始めた。

私も汗かきながら掃き掃除をしていた。ふと、

この家の脇がゴミ収集場所になっていたので、

住む人は臭いが気になるだろうな~なんて考えながら。

すると、



「チョッと、チョッと。」と、どこからかの声。



私に言っているとは気づかないで仕事をしていると


また「チョッと、チョッと、そこの人!!」


ようやく私の事かな?と気づき振り返ると、

そこには、見知らぬオバサンが居た。



「2軒先の家の者だけど、机をゴミ出ししたいから家から出すの手伝って!!」



ビックリして、思わず「・・・・・?」



オバチャン「一人じゃ持てないから、手伝って!」



家族に手伝ってもらえばいいじゃんっ。今、忙しいのに。

で私、「今、仕事中ですっ!」と、キッパリお断り。



そうしたら、ムッとした顔で帰っていったが、

今度は近所のオバチャンも連れて来て、



「さっき、机運ぶの手伝ってて頼んだら、断られたのよ(ひどいでしょ)。



チカラが、ありそうだから頼んだのに。」



と、置き台詞して二人は去っていった。



なっなに~私は洋服より重たいものは持ったことがないわよっ。

とんでもない失礼なオバサンだった。



世間知らずな私。こんな常識知らずな人がゴロゴロいるとは・・・

その後、お手伝い仕事だったつもりが、

いまではコテも使えるほどに、なってしまった。

トホホ。