ボツ台本成人式と王国 | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

ボツ台本成人式と王国

『成人式ですか』
「今日は成人の日ですからね」
『お前、何か新成人に送る言葉とかあるんだろどうせ』
「どうせっておれワイドショーのいい気になってるコメンテーターじゃねえんだから」
『そんなこと言ってもあるんだろ?』
「うーん、しょうがねえな」
『隣のうちから貰ってこいよ』
「生姜はあるよ!いや、違う!生姜はないけどおれが言ったのはその生姜じゃねえよ!」
『なるほどつまり、しょうがなくなくなぁい!って奴だな。しょうがなくなくなぁい。しょうがなくなくなくなくなくなくなぁい。で、どんな言葉を送りますか?』
「お、おう。そうだな、まあ、大人として責任持った」
『だからお前は駄目なんだよ!そんなんだからいつまでたっても逮捕された時少年Aのままなんだ!』
「いや、実名で報道されるよ!逮捕されたらな!大体新成人に送る言葉なんて責任を持ちましょう的なことだろ!」
『なんだよ!大人顔負けか!』
「意味わからねえよ!」
『子供顔勝ちかよ!』
「言うと思ったよ!じゃあお前はなんて言葉を新成人に送るんだよ!」
『そんなおれ金八先生じゃないんだから』
「送る言葉って出た時点でみんな金八想像してたよ!言えよ!お前ならなんて送るんだよ!」
『んなもんは一言でいいんだよ!やれ責任を持てだの大人の仲間入りだの参政権だのそんなことは新成人みんな知ってるよ!お前、なんか簡単なミスして怒られる時、ミスの原因も対処もこれからの対策もわかりきったことで怒られるの嫌だろ?そんなことはわかりきってるのにくどくどとよぉ。んなもんは怒らなくても、わかってるよな、の一言でいいんだよ!お前みたいなわかりきったこと言う人間がいるから労働者が奴隷のままなんだよ!糞が!新成人にだって、わかってるよな、の一言でいいんだよ!そっちのがよっぽど効果あるぜ!子供じゃねえんだから』
「うーん、案外、そっちのが怖いというか自分を律するかもな」
『それでも駄目な奴はバカじゃなくて空気が読めない子です。この先一生空気読めません。古閑美保みたいな大人になります』
「とばっちりだなおい」
『成人の日と言えばハッピーなんちゃらで月曜日になりました』
「ハッピーマンデーね。三連休の人も多いだろうな。まあ成人式自体は三連休の真ん中の日曜日に済ます自治体も多いようだけど」
『浦安なんかあれと絡んでるから絶対月曜日だろうね』
「まあな。三連休の中日なんて稼ぎ時だろうからな」
『だから成人の日を月曜日にしたって話だぜ?成人式なんて行事だから動かす必要ないのに。15日じゃ土日とかぶった時大変だったらしいから』
「そうなの?凄いな。ネズミの国の圧力は」
『日本の外交なんてネズミに負けっぱなしよ。チュー国とか』
「どうしょうもねえボケだな」
『あとは、チュー…チュー…トレインは駄目だな…』
「出てこないならやめなよ!」
『…根津甚八とか』
「もはや国じゃなくて一個人じゃねえか!くだらねえし!」
『あ、ミキハウスとか』
「思いつくのちょっと遅かったな!会社ってお前個人よりでっかくなっちゃってるじゃねえか!」
『股間が』
「やめろ!」
『古閑美保って漢字を携帯で出すとき、こかん美保って打った』
「あっそう!」
『パンデモニウムに突っ込む勇気はないよな』
「やめろ!古閑美保の股間のことに手を出すな!」
『出さねえって言ったろ』
「そうだな!ほっといてやれ!」
『ええっとミキハウスね。ミキハウス!』
「確かに近いがお前の言い方のせいだろ」
『そう考えるとミキハウスって著作権に厳しいあれにしてみればギリギリアウトだな』
「いや、セーフだからやってこれたんだろ」
『ミキハウスといえば所属選手のあの、ピンポン玉を打つ人』
「卓球って言えよ。福原愛な」
『そうそう愛ちゃん。…何も言えないな』
「みんなの子供みたいなもんだからな!そのまま何も言うな!」
『まあ彼女もあの、ね、あの人と中国いやチュー国の石景山遊園地に行ったとかなんとか』
「つまらなくはなったが遠慮したことは認める」
『それにほら、ネズミといえば、干支に猫がいないのはネズミのせいだって話じゃねえか』
「それはそうだけど猫に偽情報流したのはネズミっつってもあのネズミではない!それにというか他の東アジアの国では普通に干支に猫が入ってる国もあるらしい」
『騙された猫の気持ちを思うと、ラクダを干支に入れる会、略してをに会の会長としてはやりきれません』
「何その会!?何やってんのお前!?ラクダを?」
『ラクダを干支に入れる会、略してをに会』
「何でラクダなんだ!?略し方もおかしいし。何で接続詞を選んだ!?」
『いい語呂がなかったんだよ、らえい会じゃおかしだろ』
「まじめか。だからって接続詞を頭に持ってくることは無いだろ。つうか干支にラクダは無いだろ。いねえじゃんラクダ。東アジアに」
『辰だって、龍だっていないだろ!いるのは散々世話になって社長までやった以前所属していた会社を大事な時に金のことで訴えたNHKの匂いがする人だけだ!』
「藤波辰彌な」
『もっと言えば龍とヘビって若干かぶってるだろ!飛龍革命かよ!だから龍がヘビー級にってお前はバカか!』
「…いいじゃない干支に龍がいたって」
『大体なぁ龍ってお前、ヘビと仲良く一緒にゴールしやがって!あいつあれだぜ!?一緒にゴールしようねって言ってきたのにゴール前でスパートする奴だぜ!?』
「中学生のマラソン大会かよ」
『試験前に、わたし全然勉強してないわよ、って言ってる女子みたいなもんだ』
「もう龍のたとえはいいよ!」
『そもそも空飛べるのに何位だって話だよ!子丑寅卯辰、五位じゃねえか!ウサギに負けてるってどうなのよ!』
「ああもううるせえなあ!きっと空飛ぶの禁止ルールだったんだよ!多分沼地みたいなとこでのレースだったんだ!地べた這いずってたから龍は五位なんだ!」
『お前…何をそんな大胆な方針を打ち出してきたんだよ。それなら酉もおかしくなるだろ。沼地で飛行禁止なら酉は最下位だろ』
「酉はお前あれダチョウだよ!」
『ダチョウ!?それこそ東アジアにダチョウいないだろ』
「うるさい!ダチョウでいいだろ!」
『ていうか沼地だったらネズミは牛に乗ってるとして、やっぱりウサギの順位おかしいだろ』
「ウサギは!ウサギはあれだよ!沼地に亀を並べてその上を飛び跳ねていったんだよ!」
『亀!?そんなのありなのかよ』
「牛の背に乗るのがありなら亀もありだろ!ウサギなめんな!」
『じゃあ何か!?干支は子丑寅卯カメ辰巳午未申ダチョウ戌亥になるのかよ!』
「それでいいよもう!」
『よくないだろ!』
「ああ!?」
『ラクダ入ってないだろ!』
「そこかよ!」
『ネズミを追い出してラクダを入れると、ラクダ丑寅卯カメ辰巳午未申ダチョウ戌亥になるってことだな!って十二支じゃなくて十三支になってるし!』
「お前が亀を勝手に入れたからだろ!おれは亀に対してそこまでの活躍は望んでなかったよ!」
『おいおい、もうおさまりつかねえよ!どういうこった!じゃあもう本格的にレースの順位を考察して決めるしかねえな!』
「決めろ決めろ!」
『まず一位はラクダだろ』
「そこはラクダなのかよ!」
『お前、沼地のレースにおいてラクダのその長い脚とこぶに蓄えられたスタミナを考えたらどう考えてもラクダ一位だろ!』
「わかったよ!」
『次は、まあウシだな。水牛ってボート引っ張るし』
「なんだその理由」
『沼地じゃ馬力がものをいうんだよ!』
「じゃあ田んぼ耕すしでいいだろ!」
『うるせえ!田んぼ耕すウシからレースで勝つ姿想像出来るか!?かどかどで直角に曲がってぐるぐるだ!』
「それぐらいなんとかしろよ!右も左もわからねえでレースに参加すんな!」
『バカ野郎が…次はまあトラだろうな。かっこよさで。名誉かっこよさ大賞で三位』
「(文字数の都合、やりとりは好きに考えて下さい)」
『次はウサギだろ。やっぱり亀を使うことにより沼地のハンデを克服したウサギは強い。ネズミと同じげっ歯類ってことでずるがしこさを感じますね。となると必然的に次は亀だ』
「やっぱり亀入るのかよ」
『功労賞だろうが!入れてやれよ!かわいそうだろ!』
「わかったよ、亀な」
『でまあ次はなんだかんだでかいから龍だろ。で次はヘビ、あいつら泳ぐし。次は優勝候補だった馬、あいつらは沼地を克服出来なかった。次は羊、モコモコがドロドロになって遅れた。次は猿。次はダチョウだろうな。で、犬、イノシシと続く』
「ほんで、となると」
『ラクダ丑寅卯カメ辰巳午未申ダチョウ戌亥』
「なんも変わってねえじゃねえか!なんも変わってねえじゃねえか!それに言いにくい!」
『言いにくい?じゃあ、ダ丑寅卯キ辰巳午未申ダ戌亥』
「ダが二つ入っちゃってるじゃん、紛らわしいよ!それに本年はダ年ですって嫌だろ!濁音の年って嫌だろ!」
『そうか?ダ丑寅…(暗唱)いいじゃねえかこれで』
「よくはないだろ」
『ダ丑寅…ダ丑寅…ダ丑寅…ダー丑寅卯キ辰巳午未申ダー戌亥』
「猪木入っちゃってるし」
『いや猪木入ったならイノシシにはいらなきゃおかしいだろ。それなら、ダー丑寅卯キ辰巳午未申ダー戌だあぁ!になっちゃうだろ!?』
「そんなもんただの長い123だあぁ!じゃねえか!ダが三つもあるし!しかも連チャンの年あるし!」
『ダー丑寅…ダー丑寅…サー丑寅卯キ辰巳午未申ダー戌だあぁ!』
「愛ちゃん入ってるしもうめちゃくちゃだよ!猪木から愛ちゃんに干支がバトンタッチされる様はみてみたい気もするが」
『お前愛ちゃん入ったってお前、愛ちゃん入ったら次はほれ、あの、あの子入れないとおかしくなるだろ!』
「知らねえよ!ただ配慮したのは認める」
『そもそもおれはラクダの王国を作りたいって話だったろ!』
「成人式の話だったろ!まあいいや、王国ってネズミみたいな?」
『キャラも考えてある。ドナルドラックだろ』
「パクリじゃねえか!ラックってお前」
『ラクダのブフーちゃんにラッフィ、それからラップとダールに』
「ダールってちょっとおもしろいな」
『半人半ラクダのラクダ姫に、なんといっても見ものは新ラクダ城』
「ラクダばっかじゃねえか!エジプトでも流行らねえよ!」
『そしてメインキャラはラッキーマウス』
「ついにマウスって言っちゃったよ!」
『ラッキーマウスの頭にネズミが乗ってりゃいいんだろ!?』
「それでいいの!?それならおれにはラッキーが中東のラクダレースのラクダとしかイメージ出来ないけど」
『ヒロインはマニー・ラミレス』
「メジャーリーガーじゃねえか!ダジャレかよ!ラクダじゃねえし!」
『あとは色とりどりのラクダ達によるラクダトリカルパレードで大盛り上がり』
「盛り上がらねえよ!」
『ま、羽目を外した新成人にはラクダによる容赦ない唾がお似合いさっていうお話』
「どういう終わり方だよ!」


終わり。結局余ったな文字数。ラップとダールが出てきたからそれでいいや。あ、全然小さくないよラップとダール。実物大が売りだから。豆知識としては鼻が赤い方がダール。