ようやく納得がいく解答を得た
ずっと探していた。ずっと、ずっと。もしかしたら無いのかもしれないと思い、諦めようとしていた。しかし、昨日ふと思い当たる節を思い出した。幼少の儚き夢物語。記憶像はもはや己自身の全身を映し出す。そんな夢物語。昨日まだオムツをしている甥と会ったことで使われていなかったシナプスに微弱な電流が走った。後天的素養の培われていない生の己。順々に蘇る記憶。今は無き幼少の頃住んでいた家。二階からおもちゃを捨てるのが好きだったおれ。カレーの会。爺さんが死んだ日。犬が死んだ日。老猫がいなくなった日。よくひきつけを起こしていたおれ。肩の脱臼が癖になっていたおれ。ことあるごとにひきつけを起こしては肩を脱臼してた。そしてその記憶達に付きまとうようにあるリビドーの原点。ソフビ人形。ウルトラ兄弟。仮面ライダー。メタルヒーロー。その他ヒーロー。おれにはソフビ人形があった。あったのだ。おれが探していたおれのリビドーの原点はソフビ人形の上半身下半身を外したり戻したりすることだ。きっと。噛んで下半身側の“返し”を潰して上半身に突っ込み、また外す。噛んでも駄目な時や凹型がついてしまった時にはお湯をかけて柔らか
くした。今になって考えると、反則のような気もするが今になって考えるしかないのだ、ほのかな興奮を思い出す。いや、感じると言った方が的確か。なるほど、確かにそれを鑑みるとおれの現在の性癖や女性の好みにも納得がいく。そう、おれは好きな女を胴引きにして、五臓六腑を引きずり出し、くっつけたり戻したり噛んだり温めたりを繰り返してはオナニーに耽るのだ。神の視点に立ちヒーロー達の競演に興じる幼き頃のおれの姿がそこにある。上半身はセブン、下半身はV3。上半身はあの娘、下半身はこの娘。うむ、納得。白い毛糸玉の中から一本の緋色を探しだしたかのような満足感。うん、まあ後半大袈裟だけどそれを否定出来る程想像力妄想力に乏しくない。
くした。今になって考えると、反則のような気もするが今になって考えるしかないのだ、ほのかな興奮を思い出す。いや、感じると言った方が的確か。なるほど、確かにそれを鑑みるとおれの現在の性癖や女性の好みにも納得がいく。そう、おれは好きな女を胴引きにして、五臓六腑を引きずり出し、くっつけたり戻したり噛んだり温めたりを繰り返してはオナニーに耽るのだ。神の視点に立ちヒーロー達の競演に興じる幼き頃のおれの姿がそこにある。上半身はセブン、下半身はV3。上半身はあの娘、下半身はこの娘。うむ、納得。白い毛糸玉の中から一本の緋色を探しだしたかのような満足感。うん、まあ後半大袈裟だけどそれを否定出来る程想像力妄想力に乏しくない。