喉に穴をあけられたホエザルのようなもの
どうしろうというのか、そんなこともわからない君は
周りから縁遠いってね、自覚してさまよう
生きにくいよ誰か人を、呼んでやったら、しにくい
君は骸、生きてない人、世界からそう選別されたって
だからむしろ生きてない人、殺したってどうってことないってね
ああ、通りで、明日が待ち遠しくないってさ
そう思えば、昨日から時計が進んでないってさ
生きてないから
ふざけんじゃねえよ、熱い怒りも忘れた君は
人の心に触れてないってね、おしなべて閉じこまって
理解されない君はいつも、待ってたってさ、しにくい
君は骸、生きてない人、あの子にもそう分別されたって
だから君を愛したって、それはつまり損ってもんでね
ああ、通りで、どこかで悲惨なニュースがないかってさ
そう思えば、昨日からスカベンジャー、君を狩るってさ
生きてないから殺したっていいってさ
屍肉を求める為に夜の街はスカベンジャーだらけで
埋め尽くされてなお君は今震えてるだけか
やっちまえ
生き上がれ、今日から君は捕食者、狩りを狩れ
立ち向かえ、行け噛めとどめ飛びかかるのさ
生き上がれ、小さな青いハンカチポケットに入れて
かま首もたげ、明日に生存者を残さぬように
生き上がった少年は夜の街にたむろすスカベンジャー達を次々と倒していった。その中には少年が好きだった娘もいた。少年の目は普段と違い生き生きとしていた。何事もしにくいと思っていた少年は、実は、この世の全ての結末は、とてもしやすいものであることに気がついた。生と死、戦争と平和、罪と罰、老人と海、ニートとサラリーマン、ひきこもりと社会、毛細血管とハチミツ、美貌と醜悪、伝説と捏造、沈黙と思い出、狩りと狩り、しにくいとしやすい、それらを分かつとされる境界が実はないことに気がついた。ああ、そのことをもっと明るさの中で使えたらなあ。
生きてない人から殺人者に格上げされた少年は、11月の小雨降る曇天の日に、超能力者の男に居所を突き止められ、老いた刑事の容赦ない発砲により人生を回顧する暇なく、死んだ。少年の遺体は燃やされることなく夢の島に運ばれ、少年により殺された人達と共に、区別なく屍肉へと変わって、そして忘れられた。
周りから縁遠いってね、自覚してさまよう
生きにくいよ誰か人を、呼んでやったら、しにくい
君は骸、生きてない人、世界からそう選別されたって
だからむしろ生きてない人、殺したってどうってことないってね
ああ、通りで、明日が待ち遠しくないってさ
そう思えば、昨日から時計が進んでないってさ
生きてないから
ふざけんじゃねえよ、熱い怒りも忘れた君は
人の心に触れてないってね、おしなべて閉じこまって
理解されない君はいつも、待ってたってさ、しにくい
君は骸、生きてない人、あの子にもそう分別されたって
だから君を愛したって、それはつまり損ってもんでね
ああ、通りで、どこかで悲惨なニュースがないかってさ
そう思えば、昨日からスカベンジャー、君を狩るってさ
生きてないから殺したっていいってさ
屍肉を求める為に夜の街はスカベンジャーだらけで
埋め尽くされてなお君は今震えてるだけか
やっちまえ
生き上がれ、今日から君は捕食者、狩りを狩れ
立ち向かえ、行け噛めとどめ飛びかかるのさ
生き上がれ、小さな青いハンカチポケットに入れて
かま首もたげ、明日に生存者を残さぬように
生き上がった少年は夜の街にたむろすスカベンジャー達を次々と倒していった。その中には少年が好きだった娘もいた。少年の目は普段と違い生き生きとしていた。何事もしにくいと思っていた少年は、実は、この世の全ての結末は、とてもしやすいものであることに気がついた。生と死、戦争と平和、罪と罰、老人と海、ニートとサラリーマン、ひきこもりと社会、毛細血管とハチミツ、美貌と醜悪、伝説と捏造、沈黙と思い出、狩りと狩り、しにくいとしやすい、それらを分かつとされる境界が実はないことに気がついた。ああ、そのことをもっと明るさの中で使えたらなあ。
生きてない人から殺人者に格上げされた少年は、11月の小雨降る曇天の日に、超能力者の男に居所を突き止められ、老いた刑事の容赦ない発砲により人生を回顧する暇なく、死んだ。少年の遺体は燃やされることなく夢の島に運ばれ、少年により殺された人達と共に、区別なく屍肉へと変わって、そして忘れられた。