鳩と雀とおじさん | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

鳩と雀とおじさん

人のいない春の朝早い公園
僕はひとり木漏れ日のベンチの上
途中で買ったコンビニの甘い菓子パン
あけたら集まる鳩と雀群れなして
僕の投げるパンをたべる鳩と雀が競う
そんな時におじさんが公園に来て
鳩と雀はおじさんの方に飛んでいった
君は誰も傷つけたくはないから
笑ってばかりいたらいつしか薄暗い部屋に
ここにはどこにも出口なんてないから
乱歩の鏡地獄のよう写る自分がむなしいね
穴をあけて光よ届け木漏れ日のようなやさしい
だけど僕も鏡地獄、笑うことしかできない
おじさんならば穴をあけることできる
鳩や雀にコツコツつつかせてあける



モヤモヤ