微笑シリーズ。朝 | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

微笑シリーズ。朝

『最近朝早いんですよ』
「ほう、何時起き?」
『4時起き』
「それは早いな。だけどなんで?、お前そんな朝早くに用事なんかないだろ」
『そんな言い方ないだろ!』
「は?」
『そんな言い方されたら、それじゃお前、おれがおじいちゃんみたいだろ!』
「いや、そうは言ってないけど」
『毎朝毎朝痛いぐらい朝勃ちしてるっつうの!』
「ああそう」
『毎朝もう、布団がロン毛のシルエットみたくなってるっつうの!』
「Ωみたく?」
『もう、よく晴れた冬の透き通った空気の日には遠くの陸橋から見えるらしいから!』
「そんなわけあるかよ、富士山じゃねえんだから」
『隣のマンションの住人はおれの朝勃ちで時間を知るから!』
「日時計じゃねえんだからそんなわけあるかよ」
『グーグルのストリートビューに映ってるから!』
「うるさいな。で、なんでそんな4時に起きてるんだよ」
『道路に先っぽはみ出してるからね!』
「しつこいよ。ていうか、道路にはみ出してたら勃ってないだろ」
『いやだから、ベロンとはみ出してるのが朝がくると、こう、小人がガリバーを立たせるせるみたいに』
「ロープで引っ張って」
『そうそう、こう引っ張って、バキバキバキっと』
「擬音がおかしいだろ!」
『いや、家を壊しながら勃起してるから』
「シムシティの災害レベルかよ」
『まあでも高さと硬さはあるけど、すんごい細いんですけどね』
「はあ」
『蚊二匹分しかないですから太さは』
「そうですか。で、なんで」
『だから小便するときに力入れると消防ホースみたくドルンドルンたわむからね』
「そうですか。で、なんで」
『普段は電源コードをクルクルまとめるやつでまとめてるんです』
「…………」
『で、必要なときにビーって引っ張り出す』
「………」
『で、しまうときは掃除機のコードみたく、ボタン押したら、グルルルルスパンいって収める』
「ちょっとおもしろいな。グルルルルいってスパンて」
『それでなぜ朝早く起きてるかなんですけど』
「おれ置いてけぼりかよ」
『まあ語れば長くなるんですけど、まず、僕って低血圧でしょ』
「ああ」
『あ、TK2R2でしょ』
「低血圧をロボットの型番みたく言わなくていいんだよ!」
『ただでさえ低血圧なのにましてや常人以上に股間に血が集中してるわけで』
「ていうかTK2R2って言えよ」
『ああ、ケイヨーD2』
「ホームセンターになっちゃったよ」
『まあ低血圧で、朝弱いのが長年の悩みというか』
「うん」
『悩みというか』
「うん」
『まあ、悩みですな』
「なんもないのかよ!、ですなってお前」
『ですよって言うとほれ、流行に乗っちゃうだろ?』
「“ですよ。”なんかみんな忘れてるから安心して使え!」
『彼は僕の友達の知り合いらしいですよ』
「早速使ったよ。使えって言ったけど意識するとやっぱりちょっとむかつくな。ていうかそうなんだ」
『おそらくね』
「憶測だったのかよ」
『彼の経歴を調べると、おそらくあいつと知り合い』
「ですよの経歴を調べるなんてミーハーここに極まれりだな」
『まあどうでもいいんですけど。あ』
「あの歌を口ずさまなくていいぞ」
『いや、家にちゃんと鍵かけてきたか気になっちゃって』
「そんなことをあの間で!?」
『家にちゃんと鍵をかけて、隣の勉三さんの瓶底メガネをちゃんと割ってきたか気になっちゃって』
「お前はキテレツか!、そんなことしてたらまた勉三さん浪人しちゃうだろ!。いいから早起きの話しろ」
『朝なんか嫌いだったんですよ。朝なんか大嫌い。この金髪ブタ野郎!』
「それ小朝だろ!」
『お前のブログつまらないんだよ!』
「おい!、みたこともないだろ」
『お前のブログ荒らしてやる!』
「やめろよ」
『と、泰葉言ってたねえ』
「そんなこと泰葉言ってねえよ」
『はっ、口が過ぎました。腹を切って詫びます』
「そこまでしなくていいよ」
『介抱してください』
「介錯な。以上事務的な泰葉ネタでした」
『泰葉のブログ、格闘家カテゴリに分けられてるけど、格闘家活動していたリングであるハッスルが消滅という哀愁ね』
「もう泰葉はいいんだよ。早起きの話だ早起きの」
『まあ、朝起きるのが苦手だから、逆にもっと早く起きてのんびり覚醒しようってすんごい真面目人間なだけの話なんですけど』
「あっさりとまあ」
『朝早く起きるようになってから、まあ早起きは三文の得なんて言いますけど、ちょっと楽しみなことができましてね』
「へー、どんな」
『おはよんって番組知ってます?』
「ああ、日テレでズームインの前にやってるニュース番組だろ?」
『うん。それに出演してるあーみんが気になってしょうがなくなっちゃって』
「あーみん?」
『知ってるだろ?』
「知らないよ」
『嘘だろ?』
「嘘ついてどうすんだよ。おれおはよん観てないし、なんならあーみんって言われた時、真っ先に浮かんだのは幸田シャーミンだしね」
『女子大生の網野真弓のことだよ?』
「女子大生とかつけられて範囲を絞られても。知らないよ」
『どうしてだ!』
「どうしてだじゃねえよ。知らないもんは知らないよ。なにその娘、お前が気になるってことは美人なの?」
『いや、世間一般では美人とは言わないだろうな』
「かわいくないの?、あ、わかった。ニュースを読んでる時になにかあるとか」
『基本的にあーみんはニュース読まないから』
「ああそう。じゃあ、巨乳とか脚がきれいだとか、体型がいいの?」
『いや、身長146センチだしな』
「146!?」
『146』
「低いなまたそれは。じゃあどうしてそんなにお前はその娘気になっちゃってるんだ?」
『まずかわいいだろ』
「ああ、まずそこの認識が」
『ちっちゃいし、声も聞いてて嬉しくなるようないい声してる。それに背が小さいから上目遣いのカットが多いんだよ。あーみんの上目遣いときたら、彼女は僕を朝から最高の気分にさせてくれます』
「…うん」
『だけどそんなものはあーみんの魅力のおまけに過ぎないんだよ』
「というと?」
『あーみんの番組内での役割はちょっとしたコーナーのにぎやかし要員なんだけど』
「うん」
『こう、なんかニュースの合間合間でかぶり物とかするんだけど』
「うん」
『あーみんはそのにぎやかしを、なんつうかなあ』
「うわ、なんつうかなあ出た。理解しがたい思いをなんとかおれに伝えようとしてやがる」
『はしゃがずにしかしノリよくこなすんだよ』
「…そうか、微妙にわからないな」
『他の女子大生ポジションの奴らははしゃぐだけでさ、楽しさの押し売りみたいでつまらないんだよ。でもあーみんは、ああ、女子大生ポジションの奴らは日によって代わるんだ。だからあーみんは週二回ぐらいしか出ないんだよ』
「…うん」
『だからさ、ちょっと聞いてよ。そうだよこれが言いたかった』
「なんだよ」
『いやさ、おれは番組が始まるまで今日の女子大生ポジションが誰か知らないで、寝ぼけ眼をこすりながら布団の中で待機してるんだよ』
「…うん」
『あーみんを知ってから、はじめのうちはさ、なんだよ今日はあーみんじゃねえのかよそれじゃあ観る価値ねえよってテレビ消して二度寝に入ってたんだけど』
「…結局週の大半は早起きしてねえじゃねえか」
『あーみんのために朝からおれギャンブルスタート切ってから』
「なにかっこつけた言い方してんだこいつ…」
『でまあはじめのうちはそうだったんだよ。だけどさ、近頃どうも、今日はあーみんじゃないな、それなら寝れるな、になってきたんだよ!』
「…そうですか」
『なにこの感情!、なにこれ!』
「…しったこっちゃねえよ」
『これはあれだからね!?、あーみんがでてる日には、“今日は寝れないな”と薄々思ってるってことだからね!?』
「そう…なるな」
『なにこの感情!、感覚!、自分から勝手に恋心を抱いておいて』
「恋をしてたんだ」
『自分から勝手に恋をしておいて、めんどくさくなったらポイだよ!』
「別にお前に捨てられたわけじゃないだろあーみんは」
『ポイしないでください!』
「リア・ディゾンかよ」
『自分自身のロマンチックをポイしないでください!』
「ああ自分に言ってたのね。気持ち悪い」
『はじめてあーみんを知った日の気持ちをポイしないでください!』
「気持ち悪いんだよ!」
『あーみん以前にこんな気持ちになったのは、たまたまレンタルしたDVD、“コスプレインターナショナル”でスペースチャンネル5のコスプレしてた外国娘を観た時以来だよ!』
「AVじゃねえかそれ」




終わり。雑。特に後半。それにしてもひょんなことから思い出したけど、かわいかったなあ、スペースチャンネル5(古っ)の人。

ま、あーみんにはかなわないけどねって気持ち悪いなおれ。おれ、あーみんの為なら膝から下切断してもいいや、って自分より背の低い人があーみんのタイプなわけないよ!?

しかし、この、“今日はあーみん出ないから眠れる”って気持ちなんなんだろう。解せないよ。こんなに好きなのに、って気持ち悪いんだよおれ!!


え?、実際に4時に起きてギャンブルスタート切ってるのかって?


ご冗談でしょファインマンさん、


会いたくて夜も眠れねえよ


気持ち悪っ。鳥肌たつわ!。録画万歳。気持ち悪っ。