微笑シリーズ。手抜きうんこに愛はない
『いやまいった』
「どうかしたか?」
『ああ、朝から下痢で』
「それは大変だな」
『もう下痢ぴーでな』
「今色々と敏感だから他意はなくとも語尾にぴーをつけるのはやめようぜ」
『他意はあるけどな』
「じゃあ、お前はほんとしょうもない奴だな」
『でもよ、そんなこと言いだしたら下痢という言葉から見える悲惨なヴィジョンをどうまろやかに表現するわけ?みんな一度ぐらい下痢で失敗したことあるだろ?下痢を下痢ぴーとまろやかに表現することで、みんなの心でトラウマが暴れ出さないように配慮したおれの心配りをお前は否定するわけ?』
「そのお前の配慮で誰かが傷つくとは考えなかったか?つうかそもそも他意があるんだろ?」
『あるよそりゃ!』
「じゃあ駄目だわ。アウトだよ」
『なるほど、下痢でアウト、すなわち、うんこでアウトということですか』
「何を納得したのか知らんが、まあうんこでアウトだな。ヒントでピントみたいだが」
『はあ!?うんこでアウトのどこがヒントでピントなんですか!?』
「いや語感的にさ、つうか語感的な元ネタだろ」
『ヒントでピントでうんこでアウトってどんな状況なんですか!?』
「知るか!繋げなくていいんだよ!」
『やっさしいい』
「そういうわけじゃねえけど!おれ別に、おれがゴミだしておくからお前はゴミだししなくていいんだよ的なニュアンスで言ったわけじゃないからね!余計なことはするなの方だから、お前は窓際で日がな一日じっとしてりゃいいんだよのいいんだよだから!窓際で日がな一日ぼーっとして、それだけで給料出してもらえるだけありがたいと思えばいいんだよのいいんだよだから!早く自殺でもしてくれりゃ話のタネにいいのにねケラケラケラ、のいいのにねだよ!いいのにねになっちゃったよ!」
『………お前どんだけサザエさんが好きなんだよ』
「サザエさんの家族に窓際族いたっけ!?暗い話だなそのサザエさん!」
『ま、実際問題、ヒントでピントがどんなだったか思い出せないからこんなんになっちゃったわけですが』
「言うな!」
『うんこでアウト、さてこの状況になるにはどんなパターンがあるかな?』
「そういう切り口ありか?…つうか下痢の話はどうしたんだ?」
『不肖わたくし、ひとつも思いつきません』
「いやあるだろ!例えば、飛行機の時間にうんこしてたら遅れて乗れなかった、とか」
『それはうんこで遅刻のパターンだろ?』
「それはそうだが…違うのか?」
『うんこでアウトとうんこで遅刻、まずもって字が違う』
「そこなの!?じゃあうんこでアウトってどんな状況なんだよ!」
『わたくしめには考えもつきなんだ…』
「………デートの最中うんこを漏らした、は?」
『それはお前、うんこでデートだろ』
「そりゃそうだ!確かにうんこでデートだな!でも、デートでうんこ漏らした結果ふられたとかになると話は変わるんじゃないか?」
『それはお前、デートでうんこ漏らしたぐらいで別れるぐらいなら元から先はなかったってことだよ』
「なんか諭された!もはやうんこで○○のパターンの外で諭された!」
『そもそもお前な、うんこでアウトのアウトってそういう不明瞭な意味のアウトじゃないからね』
「えっ?どういうこと?」
『アウトっつったらお前、野球だろ』
「野球の!?野球のアウトだったの!?」
『でもな、それだとどうしても、うんこでタッチアウト、になるよな』
「なるならねえはお前のさじ加減なんじゃねえの!?」
『お前、うんこでフォースアウトが成り立つと思ってんの?』
「知らねえよ!つうか思っちゃねえよ!」
『出したうんこは一度グラブか手に納めないと、そんなもんただのうんこだろ?』
「んなもん知らねえよ!」
『ただの野糞だろ?』
「だから知らねえって!」
『だからどうしてもうんこでタッチアウトになってしまう』
「もう勝手にしろ!」
『ああ、定義上、野球拳もいけるな』
「勝手に定義とか言うな!いけないよ!うんこでアウトってことはジャンケンがグーチョキパーうんこの選択肢になるからね!?どんなハンドシグナルなんだようんこって!つうかうんこは何に負けんだよ!」
『そりゃお前、パーだろ』
「紙があった!まさしくその手があったかってか!」
『うまい!』
「いやまあ、うん、なんかごめん」
『うまいねえ!まさかそこで、そのビデがあったか、とは!』
「その手な!そのビデがありましたってどういう状況だよ!」
『そのビデがあったか…自ら発言しておいてなんですが不肖わたくしめにはそれがどんな状況か、皆目見当もつきません』
「なんだお前めんどくせえな!」
『そのビデがあったか、果たしてその状況にはどんなパターンがあるかな?』
「しつこいよ!」
『わたくしめには一向に事態を打破できないのであります』
「なんなんだよそれは!…うんこのハンドシグナルってどんなんだよ?」
『え?こうだけど』
「まさかの巻き糞!えっ!?お前ちょっと、その指どうなってんのちょっと、おかしくないかその手」
『そうかな?』
「いや、すごいだろ!気づけよ!……ちなみにうんこはパーに負けて何に勝つの?」
『お前、本気でうんこが何かに勝てると思ってんの?』
「うわっ、無性に腹が立つわ」
『腹が立つだと?お前なあ、おれの腹は朝から下って………おうふ、あああ』
「みんな、さあ、せえの、うんこでぇ!」
『アウトぉ!脱糞だ!ぶぴぷぴ☆』
終わり。釈然としないね。釈然としないこと情け容赦ないね。実は、うんこでデートだろ、か、うんことデートだろ、で小一時間ほど悩んだけど、うんことデートだとあまりに救いようがないだろうというおれの配慮を感じとればいいんだよ。主語が変わるという問題はどうでもいいんだよ。
「どうかしたか?」
『ああ、朝から下痢で』
「それは大変だな」
『もう下痢ぴーでな』
「今色々と敏感だから他意はなくとも語尾にぴーをつけるのはやめようぜ」
『他意はあるけどな』
「じゃあ、お前はほんとしょうもない奴だな」
『でもよ、そんなこと言いだしたら下痢という言葉から見える悲惨なヴィジョンをどうまろやかに表現するわけ?みんな一度ぐらい下痢で失敗したことあるだろ?下痢を下痢ぴーとまろやかに表現することで、みんなの心でトラウマが暴れ出さないように配慮したおれの心配りをお前は否定するわけ?』
「そのお前の配慮で誰かが傷つくとは考えなかったか?つうかそもそも他意があるんだろ?」
『あるよそりゃ!』
「じゃあ駄目だわ。アウトだよ」
『なるほど、下痢でアウト、すなわち、うんこでアウトということですか』
「何を納得したのか知らんが、まあうんこでアウトだな。ヒントでピントみたいだが」
『はあ!?うんこでアウトのどこがヒントでピントなんですか!?』
「いや語感的にさ、つうか語感的な元ネタだろ」
『ヒントでピントでうんこでアウトってどんな状況なんですか!?』
「知るか!繋げなくていいんだよ!」
『やっさしいい』
「そういうわけじゃねえけど!おれ別に、おれがゴミだしておくからお前はゴミだししなくていいんだよ的なニュアンスで言ったわけじゃないからね!余計なことはするなの方だから、お前は窓際で日がな一日じっとしてりゃいいんだよのいいんだよだから!窓際で日がな一日ぼーっとして、それだけで給料出してもらえるだけありがたいと思えばいいんだよのいいんだよだから!早く自殺でもしてくれりゃ話のタネにいいのにねケラケラケラ、のいいのにねだよ!いいのにねになっちゃったよ!」
『………お前どんだけサザエさんが好きなんだよ』
「サザエさんの家族に窓際族いたっけ!?暗い話だなそのサザエさん!」
『ま、実際問題、ヒントでピントがどんなだったか思い出せないからこんなんになっちゃったわけですが』
「言うな!」
『うんこでアウト、さてこの状況になるにはどんなパターンがあるかな?』
「そういう切り口ありか?…つうか下痢の話はどうしたんだ?」
『不肖わたくし、ひとつも思いつきません』
「いやあるだろ!例えば、飛行機の時間にうんこしてたら遅れて乗れなかった、とか」
『それはうんこで遅刻のパターンだろ?』
「それはそうだが…違うのか?」
『うんこでアウトとうんこで遅刻、まずもって字が違う』
「そこなの!?じゃあうんこでアウトってどんな状況なんだよ!」
『わたくしめには考えもつきなんだ…』
「………デートの最中うんこを漏らした、は?」
『それはお前、うんこでデートだろ』
「そりゃそうだ!確かにうんこでデートだな!でも、デートでうんこ漏らした結果ふられたとかになると話は変わるんじゃないか?」
『それはお前、デートでうんこ漏らしたぐらいで別れるぐらいなら元から先はなかったってことだよ』
「なんか諭された!もはやうんこで○○のパターンの外で諭された!」
『そもそもお前な、うんこでアウトのアウトってそういう不明瞭な意味のアウトじゃないからね』
「えっ?どういうこと?」
『アウトっつったらお前、野球だろ』
「野球の!?野球のアウトだったの!?」
『でもな、それだとどうしても、うんこでタッチアウト、になるよな』
「なるならねえはお前のさじ加減なんじゃねえの!?」
『お前、うんこでフォースアウトが成り立つと思ってんの?』
「知らねえよ!つうか思っちゃねえよ!」
『出したうんこは一度グラブか手に納めないと、そんなもんただのうんこだろ?』
「んなもん知らねえよ!」
『ただの野糞だろ?』
「だから知らねえって!」
『だからどうしてもうんこでタッチアウトになってしまう』
「もう勝手にしろ!」
『ああ、定義上、野球拳もいけるな』
「勝手に定義とか言うな!いけないよ!うんこでアウトってことはジャンケンがグーチョキパーうんこの選択肢になるからね!?どんなハンドシグナルなんだようんこって!つうかうんこは何に負けんだよ!」
『そりゃお前、パーだろ』
「紙があった!まさしくその手があったかってか!」
『うまい!』
「いやまあ、うん、なんかごめん」
『うまいねえ!まさかそこで、そのビデがあったか、とは!』
「その手な!そのビデがありましたってどういう状況だよ!」
『そのビデがあったか…自ら発言しておいてなんですが不肖わたくしめにはそれがどんな状況か、皆目見当もつきません』
「なんだお前めんどくせえな!」
『そのビデがあったか、果たしてその状況にはどんなパターンがあるかな?』
「しつこいよ!」
『わたくしめには一向に事態を打破できないのであります』
「なんなんだよそれは!…うんこのハンドシグナルってどんなんだよ?」
『え?こうだけど』
「まさかの巻き糞!えっ!?お前ちょっと、その指どうなってんのちょっと、おかしくないかその手」
『そうかな?』
「いや、すごいだろ!気づけよ!……ちなみにうんこはパーに負けて何に勝つの?」
『お前、本気でうんこが何かに勝てると思ってんの?』
「うわっ、無性に腹が立つわ」
『腹が立つだと?お前なあ、おれの腹は朝から下って………おうふ、あああ』
「みんな、さあ、せえの、うんこでぇ!」
『アウトぉ!脱糞だ!ぶぴぷぴ☆』
終わり。釈然としないね。釈然としないこと情け容赦ないね。実は、うんこでデートだろ、か、うんことデートだろ、で小一時間ほど悩んだけど、うんことデートだとあまりに救いようがないだろうというおれの配慮を感じとればいいんだよ。主語が変わるという問題はどうでもいいんだよ。