微笑シリーズ。ドラクエ管理委員会 | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

微笑シリーズ。ドラクエ管理委員会

『発売から1ヶ月以上たっても世間はドラクエドラクエしてますね』
「ドラクエ9のことでいいんだよな?」
『右を向いてもドラクエドラクエ、左を向いてもドラクエドラクエ、じゃあってんで上を向いたら涙がぽろりと頬を伝います』
「なにがあったんだよその状況。つうかその展開なら下を向いたら私もやってましたじゃ駄目だったのか!?」
『おれDS持ってないから、あ、そんな世間からはみ出た私の悲しさにより涙がぽろりと』
「そんなんなら買えよ!もう大人だろ!」
『世間はドラクエドラクエでさ、みんながみんなすれ違い通信よ。おれなんかはみ出しもんでよ、まともに道も歩けやしない。人集りなんか入ってもおれなんか誰も相手にしちゃくれない』
「それはお前に別の理由があるからじゃないか?」
『別の理由だと!?』
「ああ、精神的な…」
『なんでおれがえっちな下着を装備してことを知っているのですか!?』
「変質者かお前は!」
『………本当ね、街はドラクエ一色で』
「否定しろよ!」
『ドラクエだらけのこんな世の中にキアリーかけたいですよ』
「なに言ってんだお前。しかしそこまでではないだろ。そこまでドラクエドラクエしてはいないだろ」
『そうか?』
「うん。それにほら選挙も近いしね。今度の30日にあるから」
『ああ、お前に言ったことなかったっけ?』
「なにを?」
『おれ昔立候補したことあってな』
「うんうん、色々と思うところあるけども、なにに立候補したんだい?」
『衆院選挙』
「そうか、うん、知ってるか?衆院選挙って25才以上じゃねえと立候補できないんだぜ?昔ってんなら、つうか前回の衆院選挙の時でさえお前25才未満だよな!?」
『あのときはおもしろかったなあ』
「………」
『毎日駅前でおっ立ってな』
「それただの変態じゃねえかよ!」
『清き一票を、なんてね。今度の選挙、私めにぜひ清き一票を、なんて』
「はあ、そうですか」
『清き一票をお入れください。お願いします清き一票を入れさせてください』
「おい!お前が入れてどうすんだ!」
『お願いします。先っぽだけでも入れさせてください』
「なに言ってんだお前。バカらしくはならないか?」
『これをオットセイ候補という』
「落下傘みたく言うな!」
『公約を守ったためしがない』
「うるせえ!」
『しかし先っぽだけでいいからって、すごい文句だよな』
「どうでもいいよんなこたぁ」
『もし、それでOKになったとして、そいつの先っぽがものすごくでかい極度に平坦なT字型だったら、どうする?』
「知ったこっちゃねえよ!なんだそれ!」
『…詐欺、だよな』
「うるせえ!」
『先っぽ詐欺…いや、先先詐欺…うーん、うん、そうだ!ドラクエ5の話しようぜ!』
「なんなんだよ一体…9でもねえし」
『ドラクエ5知ってる?』
「まあ一応な。日本を代表するゲーム、ドラゴンクエストの5作目で、衝撃的で重厚なストーリーを持つことから未だにファンから愛されるスーパーファミコン屈指の」
『なにその説明、うざい』
「わからない人だってたくさんいるだろ!」
『なにが日本を代表する………はっ』
「どうした」
『なるほど、今回おれは日本を代表するゲームであるドラクエの話をしつつ選挙を風刺すればいいんだな!?』
「話の展開に無理がありすぎるだろ…………まあ、できるんだったらすればいいんじゃないか?」
『任せろよ。ええ、顔がスライムっぽい渡辺○美』
「風刺でも何でもなくてただの悪口じゃねえか!唐突に悪口を言っただけじゃねえかよ!」
『いや、スライムっぽいって悪口か?』
「いやまあそれは本人次第ってとこもあるかしらんが…」
『ああ、間違えた。政界のぶちスライムこと』
「完全に悪意あるよな!ぶちスライムってドラクエ6のモンスターだし!」
『悪意はねえよ、冗談じゃねえか』
「怒られても知らねえぞ」
『怒られる?ああ、いま政治家は多感な時期ですからね』
「多感ってお前…まあそうだよ」
『前回の郵政選挙の時は、刺客と称された候補と造反組の対決が見物だったね、特にまどうし対泥人形の対決が』
「片山某と城内某のことか!?」
『よくわかったな』
「ああ………」
『不思議な踊りでまどうしのMPを削りきる前に燃やされちゃったあわれな泥人形』
「やめろって!」
『いや、前回の話ですからね』
「今回もあるよ!」
『前回燃やし尽くされた泥人形は今回謎の女性に夢見のしずくをかけてもらって復活したと思ったら、それは夢見のしずくではなく、ときのすな、で、無限ループ地獄に突入。同じ道を延々と』
「やめとけ!それにもはやドラクエ6の話メインになってるだろ」
『ああそっか、じゃあゲマことわたぬ』
「だからやめろって!…あの人一応神主だから、聖職者方面で考えたらどうだろうっておれなに言ってんだ」
『うまい!』
「うまくもなんともねえよ」
『でも聖職者方面は既に適任の』
「やめてください」
『ふむ、となると、麻生某は』
「なにがとなるとだ!」
『彼はもとをたどれば鉱山会社のせがれだから』
「アッテムトってか!?それもドラクエ5じゃねえよ!4だ4!」
『4だよーん、なんつって』
「……」
『正解は4だよーん、なんつって』
「どこからクイズもってきたんだよ!お前一度自身の将来についての相談を真剣に親と語れバカ」
『しかしそう考えると麻生さんも悲惨だな』
「そう考える必要がねえんだよ!」
『あっそう』
「…恥ずかしくないのかお前」
『おい!』
「なんだよ」
『ドラクエ5の話するんじゃなかったのか!?』
「こっちのセリフだバカヤロー!」
『いやいやいやいや』
「ああ!?」
『そこは、はい、か、いいえ、で答えろよ』
「いつからおれはドラクエの主人公になった!そういうことは言っといてくれないと対応できないからね!」
『うん』
「なに!?」
『はっきり言って今のくだりよりおもしろい話はもうこの話に出てこないからね』
「…そうとは限らないだろお前それお前」
『ゲームを続けますか?』
「うわ、冒険の書に記録しちゃったよ。…そうだなそろそろ終わるか、もうこんな時間だ…いや待てよ。なにも時間がきたからセーブするとは限らないな。ていうかセーブするってことはこの話次回に続くのか?っとそれは置いといて、この先何か重要なイベントが起こる前にもセーブするからな」
『続けますか?』
「………はい、はいでいってみよう」
『ドラクエ5ってのはさ、主人公が悲惨で有名だよな』
「う、うん。まず主人公は勇者じゃないし、両親を目の前で殺されるし、青春時代を奴隷として過ごすはめになるし、結婚して子供ができてやっと幸せになるかと思ったら石にされるしでな」
『子供の頃から、自分が王子だという記憶が残ってないぐらい小さい時からパパに旅へと連れだされて、各地を転々とし、そのあと長い奴隷生活だろ?主人公が大人になってから、子供時代に読めなかった難しい文字を読めるようになってたけど、あれはおかしくはないか?まともな教育なんて受けてないだろ。主人公の学力は後々会う自分の子供達以下の可能性がある。だから、はいかいいえしか喋れないんだよ』
「その説は5にしかあてはまらないが」
『もはや野生児に近いよな。…………彼は勇者になれなかったんじゃない、魔物使いにしかなれなかったんだよ…』
「何をしんみり言ってんだ。それに勇者の血は妻側だし」
『でまあ、そんな奴がいきなり前王様の息子だからってんで王様になって国政を担っちゃうわけだから……はっ、今おれうまく世襲問題をドラクエにたとえて言ってない?』
「言ってない?って訊かれてもな」
『でもさ、この主人公の何が悲惨かってお前』
「まだあんのか?」
『せっかく見つけたえっちな下着を装備できないことだよ!』
「変質者のフリがここで生きた!?」
『続けますか?』
「レベル1からやり直せ!」



終わり。あっそう、の件は悲惨だね。