準備をする暇もなく旅立ってしまった主人です。


葬儀をするのに、何処でする?


仏式は暗黙に決まっていましたが、お寺さんはどうする?


自宅でデイをしているため、遺体を自宅に運ぶわけにもいかず、葬祭センターの方にお願いして、葬祭センターに直接運んでもらいました。


「お寺さんはどうしますか?宗派はありますか?」


主人の実家は、門徒でしたが、主人の両親が出雲の神様を信心して、仏教から変わった家です。


出雲の神様は、亡くなった人は魂になって神様になるので、お骨はいらないそうで、お墓はありません。



私の実家は曹洞宗ですが、近くの曹洞宗のお寺は格式の高いところが多くて・・・。


結局、近くの臨済宗のお寺にお願いしました。


すぐに、副住職が枕経に来てくださり、具体的な話になりました。


まずは


「葬祭センターでやると簡単だけど、うちは会館があるからそこでやると葬儀代は安くできるよ。通夜の日も納棺しないで、布団で寝たままの家庭的な通夜ができるけどね」


その日のうちにもう一度運んでいただき、お寺の会館に移動しました。


うちからは車で2~3分のところです。


シャワーや台所もついていて、利用させていただけます。


仮通夜は会館、本通夜と葬儀は本堂を使わせていただくことにしました。



それから、戒名の話。


「~院~居士」が一番高い。~信士まで   だいたいの値段を言われどれにしますか?と。

それによってこれからの寄付も違ってくるそうです。そんなこと急に言われても・・・、息子もまだ帰ってきていないし・・・。

上座・・など、なじみのない戒名もあるんですね。

結局、父や母もそうなので「~院~居士」でお願いしました。


信士の倍くらいの戒名料です。


息子は帰ってきてから


「お前(生意気な息子は私をこう呼びます)の気が済むようにすればいいよ」



副住職が「お父さんは生前なにをしていたの?趣味は?」など聞かれ??と、思っていたら、戒名をつけるのにはそういう生活史が必要なのですね。

介護と一緒だなあ~と、思いました。


ついた戒名は


慈法院泰山北斗居士


慈   主人には一番似つかわしくない字かも・・

北斗  北斗になっちゃった・・


泰山北斗 はその道を一生懸命貫き通した人  と、説明をしてくださいました。



仮通夜は、息子と私と主人の3人で布団を並べて寝ました。 28年ぶりのことです。


本通夜の日は、主人の叔母、姉、姪が一緒に泊ってくれて・・賑やかなお通夜になりました。


お淋見舞いにもって来てくれた、ビールと日本酒がいつの間にか半分ほどになり


翌朝葬祭センターの人に


「気のせいか、お酒が減っているような・・??お父さんが飲んだんですかねえ~」


と言われてしまいました。