微笑シリーズ。おもしろい死に方。 | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

微笑シリーズ。おもしろい死に方。

『死は本人にとって最も意外な時にやってくる、という警句がありますな』
「お、おう」
『どうだい?、今日はひとつ、死に方について論じてみようじゃないか』
「そ、そうか、まあいいけど」
『お前はどうやって死ぬんだ?』
「どうやって死ぬ、って言われても即答はできないけど。だから最も意外な時にやってくるんだから、予測したって無意味だろ」
『お前はどうやったら死ぬんだ?』
「怖えよ!、なにする気だよお前!、死ぬよ!?、おれ普通に死ぬよ!?、普通に割とあっけなく死ぬから殺人行為は控えて!」
『どういうふうな最期を迎えたいんだ?、ああ自殺ですかそれはまた』
「おれなんも言ってねえよ!」
『自殺するぐらいなら人生やり直せよ!』
「自殺しねえよ!、たぶん、いや今のところ自殺する気ねえよ!、元気だよ!、おれ元気だよ!」
『今日はひとつお前がいつ人生を諦めたかについて語ろうと思う』
「いやだよ!、なんだよそれ!、別に諦めてねえし!」
『あのとき、母親が死にかけたときに、父親から“全部お前のせいだからな!”なんて鬼のような目をされて言われなければお前は』
「ほんとのトラウマ持ち出してくるなよ!、やる気失せちゃうだろ!」
『笑えねえよ!』
「だったら言うな!」
『なにがあってそんなこと言われたんだよ』
「それは、子供のころおれがわがままばかり言ったりしてたから」
『はっはっはっ』
「笑ってんじゃねえよ!、それでお前、おれガキのころガキなりに自殺未遂したんだからな。飛び降りる寸前にマンションの管理人に助けられたんだよ」
『はっはっはっ』
「笑ってんじゃねえって!」
『管理人ってお前、はっはっはっ』
「管理人がツボに入ったの!?、なんでだよ」
『管理人って、ケツ毛ボーボーの管理人ってお前』
「なにそれ!?、ケツ毛ボーボー!?、言ってねえし知らねえよ!」
『さて』
「はい」
『毎年毎年、三万人も自殺しているこの宇宙』
「話がでかくなりすぎだよ。宇宙なんか持ち出すから。地球、いや、日本でな。しかし毎年三万人も自殺しているっていうことは、色々計算すると、だいたい百人にひとりふたり自殺しているってことだからね。百人にひとりだよ。学校の学年ひとりかふたり自殺するって計算だよ」
『学年にひとりふたりか、じゃあお前が自殺してくれれば』
「成り立たねえよ!?、別に自殺に枠があるわけじゃねえから、もうこのクラスから自殺者は出ませんってならないよ!?」
『クラスにひとりぐらい自殺係いるだろ』
「いねえよ!、なんだよ自殺係って、掲示係みたく言うな!」
『たまに自殺係の人が給食を食べない日があるんだ。どうして食べないのって訊くと、これ毒入りなんだよねって』
「それ戦中のかわいそうなゾウの話だろ!、ていうかそれ自殺係じゃなくて殺人ターゲット係だろ!、どんな規模のいじめだよ!」
『自殺未遂係ってのもいて』
「それクラスのちょっと変わった子だろ!、いっつもリストバンドしてる子だろ!、どうしてリストバンドしてるのって訊くと嬉しそうに経緯を話し出すタイプの子だろそれ!」
『まあ、如何せん多すぎるよね』
「毎年三万人だもんな。東京ドームいっぱいってことはないけど、かなり埋まる数だもん」
『多すぎるよ。AKB48は』
「いつからAKB48の話になってたんだよ!、多すぎるけど!」
『あの中で何人自殺すんのかな』
「やめろ!、そんなこと口に出して言うもんじゃねえ!」
『そうだよな、AKB42になったとき縁起悪いもんな』
「お前頭のなかで何人殺してんだよ!、やめろ!」
『AKB12ぐらいになるともう、すごいゾクゾクするよな』
「ゾクゾクどころの騒ぎじゃないだろ!、なんだ24の瞳かそれは!、やめろって」
『AKB2ぐらいになると、どうしてお前たちが残ったみたいな』
「だからそんなこと言ってる場合じゃねえだろ!、ファンか?、それ言ってるのファンか?、やめなさい、ね」
『隣に殺人鬼がいる!ってさ、残りの片方はわかっちゃうわけじゃない』
「自殺じゃなかったのかよ」
『もう片方はビクビクよ』
「警察行けよ」
『殺人鬼からもらったニンジンを食べるのを頑なに拒否するからね』
「だからそれかわいそうなゾウの話だろ!、ニンジンってお前」
『あれ?』
「なんだよ」
『話がつまらないんだけど』
「全部お前のせいだからな!」
『まあ、自殺するにせよ天寿を全うするにせよ、儚い夢物語よな、人生ってやつは。風前の塵よ』
「なんか言い出したよ」
『だって生きてたってなんも楽しいことなんかないじゃない』
「そうかな」
『おもしろいことなんか無いね。これはおもしろいんだって自己欺瞞にはまっているものはあるけど』
「思い込んでいるってことだな」
『だからこのつまらない話も、君がこれはおもしろいって自分に思いこませて読まなければならないんだよ』
「無理強いすんなよ」
『いいか、生きてるだけじゃおもしろいことなんかひとつもねえ。生きてるだけなんて虫の一生と同じさ。おもしろいことってのはふってわいてくるもんじゃねえ。自分で掴み取らなきゃいけない』
「そうだな」
『自分で自分を楽しくさせなきゃおもしろいことなんかねえ』
「うーん」
『だからね、監督兼演出家兼主役兼エグゼクティブプロデューサーなんだよ。ひとりひとりが。ひとりで企画をたて、練って、予算を引っ張ってきて、狂ったように踊りを踊り続けて。まるでピエロだ。あげるよ!、そんな君におれはあげるよ!、陽の目も当たらぬ君たちにおれはあげるよ!、ブルーリボン賞だ!、アカデミー賞だ!、ついでにあれだノーベル賞も持っていけ!』
「意味わかんねえよ」
『わかんねえ?、だからだな、ひとりでホテルのイベント会場を押さえて、ケーキを予約して、ツリーに飾りをつけて、大きな靴下を用意する。そんなひとりクリスマスパーティーなんだよ!』
「ひとりでクリスマスパーティーなんてどう足掻いたっておもしろく思えねえよ!」
『次の日、酔いからさめて目覚めた時に、靴下に、サンタさんからのプレゼントが、ない!、ない!、ない!、…死にたい』
「死ぬな!、ていうかプレゼントもちゃんと用意しとけよ!そこまで準備してるならよぉ!」
『おいおい、プレゼントまで用意しちゃったらサンタさんの役割がなくなっちゃうだろ?』
「純心か!」




終わり、じゃなくて、投げ出した、かな。めちゃくちゃ。めちゃくちゃ過ぎる。てきとーにも程がある。やっぱり眠たい時にやるもんじゃないな。初期構想では『おもしろい死に方ってなんだろ?』「やっぱり、爆死じゃないか?」って話だったのに。

去年のクリスマスになに書いたっけ、と自分のブログを紐解いてみた。

……!?。

見なきゃよかった。クリスマスどころじゃなかったしなあ…


クリスマスにスナイパー、苦しませはしないさ(去年のクリスマス間近のモヤモヤシリーズより抜粋)

って、今思えば相当病んでるね。あ、今も病んでる。それにしてもなぜスコープという言葉を使わなかった当時のおれ!覗けよスコープを!バカかお前は!バカでした。

いやあ、最近集中力がめっきりめきめきめっきめきです。さあブログでもやるかななんて思うと、すぐにちんこに手が伸びる。それ集中力がめっきめきじゃなくて勃起力でむっくむくやないかい!!

…はあ。白くなる一方のため息にも色鮮やかなイルミを施してえ。色とりどりのため息は、一息吐けばきっとその人をを幸せに包むでしょう。