否定されたらいっちゃうよ | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

否定されたらいっちゃうよ

ベガとアルタイルだったっけ?一年に一回、今日逢瀬をかわすらしいよ。でもさ、一年に一回っつっても、もう40億回ぐらい会ってるだろあの夫婦。とまあそんな心の底からくだらないくだらないくだらないと言われあまつさえ反吐をぶっかけられるようなことはどうでもいいんだ。どうして人間関係には峠があるんだろう?どうしてある時を境にして一気に破局へ向かうんだろう?どうして恋は色褪せるんだろう?どうしたら愛は続いていくんだろう?否定だよ。否定があるんだ。何かを否定することでしか自分を形作れないから。自己嫌悪とは後悔からくる否定で、すなわち自身を肯定させるための巣ごもり期だから…………………………とにかく僕はパーティーがしたいのです。考えてみれば僕は今までの人生で一度も僕の頭の中にインプットされているパーティー像を体験したことがない。誕生日会のシステムなかったし。何かにつけパーティーを開いちゃうような人種を憎んでさえいる。でもパーティー。パーティー。みんなに送る招待状は遺言書じゃダメなのかしら。パーティーしたいよ。アハハって笑い声がどこからも聴こえてくるようなパーティー。でもパーティーを開く
と必ずそのパーティーの前をたまたま横切るくたびれた男がいるだろ?遠い目をしてさ。コンビニのおでんを手にさ。一瞬パーティーの前で止まって、会場内の誰かと目があって逃げるように立ち去る男。それがおれ。ちくしょう、おでんをてめえらの会場にぶちまけてやるって考えるのがおれ。そして部屋に帰って結局うめえうめえ言いながらこんにゃく食ってるのが彼女。彼女!?ああ、先月ふられたあの、ヘケメドロ星からやってきた左腕だけ異様に発達したシオマネキ型宇宙人の……………………もしくは岩兵衛(花の慶次より)型宇宙人の……………パーティー……………クラッカーがろうそくの火に引火して髪の毛焼けてもパーティーは楽しさを裏切らないじゃないか……………