微笑シリーズ。失敗で大失敗、失敗失敗また失敗。 | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

微笑シリーズ。失敗で大失敗、失敗失敗また失敗。

はじめに書いておきます。失敗しました。


『例のあの事件に触発されてお酒の失敗談を語るのは、なんていうか犯罪自慢みたくなっちまって鼻持ちならないよね』
「気がひけると」
『犯罪ぐらいしか自慢出来るものがないのかお前はってね』
「ちゃんと生きろって話だからな」
『よし、じゃあおれの酒の失敗談を聞いてくれ』
「するのかよ」
『おれ自慢じゃないけど犯罪ぐらいしか自慢出来るものないからね』
「まずそこから自慢するんだ」
『ええまずおれが酔っ払って銀行強盗した時の話を』
「え?ちょっと待って、なんて言った?」
『おれが酔っ払って』
「うん」
『銀行強盗した時の話を』
「銀行強盗!?重犯罪すぎるだろ!なにが酒の失敗談だ!」
『なにが酒の失敗談だ、ってほんとお前さん達はねぇ』
「原出てるよもう」
『いや、腹はでてないよ。おれ結構痩せてる』
「そっちの腹じゃねえよ原監督の原だよ!」
『原監督ってそんなに太ってるイメージありましたか』
「原監督の腹のことじゃねえよ!」
『じゃあ一体なんなんだよ!おれわかんねえよ!なんなんだよ!はらはらはらはらってよ!ひとりしたり顔でよ!一体なんなんだよ!』
「人格が崩壊するほど難しい問題じゃないだろ。原監督の原とお腹の腹って」
『はらはらはらはらはらはらはらはらってよー』
「あ、いや、えっと、要するに原の」
『要するにってなんだよ!要せた試しがねえよ!ほんとはらはらするぜ』
「まさかのはらだけに!?」
『さて、おれが銀行強盗をした時のお話ですけど』
「いけしゃあしゃあとまあ」
『いけ!しゃあ!しゃあ!勝俣さんがゲームしてるみたいねオホホ』
「ああ!?めんどくせえな!」
『いやね、銀行強盗する前におれ基本的に小心者だから』
「小心者が銀行強盗するかよ」
『まあまあ、銀行強盗する前に酒を飲んで気持ちをたかぶらせたんだよ』
「それは、もはや酒の失敗談じゃねえな」
『でも銀行強盗は失敗しましたよ?』
「話の展開早いな。もう結果の話かよ。だからそれ酒の失敗談じゃなくて銀行強盗の失敗談だろ。銀行強盗の失敗談ってなんだよ」
『でも酒はのんだから』
「ああ、お酒をのんだことにより小心者のお前が綿密に計画した銀行強盗計画に支障がでて失敗したと、酒をのんだことにより失敗したと」
『そんな、ちんこじゃねえんだから』
「じゃあなんなんだよ!」
『うーん、銀行強盗に失敗したって言ったけど、うまく説明出来ないんだよな』
「は?」
『果たしておれは銀行強盗に失敗したのか成功したのか』
「あ?なにそれ」
『いやさあ、酒をあおって銀行に向かってさ、もちろん徒歩で向かったんだけど』
「これから銀行強盗する奴が飲酒運転を気にするんだ。意外だな」
『酒をのんで、銀行に向かったところまでは覚えてるんだけど』
「ああ、飲み過ぎて記憶飛んだのね。どんだけ酒のんだんだよ。だから話の展開早かったんだな、うん。それで?」
『気がついた時には警察に居たから。果たしておれは銀行強盗に成功したのか失敗したのか』
「失敗だろ!完全に失敗してるだろ!」
『でも記憶が無いんだぜ?』
「いや、警察にいる時点で失敗だろ!記憶なくても悟れよ!」
『ひょっとしたら警察に捕まる前に奪った金をどこかに隠した可能性も否めないだろ?』
「どこまでポジティブなんだよ。あれだからね、証言とかあるから。お前が記憶をなくしてる間も社会は目覚めてるからね?」
『ま、言いたいことはたくさんあるだろうけど、結局どこに隠したかも覚えてないんです』
「だろうな」
『だからさ、たまに大金を拾ったってニュースあるだろ?』
「ああ、用水路とか竹やぶに落ちてたり郵便受けに入れられてたりな」
『あれ、おれの金だと思うんだよな』
「謎の現金の出自が判明した!?」
『そうなんですよ。だから道で大金を拾った方はまず私に御一報下さい』
「お前の金じゃねえって」
『じゃないと泥棒になっちゃいますよ』
「お前が言うな!仮にそれがお前の金であっても元々銀行にあった金だろ」
『いや、銀行には預けてただけで』
「みんなが預けてた金を奪ったんだろ!そもそも銀行強盗には失敗してるけどな」
『三億円事件ってあったじゃないですか』
「ああ」
『あの犯人、あれも酔っ払ったおれだと思う』
「違うよ!お前当時生まれてもいねえだろ」
『そんな、ちんこじゃねえんだから』
「意味わかんねえよ!」
『さて、おれが酒をのんで全裸になったことがあるかないかですけど』
「また急だなおい」
『おれたくさん酒で失敗してるけど、たくさん友達を失ってるけど、恥ずかしながら公の場所でマッパになったことはない』
「恥ずかしながらって」
『男は全裸になってなんぼみたいなとこあるでしょ?ちんこ出してなんぼみたいな』
「あるっちゃあるけど」
『でもさ、いざちんこ出すテンションになった時っておれ相当酔っ払ってるからさ。やっぱりどうしても勃たないんだよな』
「ああ!?」
『どうせ出すならでろーんとしてるやつよりいきり立ってた方がいいだろ?』
「わからなくもない気もしないでもない」
『そこはほれ、男の見栄ですから』
「泥酔してるのに見栄も何もないだろ」
『いや、泥酔してる時こそ、理性がぶっ飛んでいる時こそ、男としての、なんていうんですか、本能が試されてる、試されてるじゃないですか』
「誰も試してないけどな」
『もうぐるんぐるんに酔っ払っててもちんこだけはみたいな。ちんこだけはぐるんぐるんするなと』
「は?ぐるんぐるん?」
『もうぐるんぐるん。へんちんポコイダーみたくぐるんぐるん回り出しますから』
「プロペラみたく!?何やってんだよ」
『いや、おれが回してるんじゃなくて、手動式じゃなくて自動式ですから』
「勝手に回らねーよ!なんだそのちんこ!機械仕掛けのちんこかよ!そんなもんお前バイブじゃねえか!」
『バイブじゃねえかってお前、ちんこじゃねえんだから』
「ちんこの話だよ!」
『ちんこちんこうるせえなあ』
「お前のせいだろ!」
『ちんこと言えばさ、あのいきり立つちんこを下腹にぺちぺち反動させる遊戯あるだろ?』
「遊戯、まあ戯れだよな」
『おれの友達が彼女にあれやられたら折れちゃったんだよちんこ。もうぱっきりいっちゃったらしい』
「そんな風に折れるもんなのか」
『折れたあとのちんこ見せてもらったけど、もう悲惨だよ。グロいのなんの。血がたまってて真紫で膨れ上がっててさ』
「うわあ。怖いなおい」
『ま、友達のちんこの話はどうでもいいんですけど』
「確かにその通りだ」
『全裸になって何が悪いって話ですよ』
「お、きたね、それ」
『お前が言えよ』
「え?」
『一応お前が言っておけよ』
「え?…ああ、全裸になって何が悪い。いやナニが悪いんだよ!」
『さて、外で全裸になってはいけないと』
「おれに言わせた意味は!!」
『おれが言ったらこのシリーズのレベルが落ちちゃうだろ』
「納得だよ!」
『私ね。怒っているんですよ。全裸になって何が悪い。確かにその通りじゃないですか。みんな生まれてくるときは全裸なのに、いつから全裸が駄目になっちまったんですか!?いつからみんな心に錦を飾っちまったんですか!?』
「なんだそれ」
『だから蘇民祭もですか!?蘇民祭もですか!?』
「わけわかんねえよ」
『一人で蘇民祭に参加してただけじゃないですか彼は!』
「してねえよ!体操してただけだ」
『なんですか!?お祭りではよくてパーティーでは駄目みたいな?』
「みたいなってなんだよ。それに多分それで合ってるよ」
『でたでたパーティー差別』
「パーティー差別ってなんだよ」
『ちょっと怖い人達は公権力の手により勝手にパーティーも開けないという』
「それはパーティーというか集会だろ。それに許可されなくても勝手に開くし」
『はぁあ。全裸は駄目、全裸は駄目のこんな世の中じゃ?』
「…………ポイズン」
『ほんとつまらねえなお前は』
「お前が言えって!お前のポイズン幇助ありきのポイズンだっただろうが!」
『さて、今回の一件、喫煙根絶委員会委員の私から言わせてもらえば』
「また無視!つうかそんな団体ありそうだからあったらごめんなさいね」
『外で全裸になってはいけない。それだけじゃ甘いんですよ!屋内の全裸も全面禁止にすべきなんです!家の中も全裸禁止!子供がマネしたらどうするんですか!人殺し!』
「何から言っていいかわかんねえよ」
『煙草の代わりにタイマを解禁すべきなんですよ!』
「やめとけ」
『それにしても家の中での全裸を禁止しないでおいて外では駄目だって、私には理解出来ませんね』
「みんな理解出来てるよ」
『なんなんですかあれは。現在の法律では外でのとびっこはよくって全裸は駄目だなんてあなたこれどう思いますか』
「どう思いますかって言われても」
『最高じゃないですか!』
「どうしたいんだよお前は!」
『…なんか言いたいことひとつも言えずに、しかもいつもよりぐだぐだに終わったな』
「反省で終わり!?」



終わり。人殺し!あれ?なんか書き忘れていることがあるような…まあいいか。