何から話したらいいだろう…

『もののけ祭り』について話したいことは
いっぱいなんだけど

いっぱい過ぎて何から話していいのか
分からない。

興奮が冷めやらぬまえに
載せたいと思ったけど

口にしたら
現実に戻ってしまいそうな
夢のような祭りで

口にしたら
もののけでなくなってしまいそうな
現実と空想がごっちゃになる祭りで

口にしたら
子供のようなピュアな感動が
なくなってしまいそうな
もったいない祭り

言い出したらキリがない
最高の祭りが幕を閉じた。

私は
最初から携わってはない。

戸隠を出たコハルは
その祭りがあるのを知ってはいたけど
その祭りのために
戻ることを直ぐ様、選ばなかった。

だけど
近づくにつれ
氣持ちが持っていかれる…

いつの間にか
コハルがその場にいれる手段を考え始めた。

『もののけ』だ!

そぉ……グレーな感じの
『もののけ』って
ネーミングに!

コハルってさ
もともと

もののけなんだよね。って思って

もののけの集まりの祭りなら
行けるじゃんって

いきたい!
いたい!

って戸隠に再帰したもののけに申し出てみた。

なんか

恐れ多いけど
アマテラスオオミカミ様の気持ち…

何やら楽しげな宴が聞こえてきましたな…
ちょっと覗いて見ようかな…的な。

とは言え

私は戸隠のために
この祭りを
企ててくれた皆さんの
お世話くらいしか出来ない…

そしてそれを
祭りの主宰であり演出家の
腰塚さんに申し付けられた🎵
(*^^*)




戸隠を出てから
ちょうど三年目…
この日がちょうどすぎて
偶然のような必然のような

そんな思いもあり

ずかずかと乗り込んでみた。

それが結果
私のリセットになった祭りにもなった。


コハルの話はどうでもよいか…

総合演出を手掛けた腰塚さんが
選んだ場所は

戸隠でも戸隠連峰の端から端がみえる

怪無山…
妖怪ももののけの仲間✨…

つまりもののけが無い山
と書く山に
もののけを集めるという

この祭りには
ストーリーがある。

それもかなり神がかった物語り…

子供の頃から
神話と共に生きてきた戸隠民の血が
騒がないわけがない。

全て隠される戸隠の神話が再現される‼️

そして
当たり前に過ごしてる村人には感じない
戸隠を大好きで
たまらない人が

戸隠の色んな封印を解き
宝を見つけるような祭り。

その山に

そんじょそこらの規模ではない
櫓が建てられた



当日。

ここに佐藤健作さんのおよそ1㌧の
太鼓が乗せられた‼️



こうすると櫓の大きさが分かるかな。

それぞれに準備が始まる…


前日まで
笑いが消える程の雨もふり
かなり
作業を手こずらせた

雨が降れば冷え
夜になれば15℃をきる日もあって

体調を崩す造祭者もいながら
連日
『戸隠もののけ祭り』のために
たくさんの人が動いてくれた。

私はただ祭りが無事に成功すること
龍神様が暴れないよう天気を祈り歩くことしか出来なくて
もどかしかった


そして当日。
前夜に2日分の雨だったんじゃないかと思うほどの
雨が降り
怪無山は泥濘…


だけど晴れだ‼️
ここ数日見れなかった青空に
改めて感謝出来る❤

神様…
お願い聞いてくれてありがとうございます(*^^*)
これからおっぱじめますと
戸隠神社からのご祈祷が行われた。

なんとね!
嬉しかったのは
何もお手伝い出来ない私に
腰塚さんが祭事のしめ縄をつくって欲しいと
言ってくれたの❤️

櫓にはると思って
かなり長めに縒ったから余ってしまって

それを
聖紅ちゃんが
御神事はもちろん

縄文の住居再現のなかに使ってくれたり



皆さんや神様ををお迎えする鳥居に
使ってくれて嬉しかった(*^^*)💕


そして
御神事


なんと!
玉串まで参加させてもらえた❤️
嬉しかったなぁー



佐藤健作の太鼓と宮下さんの法螺貝の
合図で祭りが始まる

初日から一緒に動いていた
島根からきたスリランカカレー屋の
なっちゃんのお手伝いもしてたので

初っぱなの光士郎さんの舞は見れなかった。
(実は二日目の朝サプライズで見れた❤️)




なっちゃんが
三味線最高だったよーーー❤️

行ってきてーと言うので

私ですら知ってる水曜日のカンパネラさんちを
ゆったり聞かせてもらった🎵





戸隠に稽古場がある
佐藤健作さんは

ちょいと太鼓をかじっていたコハルには
憧れの方…

なっちゃんに無理行って
そこからのステージは全てみせてもらった。

なっちゃんのほうが
島根からの来て観たかっただろうにと
反省はしてる…

健作さんの太鼓をめがけ
戸隠民も集まるだろう…

戸隠民の前に出るのに抵抗があったのに

さすが神様…

その時間。

なんとも幻想的な…

とても神秘的な深い深い霧が戸隠山から
涌き出てきた

これなら誰が誰だか分かんない😅と櫓に向かう。


その少し前
某の皆さんと演奏を聞きながら空をみる。

戸隠山から来る雲
飯綱から来る雲
鬼無里から来る雲

さとしさんが
『色んな方向から雲が来るのは普通なのか?』と
不思議そうにいう



確か

神様が集まるとき
こんな雲が流れる

時にぶつかって
黒龍が現れたかのように
嵐になることすらある

そうだ。
その時も秋祭りだった!

なんて子供の頃に見た雲を思い出す。

我に返り
『そうだ!ここは戸隠
    雲にのり…
  龍にのり…
   神様が集まってきてる
    宴の始まりだ!』

そのあとの深い深い霧…

アマテララスさんが
扉を開けるのを待ってるような深い霧。

そのなか
宮下さんの法螺貝が響き

健作さんの太鼓が鳴る


1㌧もの太鼓を目掛け
佐藤さんがはしごを上がる

宮下さんも続き

まるで遠くの神々を呼ぶかのように
太鼓と法螺を響かせた


素晴らし過ぎて体が動かなかった。
戸隠の
この場所で
こんか素晴らしいステージが用意されたことに
改めて感謝した。





演奏が終わる頃にはすっかり霧も晴れ

その余韻が消えぬまま

今回のメインとも言える『花柳凛』ちゃんの
ステージが始まる


こんなキレイな人がいるのかと思うくらい…

表現の言葉が見当たらない…ほどの美しさ。



素晴らし過ぎて下手なコメントだせないので

先日動画をシェアしましたので
そちらを
ご覧ください。

アマテララス大神が
岩戸に隠れ世は闇の世界に…
アメノウズメノミコトが舞を舞い
八百万の神が
宴を楽しむ

そんな神話のままを再現…

いや再現ではなくまさに今ここで!
という感じでした‼️



もののけ祭り第一日目のお題

アメノウズメの新月祭


アマテララス大命神が姿をあらわし
世は再び光に満たされる

全てを解放し
みずから持つ真の輝きを放つべき…

内側から溢れんばかりの光が柱となり
地球から宇宙へ
まっすぐのびる。

そして
宇宙いち輝く星となる地球。

そのきっかけを作ってくれた素晴らしい祭り。

個々が解放されるのは
次の日の
アメノタジカラオウの太陽祭

載せきれないので
次へ続きます

言葉が足りなくてごめんなさい。
ほんとに素晴らしい祭りを
コハルの言葉で書きました❤️