今日はめちゃめちゃお天気がよいね…

今週は生まれた場所で過ごしてる。

庭にいた

父と久しぶりに話したんだ。



コハルは、

色んなことがあって

大好きなこの土地を飛び出した。

しかも父のお誕生日にだ。

父には私が

生きる糧で

頼みの綱で

希望だった。

私もそれに勤めることで

幸せとは別に

役に立ってる…

それが娘の出来ることと思ってた。


だから出てから

しばらくは自分を攻め続け

約3年経ち

ようやく罪悪感みたいなものとも

仲良くなった。

そんな父と

約3年ぶりに庭で普通に普通の話をした。



雨上がりのデッキチェアに座ると

そこは濡れてるからと

椅子を用意してくれた。



私は

期待のなか

頑張って精一杯の笑顔で

たくさんの人を癒し安らげるため

身を粉にして働いた。


辛いと愚痴をこぼしてもいたし

何回も一人で泣いた…

それでも朝がきて

店に立つと女将になった。

そのくらい頑張っていた。

だから手にするものも多かった。

いま思えば

なに不自由ない暮らしだった。

父はその生活に戻らないのか?って

やっと切り出した。

『戻ってこい』と

言葉の代わりに

体の毛穴から

発してる『戻ってこい』オーラを

出してるのに言わないのに

今日は言ってた。

私は『うん…』と言った。

自由とはかけ離れた父の人生。

そんな父からしてみれば

私は自由を許してもらった人間だ。




また庭を眺めながら

思った。




今と比べると

なに不自由ない暮らしだったなぁーと

その時に感謝してる。ものすごく…

家族もいて

笑いもあり

仲間もたくさんいて

信頼も信用もあった。

でも

今のような

心の穏やかさはなく

常に心に大きな穴を開け

月を見て帰りたいなって泣いてた(笑)ほんとに。

何が欲しいわけじゃなく

いつも満たされてはいなかった。

自由になりたかったのかもしれない。

何かを探していたのかもしれない。

そして今。

自分の定めた矢印の方向へ

進むことを自分に宣言し自由に生きてる。

生かされてる…かな。

不自由だらけで

娘たちに何もしてあげてない。

ここにいるとなに不自由ない暮らしと

自由がある。

だけどすぐに苦しくなるだろう。

きっと

私は不自由な暮らしがちょうどいいんだろう。

その瞬間を生きてる事で

先の事はその時考えようと

生きてるから。

なに不自由ない暮らしはそのうち来る。


お父さん…

お父さんから見たら

不憫でしょうね…

心配でしょうね…

なんで…と心を痛めてるでしょうね…

首に縄をつけておきたいでしょうね…

だけど

コハルはやりたいことがある。

それを形にするまで

不自由な今を生きるよ。

お父さんは

私の偉大な偉大な存在です。

世界一尊敬してるお父さんです。

離れたからこそ

不自由だからこそ

手にしたものはたくさんある。

ありがとう…

写神集
かならず
だすぞーーー‼️
       
         コハルがんばろっと