モヤモヤ日曜
朝の7時きっかりに僕は目覚めた。昨日も休みだっていうのにあっさりと早寝だったから、重い精神と裏腹に体調は健康そのものだった。
コーヒーを飲んで少し経って出掛ける支度をした。重い足取り引きずり僕はカバンを持って近所の公園に行くのさ。
寝ぼけ眼入り交じる町の朝は日曜日の気配に満ちて、僕は一層やる気をなくした。
公園に着くと一番にベンチに座った。小さな丘の上にあるベンチは少し湿っていた。置かれた灰皿を前にタバコに火をつけて頭を振ったんだ。
早くも公園内は家族連れがちらほら、子供達は嬉しそうにクジャクの羽を見てる。僕も昔同じようにしていた。
三本目のタバコに火をつける。通り過ぎる親達は僕を一瞥、訝しの目を浮かべた。これからのことを思うと、僕はタバコをにじり捨てた。クジャクが笑ってら。
頭にフランスパンを乗せた男に出口はどこかと問うた。出口は自在だと男は答えた。
公園を出て僕はファミレスに向かった。机に白紙のノートを広げた。やることがあるのさ。先輩に言われた、今度宴会で歌うから、「シーソーゲーム」の替え歌。
やってられねえよ。馬鹿らしくてたまらねえよ。
白紙のノートにご自慢のボールペン走らせて上司を殺せと書き込んで、メールを送信した。
これで終わりじゃないのさ。上司についでと言われた、今度結婚式で歌うから、「お嫁サンバ」の替え歌さ。
めくられた新しい白紙のページが僕を見て笑ってる。こんなことをする為にお前は生きているのかと笑ってる。
やってられねえよ。狂ってしまおうかいっそ。
白紙のノートにご自慢のボールペン走らせて父を殺せと書き込んで、メールを送信したのさ。
さっきからなに書いてるの?隣のアル中おばさんが訊いてきた。
とっさにノートを手で覆うと、僕はなんでもないなどと答えたんだ。ああ。
店員が笑ってら。
僕はそそくさと店を出て重い足取り引きずって帰路に立った。
石造りの鳥居の前で泣いてる子供に、お母さんはどうしたの?と訊いた。そんなものは自在だと、子供は答えたんだ。そして消えたのさ。昔の面影を断ち切るように。
染み付いた演技が未練がましく腐るほど。
部屋に帰り冷蔵庫を開けて缶ビールを飲んだ。
日曜日。
ケータイを見れば二人から非難轟々のメール、人を犬畜生みたくさ。
日曜日。ああ。
消えてゆく。消えてゆく。
ほぼ現在進行中のモヤモヤ。
コーヒーを飲んで少し経って出掛ける支度をした。重い足取り引きずり僕はカバンを持って近所の公園に行くのさ。
寝ぼけ眼入り交じる町の朝は日曜日の気配に満ちて、僕は一層やる気をなくした。
公園に着くと一番にベンチに座った。小さな丘の上にあるベンチは少し湿っていた。置かれた灰皿を前にタバコに火をつけて頭を振ったんだ。
早くも公園内は家族連れがちらほら、子供達は嬉しそうにクジャクの羽を見てる。僕も昔同じようにしていた。
三本目のタバコに火をつける。通り過ぎる親達は僕を一瞥、訝しの目を浮かべた。これからのことを思うと、僕はタバコをにじり捨てた。クジャクが笑ってら。
頭にフランスパンを乗せた男に出口はどこかと問うた。出口は自在だと男は答えた。
公園を出て僕はファミレスに向かった。机に白紙のノートを広げた。やることがあるのさ。先輩に言われた、今度宴会で歌うから、「シーソーゲーム」の替え歌。
やってられねえよ。馬鹿らしくてたまらねえよ。
白紙のノートにご自慢のボールペン走らせて上司を殺せと書き込んで、メールを送信した。
これで終わりじゃないのさ。上司についでと言われた、今度結婚式で歌うから、「お嫁サンバ」の替え歌さ。
めくられた新しい白紙のページが僕を見て笑ってる。こんなことをする為にお前は生きているのかと笑ってる。
やってられねえよ。狂ってしまおうかいっそ。
白紙のノートにご自慢のボールペン走らせて父を殺せと書き込んで、メールを送信したのさ。
さっきからなに書いてるの?隣のアル中おばさんが訊いてきた。
とっさにノートを手で覆うと、僕はなんでもないなどと答えたんだ。ああ。
店員が笑ってら。
僕はそそくさと店を出て重い足取り引きずって帰路に立った。
石造りの鳥居の前で泣いてる子供に、お母さんはどうしたの?と訊いた。そんなものは自在だと、子供は答えたんだ。そして消えたのさ。昔の面影を断ち切るように。
染み付いた演技が未練がましく腐るほど。
部屋に帰り冷蔵庫を開けて缶ビールを飲んだ。
日曜日。
ケータイを見れば二人から非難轟々のメール、人を犬畜生みたくさ。
日曜日。ああ。
消えてゆく。消えてゆく。
ほぼ現在進行中のモヤモヤ。