そう聴こえただけ | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

そう聴こえただけ

性器の大泥棒と変態名探偵、ってね。
普遍的な構図が浮かびあがる聞きまちがいだとおもった。
道を歩いているとき、気がつけばボツシリーズを口に出して一人にやけていた。注意だ。しかし、立ち止まると、それまで滞ることなく続いていた脳内に巣くう二人のやりとりが露と消える。不思議だ。

『この前歩いてたら、デブが前から歩いてきましてね。携帯電話をピコピコしてたんです。僕はそれを最初アイスほおばってんのかなって思って。なんせデブですから。そしたら携帯電話だったもんでですね。そんなに携帯電話ってうまいんですか?』
「食うわけねえだろ!デブが手に持ってるものならなんでも食うと思うな!」
『だけど手のひらに隠れるぐらいの動くものにはとりあえず飛びつきますよね?』
「カエルじゃねえんだから!そんなわけないだろ!」
『そのデブよく見たら曙さんだったんですよ』
「よく見る前に気がつけよ!曙クラスのデブはなかなかいないぞ!」
『曙みたいな人かなって』
「曙みたいな人は大体曙で正解だよ!角界にだって曙みたいな人いねえ!」

的な。立ち止まるとダメ。