諏訪大社4社めぐり、次は秋宮から1.2km離れた春宮に向かいます。

 

 

神さまが一年の前半の春に鎮座するので春宮、後半の秋に鎮座するので秋宮と名前のいわれになっているそうです。

 

 

春宮と秋宮の建物はなんとなく似てる印象を持ちますが、それもそのはず同じ図面を元に、当時(江戸時代)の二大建築流派が競い合って建てたそうです。

 

 

境内西方の道を3分くらい歩くと「浮島社」があります。

迷うかな?と一瞬思ったけどかなり近くてわかりやすい場所にありました。

 

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砥川に浮かぶ浮島は、どんな大水にも沈まないといわれているので諏訪の七不思議のひとつなんだとか。祓戸大神を祀る「浮島社」は毎年六月の晦日には例祭とともに夏越の大祓式が行われるそうです。

 

現在は川に囲われて浮かんでる感じではないのですが、目をつむっていにしえの時代をイメージしてみますデレデレ

 

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浮島社を通り過ぎ浮島橋をわたって少し歩くと「万事の石仏」があります。パワースポットとおっしゃる方もいる、なんともほっこりした気持ちにさせていただける石仏さま。

 

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岡本太郎氏が「こんな面白いものは見たことがない」と絶賛したことで有名になった石づくりの仏様です。江戸時代、諏訪大社に奉納する石に、石工がノミを打ち入れたら血が流れ出たことに驚いて、阿弥陀様として祀ったと伝わります。

雪がまるで髪の毛のようで、どこかでお会いしたような親近感を抱いてしまいました。

 

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お参りの仕方もちょっと独特でしたよ。ちゃんと手前に看板がありますので、そちらでお参りの仕方を事前にチェックしておけば大丈夫。

 

春宮に戻り「結びの杉」

 
先が二股にわかれているのですが、根元で一つになっていることから「結びの杉」「縁結びの杉」と呼ばれているそうです。
↓こちらの写真が全体、よく見ると股に分かれていますよねウインク
 

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写真を撮り忘れましたが、春宮から少し離れた参道の真ん中に「下馬橋」という四社の中では一番古い室町時代の造りと伝わる建物があります。この橋は、お殿様(どんなに偉大な方)でも馬から降りて渡らなければならないと下馬橋と言われるそうです。

 

春宮も見どころがたくさんありました。

お昼ごはんを食べたら、次は上社に向かいます!