微笑シリーズ。なつかしのアニメ最終回 | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

微笑シリーズ。なつかしのアニメ最終回

『なつかしのアニメ最終回ってのはどうだい?』
「いきなり、どうだい?、ってきかれてもな」
『なつかしのアニメといやおれたちの世代じゃ、まずあれだろ?、それにあれもいいよな。それと忘れちゃいけないのがあれね』
「あれしか言ってねえから何も伝わってこねえよ」
『え!?知らないの?』
「何をだよ」
『アニメの名作、あれシリーズを』
「は!?」
『あれシリーズを!』
「そんな強く言われたって、あれシリーズ?あれ、だけじゃわかんかねえよ、どれだよ」
『いやだから、世界名作あれシリーズだよ?』
「世界名作劇場のこと?」
『ああ、そっちもいいけど、あれだよ』
「もうわかんねえよ。お手上げだ」
『だから、あれシリーズだよ』
「わかんねえよ、めんどくせえな。あれシリーズって、“あれシリーズ”っていうアニメシリーズなのか?」
『さっきからそう言ってるだろ』
「そうだったのかよ。もう、そうですね、としかお前に返せないよ」
『やっぱりあれシリーズっていえば』
「もう思う存分あれシリーズを語ってくれ。ついかやっぱりあれシリーズってなんだよそれ!大体シリーズって言うからにはどんなあれがあんだよ」
『おっ、興味を持ちましたね?』
「持ってねえよ!強いていえば興味より若干の殺意を持ってるよ!」
『ああ、殺意寄りの興味を』
「殺意寄りの興味ってなんのことだよ!」
『警部、犯人の興味は鋭利な刃物と思われます!』
「犯人の興味はってお前、それ興味じゃなくて凶器だろ!殺意寄りの興味じゃなくて、血の付いた凶器だろ!まったく語感が違うし!ていうか殺意寄りの興味ってなんなんだよ!?」
『ま、あらゆる意味で、アイハブア殺意ってわけですか』
「意味わかんない」
『そうだな、あれシリーズには』
「あ、話を戻した」
『あれシリーズには、あれとか、あれとか』
「そんこったろうとは思ったよ!」
『他にもあれとか』
「どうせ全部あれなんだろ!?」
『……あれとかな』
「なんかひねれよ!あれだけじゃなくてよ!」
『そんなこと言われてもな』
「あれだけか!?ほんとにあれだけなのか!?」
『あれ、だけ、だな』
「三段活用みたくいってんじゃねえよ!、なんだよあれ、だけ、だなってお前」
『いっけね、噛んじった』
「どんな噛みかたすりゃあれだけだなが、あれ、だけ、だな、になるんだよ」
『わ、る、い』
「もはや噛んでるんじゃなくてロボットみたいになっちゃったよ!」
『ワレワレハロボットダ』
「宇宙人だろ喉を叩きながら発音するやつは!、噛んでねえし」
『…があ』
「なんだよ!おれに噛みついてんじゃねえよ」
『いやあ、そういや最近お前噛んでないなってさ』
「てさ、じゃねえよ!最近もなにもおれお前に噛みつかれたことないからね」
『ワレワレハ宇宙人ダ。何だと?ならばおれは地球を代表する変態になってやろう』
「意味わかんないこと勝手に始めんなよ!、地球を代表する変態になってやろうって、今現在地球を代表する変態じゃねえし、地球を代表する変態になってどうすんだよせっかく丁寧に自己紹介してくれた宇宙人相手に!」
『悪い子はいねえがって』
「なまはげだろそれ、確かに結構前に女湯に入った変態なまはげいたけど!」
『宇宙なまはげだよ。宇宙空間になまはげ。スペースなまはげだね』
「めんどくせえな」
『その正体は秋田県人である!』
「……うん、だからどうした」
『この世から悪い子がいなくなったら、なまはげは一体どこへ行ってしまうのだろうか』
「知らねえよ」
『この世がいい子だらけになった時、なまはげは一体どうするのだろう?悪い子はいねえがあ、悪い子はいねえがあ、いえいませんよと、いませんよと無碍にされたなまはげの行く末に、果たして光は差すのだろうか』
「悪い子はいなくなんねえから安心しろ」
『…それは真理だねえ』
「ほんとめんどくせえなた」
『では、ちょっとシャレにならないことで警察にパクられた不良中学生の前になまはげが現れたら、手に持ったその包丁で刺すのかね?』
「知らねえって!おれは何も知らねえんだ!」
『うん?、おれは今、なまはげの核をついたのかもしれんぞ』
「いつからなまはげ談義になったんだよ」
『その昔、村でちょっとシャレにならない悪さをした今でいう中学生がいました。彼らは殺意寄りの興味を持っていて』
「でた殺意寄りの興味」
『同年代の子供を殺してしまった。それに怒り狂った被害者の父親は、少年たちが司法の手に回る前に、悪い子だと、包丁で報復にでた。その父親があまりの怒りから、ふさふさだった頭髪が一夜にして生々しく禿げていたためにそれがなまはげの由来となった』
「民明書房か」
『なまはげって、道に迷っても誰にも道を訊けないよね』
「しつこいな。えっと、あれの話だったろ?」
『あれ?』
「ほらあれだよあれ」
『あれ?』
「あれだって」
『あれあれ言われても、わかんねえよ』
「もういいよ、どうもあり」
『よくないよ!あれな、あれシリーズのことな』
「うわ、せっかく久しぶりに体よく終われたと思ったのに、ぶり返してきやがった」
『あれシリーズの内容の話だったっけ?』
「そうだったか?」
『そうだろ』
「…そうか、じゃあ、内容は?」
『内容っつっても、何作目のよ?』
「じゃあ三作目」
『なんでいきなり三作目に飛ぶかな。普通一作目から順番通りにきかない?おれは一応の確認として何作目か訊いたってのに』
「ああもう、じゃあ一作目の」
『ほら、そうやって自分が不利だとみるやいなやすぐにこっちの意見に同調しちゃってさ』
「うるせえな。早く一作目の内容言えよ」
『ったくよ。一作目のあれの内容はあれだったな』
「えっと、それは一作目の内容がひどかったって意味と受け取っていいのかな?」
『うん』
「ああ、正解した」
『二作目のあれの内容』
「きいてないけども?」
『あっそう。ではあらためて、二作目のあれ』
「もう言えばいい」
『もあれだったな』
「だめじゃねえかあれシリーズ」
『三作目も制作にとりかかったんだけど、一作目と二作目の内容があれだったから、結局制作途中であれしちゃってな。日の目を見ることはなかった』
「だから三作目から訊いちゃいけなかったのか」
『そんなあれシリーズ。18禁』
「18禁ってつけちゃったら、あれ、の意味変わってきちゃうけど!?」
『さすがにモザイク無しに挑んじゃったら、駄目』
「駄目だよ!」
『表紙にゃ一切そう書いてないのに内容は強烈なス○トロだしな』
「駄目だあれシリーズ」
『カストロ議長もびっくりだ』
「中学生みたいなこと言ってんじゃねえ」
『ところで、世界名作劇場でさ』
「舵を急にきるよなお前は」
『やっぱりフランダースの犬の最終回は皆さんのご記憶に新しいのではないですか?』
「新しくはないけど、印象には残ってるっつうか、フランダースの犬のストーリーを知らなくてもあの、ネロとパトラッシュがノートルダム大聖堂のルーベンスの絵の前で天に召されるシーンに見覚えがある人は多いだろうな」
『うんちく野郎が』
「…ごめん」
『確かに感動の名場面だよな。なんつうか遺伝子レベルで感動させられるというかさ』
「ああ、そうだな」
『でもおれなんかあのシーンを見るたびに大爆笑だけどな』
「なんでだよ!そこは涙流しとけよ!」
『だってよ、ネロが眠るように死ぬだろ?とても疲れたよ、なんだか眠いんだとか言って』
「まさか」
『あれはさ、視聴者に、ネロは疲れたんなら早く寝ろ!って言わせたいんだろ?』
「…なんて言っていいか言葉が見つからないよ」
『…………』
「…………」
『あ、フランダースの犬が、フランダースのティラノサウルスだったら、おもしろくねえか?』
「お前はフランダースの犬をどうしたいんだよ」
『傍らにいる虫の息のティラノサウルスに向かってネロが、なんだか眠くなっちゃったよ、レックス』
「それネロやなくて安達祐実やないかい!」
『…………』
「…………」














終わり。

ほんとは、フランダースのティラノサウルスを全面に押し出したものになる予定だった。

えっ?、なんで安達祐実がでてきたんだって?

それは自身でお調べになりなさい。ヒントは「家なき子」です。嘘


それにしてもひどいな。これじゃなくて、あれのことな。