微笑シリーズ。テフロン加工済み人間
『おれさ、一度インタビューってもんを受けてみたいんですよ』
「へー、人見知りひとしおのお前がねぇ。受けたとしてもなんか喋れるのか?」
『喋れるよ!インタビュー受けたいっつってんだから』
「まあまあ」
『喋れるどころかハイテンションで手足バタバタさせちゃうよ!』
「薬中か」
『まあ、あれですよ。インタビューっつっても友人が何か凶悪な事件を起こした時の街頭インタビューじゃないぜ?』
「ああ、あの顔が映らないように胸元アップで、なんなら声も変えられてってやつな」
『そうそう。あ、あれさ、巨乳の人のアップだと』
「不謹慎だよ」
『ともかく、なんかさ、そうだな、スポーツ選手が受ける、ナンバーとかに載るようなインタビューをさ』
「ああ、プレーしてる時とはまた違う顔を見せる的な」
『うん。まかり間違っても堀尾正明にインタビューされたくない』
「おい」
『もしあなたがなんかで有名になってインタビューを受けるとして、そのインタビューのインタビュアーが堀尾正明だったら…そう考えると、ぞっ、としませんか?』
「堀尾正明って元NHKアナウンサーの人だろ?江川卓とうるぐすやってる。ぞっとするか?」
『するだろ』
「そうか?」
『だって千パーセントおもしろくない人じゃないですかあの人』
「おいおい」
『生まれた時から………生まれたての子羊よりつまらないじゃないですか』
「生まれたての子羊って、液まみれじゃないか」
『乾ききってないやつよりつまらないじゃないですか』
「うーん」
『どこから切ってもつまらない。金太郎飴ですよ。つまらない金太郎飴。いや、金太郎飴はおもしろい飴ですけどね』
「金太郎飴にフォロー入れなくていいよ」
『あれですよ。全身がテフロン加工されてる』
「滑りっ放しってか。フライパンじゃねえんだから」
『油要らずだよ』
「顔の油はギッシュしてるだろ」
『それも無駄だろ?』
「それもってどういうことだよ」
『まったく、インタビューだっつってつきまとわれてさ。堀尾正明につきまとわれるぐらいならまだアリクイにつきまとわれる方がましです。オオアリクイじゃありませんよ、コアリクイに』
「どっちでもいいよ」
『おもしろいコアリクイに』
「コアリクイにおもしろいとかあんのかよ」
『堀尾正明、あんなもんはあなた、犬のふぐりですよ。あ、つまらない犬のふぐりです』
「つまらないってことは伝わったから、もういいだろ」
『つまらない国のつまらない県出身のつまらない中学卒業のつまらない工業高校卒業のつまらない大学中退の一人暮らしした先の最寄り駅が新つまらない駅のつまらない人生を送ってるつまらない奴よりつまらないですから』
「壮絶だな」
『だのに』
「だのに?」
『だのに、押し付けてくるからねつまらなさを』
「ああ、自分のセンスを押し付けてくると」
『本当もう一回誰かにぶん殴られたらいいんだよ!』
「つまらねえ奴だなって?」
『もうね、一回さ、愛の無い拳でね』
「ただの暴力じゃねえか」
『もう暴力見舞われたったらええねん!』
「関西弁になった!」
『今まで築いてきた権威をかさにつまらなさを押し付けてくるから。どんな出世欲のベクトルだよ!』
「知らねえよ。もう堀尾正明のことはいいだろ」
『よくねえよ!』
「インタビューを受けてみたいって話だっただろ」
『堀尾正明からは絶対にインタビュー受けたくねえって話だろ!』
「今してるのはな。元は違うだろ」
『もう引き返せねえよ!』
「どれだけ怒りに身を任せてるんだよ」
『これはあれですよ。おれだけの意見じゃないからね』
「はあ」
『石川某しかり』
「ああ、確かにうるぐすでインタビューしてたとき変なガッツポーズを王子に押し付けてたな」
『我が物顔でな。王子はお前のおもちゃじゃねえんだよ!』
「うん、あれは確かにひどかった」
『なんだ!?王子は大人のおもちゃか!?』
「その言い方はないだろ」
『つまらない大人のおもちゃか!?』
「もうつまらないのはわかったって」
『あとあれ、某ビーチの妖精な』
「あれってお前」
『ビーチの妖精なんかもうインタビュー受けてる最中、下半身からからですからね』
「いや、誰からインタビュー受けても基本からからでしょ。変態じゃないんだから」
『いやいや、キムタクからインタビュー受けたら、じゅっさーいきますよ』
「おい!ていうかお前の中のかっこいいランキングは未だにキムタクが一位なんだな」
『横もれギャザーが用をなさないから』
「やめなさい」
『タンポンなんかぱっぽーん飛んできますからね。キムタクの頬をかすめますから』
「どんな体勢でインタビュー受けてんだよ」
『そんな妖精があいつにインタビュー受けてる時は』
「妖精はそんな人じゃねえけど」
『堀尾正明にインタビュー受けてる時はからっからです』
「そうですかとしか言えないよ」
『彼女もパブリックイメージがあるからそれを守るために、仕方なしに笑顔で、妖精としてインタビュー受けてるけど、内心そんなもんじゃないよ』
「ほう」
『もうビーチの妖精なんかじゃない。セルジオの越後ですよ』
「わはははは」
『内心セルジオの越後でインタビュー受けてますからね』
「むすっとしたおっさんを一回通して受け答えしてるんだ」
『ええ、だからあんなインタビュー中に平常心でいられるんです。心にブルドック飼ってますから』
「ブルドックってお前」
『そしてインタビューが終わったらセルシオのセダンに乗ってビーチに帰るんですねぇ』
「なんじゃそりゃ」
終わり。スポーツ選手は堀尾正明とインタビューするって話来た時に絶対ぞっとしてるよね。石川某は大人だよ。当時17歳でなぁ。みじめな気持ちになる話だけど、あんなインタビューされて17歳のおれだったら不機嫌な表情を隠しきれないよ。今のおれならぶん殴ってるよ。まあ殴らないにしても取材拒否ぐらいするよ。王子は大人だ。
おっと、この話は悪口じゃないんだぜ?そのうち村八分になるぞっていう忠告なんだぜ。多分そういうことなんだぜ。
「へー、人見知りひとしおのお前がねぇ。受けたとしてもなんか喋れるのか?」
『喋れるよ!インタビュー受けたいっつってんだから』
「まあまあ」
『喋れるどころかハイテンションで手足バタバタさせちゃうよ!』
「薬中か」
『まあ、あれですよ。インタビューっつっても友人が何か凶悪な事件を起こした時の街頭インタビューじゃないぜ?』
「ああ、あの顔が映らないように胸元アップで、なんなら声も変えられてってやつな」
『そうそう。あ、あれさ、巨乳の人のアップだと』
「不謹慎だよ」
『ともかく、なんかさ、そうだな、スポーツ選手が受ける、ナンバーとかに載るようなインタビューをさ』
「ああ、プレーしてる時とはまた違う顔を見せる的な」
『うん。まかり間違っても堀尾正明にインタビューされたくない』
「おい」
『もしあなたがなんかで有名になってインタビューを受けるとして、そのインタビューのインタビュアーが堀尾正明だったら…そう考えると、ぞっ、としませんか?』
「堀尾正明って元NHKアナウンサーの人だろ?江川卓とうるぐすやってる。ぞっとするか?」
『するだろ』
「そうか?」
『だって千パーセントおもしろくない人じゃないですかあの人』
「おいおい」
『生まれた時から………生まれたての子羊よりつまらないじゃないですか』
「生まれたての子羊って、液まみれじゃないか」
『乾ききってないやつよりつまらないじゃないですか』
「うーん」
『どこから切ってもつまらない。金太郎飴ですよ。つまらない金太郎飴。いや、金太郎飴はおもしろい飴ですけどね』
「金太郎飴にフォロー入れなくていいよ」
『あれですよ。全身がテフロン加工されてる』
「滑りっ放しってか。フライパンじゃねえんだから」
『油要らずだよ』
「顔の油はギッシュしてるだろ」
『それも無駄だろ?』
「それもってどういうことだよ」
『まったく、インタビューだっつってつきまとわれてさ。堀尾正明につきまとわれるぐらいならまだアリクイにつきまとわれる方がましです。オオアリクイじゃありませんよ、コアリクイに』
「どっちでもいいよ」
『おもしろいコアリクイに』
「コアリクイにおもしろいとかあんのかよ」
『堀尾正明、あんなもんはあなた、犬のふぐりですよ。あ、つまらない犬のふぐりです』
「つまらないってことは伝わったから、もういいだろ」
『つまらない国のつまらない県出身のつまらない中学卒業のつまらない工業高校卒業のつまらない大学中退の一人暮らしした先の最寄り駅が新つまらない駅のつまらない人生を送ってるつまらない奴よりつまらないですから』
「壮絶だな」
『だのに』
「だのに?」
『だのに、押し付けてくるからねつまらなさを』
「ああ、自分のセンスを押し付けてくると」
『本当もう一回誰かにぶん殴られたらいいんだよ!』
「つまらねえ奴だなって?」
『もうね、一回さ、愛の無い拳でね』
「ただの暴力じゃねえか」
『もう暴力見舞われたったらええねん!』
「関西弁になった!」
『今まで築いてきた権威をかさにつまらなさを押し付けてくるから。どんな出世欲のベクトルだよ!』
「知らねえよ。もう堀尾正明のことはいいだろ」
『よくねえよ!』
「インタビューを受けてみたいって話だっただろ」
『堀尾正明からは絶対にインタビュー受けたくねえって話だろ!』
「今してるのはな。元は違うだろ」
『もう引き返せねえよ!』
「どれだけ怒りに身を任せてるんだよ」
『これはあれですよ。おれだけの意見じゃないからね』
「はあ」
『石川某しかり』
「ああ、確かにうるぐすでインタビューしてたとき変なガッツポーズを王子に押し付けてたな」
『我が物顔でな。王子はお前のおもちゃじゃねえんだよ!』
「うん、あれは確かにひどかった」
『なんだ!?王子は大人のおもちゃか!?』
「その言い方はないだろ」
『つまらない大人のおもちゃか!?』
「もうつまらないのはわかったって」
『あとあれ、某ビーチの妖精な』
「あれってお前」
『ビーチの妖精なんかもうインタビュー受けてる最中、下半身からからですからね』
「いや、誰からインタビュー受けても基本からからでしょ。変態じゃないんだから」
『いやいや、キムタクからインタビュー受けたら、じゅっさーいきますよ』
「おい!ていうかお前の中のかっこいいランキングは未だにキムタクが一位なんだな」
『横もれギャザーが用をなさないから』
「やめなさい」
『タンポンなんかぱっぽーん飛んできますからね。キムタクの頬をかすめますから』
「どんな体勢でインタビュー受けてんだよ」
『そんな妖精があいつにインタビュー受けてる時は』
「妖精はそんな人じゃねえけど」
『堀尾正明にインタビュー受けてる時はからっからです』
「そうですかとしか言えないよ」
『彼女もパブリックイメージがあるからそれを守るために、仕方なしに笑顔で、妖精としてインタビュー受けてるけど、内心そんなもんじゃないよ』
「ほう」
『もうビーチの妖精なんかじゃない。セルジオの越後ですよ』
「わはははは」
『内心セルジオの越後でインタビュー受けてますからね』
「むすっとしたおっさんを一回通して受け答えしてるんだ」
『ええ、だからあんなインタビュー中に平常心でいられるんです。心にブルドック飼ってますから』
「ブルドックってお前」
『そしてインタビューが終わったらセルシオのセダンに乗ってビーチに帰るんですねぇ』
「なんじゃそりゃ」
終わり。スポーツ選手は堀尾正明とインタビューするって話来た時に絶対ぞっとしてるよね。石川某は大人だよ。当時17歳でなぁ。みじめな気持ちになる話だけど、あんなインタビューされて17歳のおれだったら不機嫌な表情を隠しきれないよ。今のおれならぶん殴ってるよ。まあ殴らないにしても取材拒否ぐらいするよ。王子は大人だ。
おっと、この話は悪口じゃないんだぜ?そのうち村八分になるぞっていう忠告なんだぜ。多分そういうことなんだぜ。