抗がん剤治療8回(約半年間)を終え、いよいよ手術ですが・・・
その前に、抗がん剤治療を経て、シコリの変化を確認すべく、CT&MRI検査。
そして、血液検査などいろいろな術前検査を実施。
CT&MRI検査は乳ガンがわかってから、人生で初めて経験した。
だって、大きな病気なんてしたことなかったもん(・ε・)
健康優良児そのものだったからね~(_ _。)
初CT&MRIでは、シコリの詳細や臓器への転移を確かめるという、何もかも逃げ出したい衝動にかられながら、心臓を吐き出すくらいの緊張の中やったな・・・(しみじみ)
あまりの緊張で、詳細をあんまり覚えていない(苦笑)
でも、今回のCT&MRIは自信を持って、実施できた。
シコリが触れないほど、確実に小さくなってたから。
残念ながら、脇のシコリはまだまだ残ってたけど、卵一個の時に比べたら、全然小さくなってた。
CTの筒の中で・・・MRIのうるさい装置の中で・・・
半年前の恐怖に怯えて検査したことを思い出しつつ、感慨深かった。
検査終了後、結果&手術の計画を聞くために、いざ診察室へ
まず、最初に思ったのは・・・いつもと先生が違う!!
なぜ偉い先生が・・・(゜д゜;)
偉い先生と最初に会ったのは・・・
ワタシがガンの告知を受けた後に紹介されて、「これから治療を頑張っていきましょう」と力強い言葉をもらって以来の対面。
手術は偉い先生が執刀するから、説明もこの先生なのねガッテン
CTやMRIの結果では、シコリがどこにあるかわからないぐらい小さくなってるとのこと。
場合によってはガンが消失してる可能性もあり、手術して、確かめるとのことだった。
「よく頑張ったね」
これには嬉しくて嬉しくて、涙が出るくらいだった。
だけど、その直後、耳を疑う言葉が・・・
「それだけ抗がん剤が効いたってことは、逆を言えば、それだけ悪性度が高いってことだけどね・・・」
「最初のCT・MRIでは、腋のリンパが大きすぎて、造影剤が流れてなかったぐらいだよ」
「良かったよかった~」
えっ!?(絶句)
良かった~ちゃうわ、ボケ。
アンタ、何言ってんの!!!!!
そんなこと思ってても、患者の前で言うか
もうビックリしすぎて、言葉がでんかった。
悲しかった。
患者の体をデータとして見ていないような医者って、やっぱりいるんかな。。。
手術の腕は一流なんかもしれんけど、ちょっと人間性疑うな・・・
まぁ、きちんと手術してくれたらいいんやけど・・・( ̄ー ̄;
というわけで、おかげさまで、抗がん剤がよく効き、シコリも消失の可能性があるということで、部分切除+リンパ節郭清術でいきますという説明をうけ、同意した。
さぁ、次は手術&入院だ~~~!!
手術日は・・・2012年6月6日
(補足)
進行ガンとわかってから、こんな胸いらないと思ってたから、全摘でも良かったし、むしろ再発の可能性が少しでも減るなら全摘にしてほしかったんやけど、先生は、ワタシには全摘は必要ないという見解だった。
全摘でも部分切除でも、手術後の放射腺治療で、再発率はさほど変わりないというデータもあるし、体の負担などを考えても、部分切除で充分ということで、ワタシも納得した。
今となれば、少し形の崩れた小さな胸を見ながら、全摘しとけば良かったという気持ちがあるのは正直なところだ。(アンジーのニュースみて余計にね・・・)
全摘のほうが潔い。
胸の形やシコリだって気にならない。
お金があれば、キレイな胸に再建できる(部分でもできるけど・・・)
だけど、全摘してたらしてたで、後悔してたかもしれないし・・・これは誰にもわからないけど、手術を同意する時点で必ず自分の納得する術式でしたほうがいいのは確かだね。
ワタシは、少し揺れてたから・・・今も少し後悔が残ってます。