NHKの語学番組 『トラッド・ジャパン』を見ています。その中でのお話。


「日本語にはリンリンとか、ゴンゴン、パンパンなどの擬音が豊富にあるけど、

英語には少ない」。


これはよく聞くことで、なんだか日本語のほうが細やかなんだなという印象を

もっていました。しかし…


英語はもともと音を表現する言語だから、擬音がそのまま単語になっている

場合がたくさんあるそうです。


たとえば 「ベルを鳴らす」は ring 

    「鐘を鳴らす」は gong

    「手をたたく」は clap


そう、リング、ゴング、クラップというのは、それぞれがたてる音なんですね。

日本語で「鳴らす」と言っても全くイメージがわかないので、リンリンとかゴンゴンと

擬音で補っているわけです。


言葉の成り立ちっておもしろいですね。

「三度炊く 米さへこはし 柔かし 思ふままには ならぬ世の中」


江戸中期の便々館湖鯉鮒(べんべんかんこりゅう)という人の狂歌だそうです。

「思いのまま」と「思い通りのマンマ(ご飯)」が掛かっているのがミソですね。


何か思い通りにならなくてへこんでいても、この句を思い出したらクスッと

笑えそうです。


せめてホカホカのおいしいご飯を食べて、元気出そうかなって気になれそうです。


ちなみにわが家にはかため派とやわらかめ派がいて、どちらも満足するように

炊くのは至難の技です。特にこの新米の時期は、水加減が難しいですよね。

最近、「ダイバーシティ」という言葉をよく耳にします。


最初に聞いたときは「ダイバーの町??」


潜水服で気持ちよさそうに泳ぐ人たちがいっぱいの、

海底都市を想像したものです。


もともとは diversity (多様性)という英語ですが、発音は

ディバーシティ あるいは デバーシティ のほうが近いと思う。

それがなぜ「ダイバー」になったのか不思議です。


こんなことを考えていたら、カルピスの話を思い出しました。

「カルピスがおいしい」と英語圏の人に言うと、気持ち悪がられたとか。


カルピスがカウピス⇒cow piss(牛のおしっこ)に聞こえるからだそうです。


多様性が認められる社会というのは居心地がいいはず。

もっと定着してほしい概念ですから、ふさわしい日本語を考えれば

いいのにな、とも思います。