ボツ台本チチョリーナ | からだに恥をかく体操〜えんぴつみがき〜

ボツ台本チチョリーナ

「チョチョリーナとジュセなんとか」


『おれ自転車に乗れるようになりたい』
「え!?乗れないの!?」
『乗れるけど』
「…………」
『自転車っていっても補助輪ついてないやつよ?』
「あー、補助輪がなきゃ乗れないのね」
『乗れるよ』
「………………」
『あ、おれ自転車乗れたわ』
「もうなんだったんだゆ今までの流れ!わけわかんねえよ!おれの頭に浮かんだお前の少年時代どうすんだよ!チャリンコ乗ってる友達においてかれないように必死こいて走ってる少しせつない、だけど笑顔丸出しのお前は!それがあったから今マラソンが得意なんですねぇってうるせえこの野郎!」
『ちょっと記憶が混乱してて』
「混乱し過ぎだろ!メガネをかけてるのにメガネを探してる状態より混乱してるよ!なかなかないぞそんな混乱!」
『あー、学生の頃好きな子が変な走り方してると一気に恋心が冷めるみたいな』
「あるけど、話とはかみ合ってないだろ!」
『おれは逆に変な走り方してる奴専門だったけどね』
「どうでもいいわ!お前はわかりやすい欠点がある娘が好きだからだろ!」
『差別主義者なんですねおれは』
「うるせえ!簡単にそんなこと言うな!否定させてもらうしかないわ!」
『フニフニ走る奴いたよな』
「いたけどそれがどうした?」
『大抵頭悪いよな』
「勝手にイメージ植えつけるな!そうとは限らないだろ!むしろ勉強ばっかしてる娘がそうなんじゃねえか!?」
『まあね、どうせおれは中高と多感な時期を男子校で過ごしましたから。女の子のことなんてまるでわかっちゃいないんですよ』
「そんな自虐的になるこたないだろ」
『その代わり姉がいますからね。まあ女のことなんて丸わかりですよ。特に女子校の女ね。もう女子校なんて男子校みたいなもんだから』
「なんなんだよ!なにが言いたいんだよなにが!」
『走るといえばおれちんちくりんの娘がパタパタ小走りしてる姿が無性に好きなんだ』
「へー、例えばどんなシチュエーションの?」
『シチュエーションもクソもねえよ』
「いや、協力してくれよ」
『どうせ面白くなんかならねえよ』
「とりあえずやってみようよ、な」
『わかったよ。まずはオリンピック』
「オリンピック!?まずはって」
『なんといっても野口みずきに高橋尚子』
「全然パタパタ小走りしてないよね!?ふたりはちんちくりんだけど!野口みずきに至っては歩幅が大きいことで有名だぜ!?高橋尚子北京出てねえし」
『じゃあ塚田真希』
「じゃあってなんだよじゃあって。まあでも塚田真希はパタパタ小走りしそうだよね」
『塚田真希はかわいいからね。文句は言わせないよ』
「まあ掘り下げるのはよそう」
『塚田真希が告白するんだよな。私吸ってません』
「何を告白してんだよ!地球から出てけ!」
『まあ憧れの先輩に愛の告白するんだよな。先輩を体育館の裏に呼び出して、自分は体育館の二階から先輩が来るのを待ってる。そして先輩がやって来た』
「おお、そこで小走りなんだな」
『顔なんか真っ赤でさ。パタパタパタパタ。ついに先輩との距離5メートル、3メートル、そして言うわけ、“てめぇ、よくもアタイが吸ってることチクリやがったな!”もうちぎっては投げ』
「まあそう言うボケをすることは読めたよな」
『だから面白くないって言っただろ』
「まあいいよ」
『愛の告白なんてしたことないからさ。ほらテニスばっかやってたから』
「柔道だよ!」
『クルム真希……あ、いやごめん、メガネのパリ真希で』
「みきだよメガネは!言い直した意味がわかんねえ」
『先輩、ずっと好きでした、つき合って下さい』
「いいねぇ青春だねぇ」
『なんだよキモいから近付くなよ!おれデブ専(笑)じゃねえんだから。ったく誰かに見られたらどうしてくれるんだ!』
「うわっ最悪だな」
『最悪だよ。あんな先輩許しておけねえ。おれが殴っておきましたから』
「お前が生み出した産物だろうによ」
『もう涙涙で前が見えない塚田真希』
「そうだろうな」
『涙越しに見る先輩はさ。いがんでてブサイクに見えた』
「ああ」
『アタイ、こんな奴が好きだったんだ。アタイバカよね』
「塚田真希の一人称アタイはやめてくれないか」
『もう止まらない塚田真希。涙で前はよく見えないけど、見えないからこそ体に染み込んだテニス』
「柔道!」
『柔道で見事一本背負い!』
「涙の一本背負いだな」
『北京の決勝みたいに泣いてな。感動だよ』
「感動か?」
『詳しくはこのブログのコスメティックもろざしをよろしく』
「どういう宣伝だよ」
『あとパタパタ小走りといえばコンビニの店員ね』
「お前本当コンビニの店員好きだよな」
『いいだろうが!あれはつらい恋だった…時給900円の恋だった』
「わけわからねえよ」
『なんというか、キミの時給をおれが払ってやりたい、って気になったからな』
「もういいから。コンビニの店員がどうした」
『レジに行ったら店員いないんだよ。で、キョロキョロしたら彼女と目があってさ。パタパタ小走りしてレジに来てくれる。最高!!もう最高に幸せになれる!!』
「まあよくあるな。よさは伝わらないけど」
『そして言うんだ』
「なにを?」
『2008年9月13日に大地震がくるらしいですよって』
「ああ、あの予言ね。ってその店員めんどくせ!面倒くさい娘決定だよ!新興宗教に気をつけろ!別れる理由に占いとか持ち出してくるタイプだよちくしょう!」
『お前占いで二回ふられたもんな』
「しかも一回は朝のテレビの占いだぜ!?ラッキーカラーと違うなんて言われてな。どうすりゃいいんだよ!」
『まあいいから。野良犬に噛まれた傷跡が一生消えないと思って忘れろ』
「忘れられねえじゃねえか!」
『本題に行こうぜ』
「予言の話な」
『そう、実はおれがこの予言の話を知ったの今日(9・13)なんだ』
「結構騒がれてたらしいんだけどな」
『ジュセリーノだかチチョリーナ知らねえけどよ』
「チチョリーナってイタリアで議員になったポルノ女優ね」
『まずおれが知った情報を整理しよう。9月13日に日本の東海地方か中国、中国ってチャイナの中国な、に大地震がくる。まあこれだけなんだが』
「うん」
『これなんだけどさ。実は、というか当たる確率高いんだ』
「えっ!?信じてんの?もう今日残り少ないぜ」
『信じちゃいないよ。まあ聞け。まずこの予言が、というか予言ってのは当たったってことの定義が無い。予言の守備範囲の問題だよな。無理矢理な解釈とかさ。この予言にしたって、9月13日に地震が起こるってだけなら地震大国の日本ならほぼ確実だろ?』
「まあ、それで当たりってことになればな」
『そんなことは言ったもん勝ちなんだよ予言なんてのはさ』
「そうだな」
『それに日時だって別に9月13日ピッタシじゃなくてもいいわけだから。予言ていうあやふやなものだからね。少なく見積もって前後1ヶ月、下手したら前後2、3ヶ月は予言の範疇だろ?しかも2008年ってわけじゃなくてもいいわけだから、最大で考えれば以降10年ぐらいは予言の範疇なんじゃないか?』
「そうなるのはわかる。ノストラダムスの予言だって1999年になにも起こらなかったってんで先延ばしになったもんな」
『ていうことはだよ、こいつ、一年間で考えてみても365分の1を予言してるんじゃなくて3分の1、2分の1の出来事を言ってるんだよな。でっかい地震なんて一年に一回はあるんだからさ。もちろん東海地方じゃなくてもいいわけで』
「なるほどね。まあ結局当たるまで予言は続くってことだな」
『そうだな。しかも東海地震なんて50年以内に確実に起こるなんて言われてるしな。この予言は確実に当たるように出来てんだよ。しかもバンビーノは保険まで用意してる』
「ジュセリーノな」
『考えてみろよ、おかしくないか?東海地方か中国って言ってんだぜ?中国ってお前よぉ。東海地方の何倍の面積だよ!ありかよそれ!?同列に並んでることがおかしいだろ。しかも中国は先の四川大地震があったばかりだから余震だって考えられるわけでさ。そもそも地震の起こる場所すらあやふやなわけなんだけど。あれだぜ?競馬で言うなら三連単の大穴狙いだって言っておいて陰で本命流しで全頭買いしてるようなもんだぜ?』
「しかも日時のズレがあるからな。複勝みたいなもんか」
『逆に考えると当たらなきゃおかしいだろ。おれがこの予言を解釈すると、10年以内に東アジアのどこかででっかい地震があるよ、ってことになる。当たり前だろ?そんなの石原良純の天気予報並に当たるぜ』
「微妙なとこだすなよ」
『いや、石原良純は基本的には当ててるんだよ。ていうか外れるってことは気象庁が外したみたいなもんだからさ。外れた時だけ大騒ぎだろ?それの逆だよ。当たった時だけ騒いでるんだから。しかもこじつけ』
「なるほどな。ジュセリーノは詐欺師ってわけだな」
『いや、おれはそこまでは思わない。あいつは夢で予知するんだろ?要するに正夢だよ。予知夢じゃあない。正夢って言葉があるように誰でも経験する可能性があることを勘違いしちゃったかわいそうな人なだけだと思うぜ』
「正夢ってそんなに見るか?」
『そんなもんは人によるとしか言えないよ。テジャヴだよな。あれ?この光景夢で見た!とかさ。おれは結構見るよ』
「へー」
『このゲームのこの画面夢で見た!とかさ。この道をこの服で歩いてるの夢で見た!とかね。でも全く不思議なことじゃないよ。年老いてくると日々に刺激が無くなるっていうだろ?あれは年月を経たことで日々や将来に起こることを予測出来てるからだろ?子供みたいに感動と成長の日々じゃないからさ。目新しいものなんてないんだ。それと同じ。夢なんて能内の経験や知識が再生されてるわけじゃん。ある程度の個人の趣味思考が反映されたりしてさ。しかも毎日見るわけで。下手な鉄砲数撃ちゃあたるだよな。年月を経れば世の中にそれほど目新しいものなんてないんだよ。ゲームのシステム然り、大災害然り、テロすら、な。映画でビルが爆発すんの見たことだってあるだろうしね。で、日時は関係ないんだから。そりゃ現実味のある夢ならいつか当たる可能性大なんだよ。しかも無理矢理な解釈ありなんだから。夢で見た時点で無意識のうちに夢の内容に影響されて行動してるかもしれないしね。夢で見た光景や場面なんておれに言わせりゃウンコみたいなもんだよ。それを、うわっおれすげー!ってなっちゃてる人だと思うな』
「なるほどな」
『まあそんなことどうでもいいんだよね』
「おれもそれが言いたかった」
『実はこのブログも予言たっぷりだったって知ってるか?まずコスメティックもろざしね!あれ二年くらい前に書いたんだけどさ。かわいがり出てくるだろ?な?あとあれ、大麻陽性問題。9月の頭にアップした記事で陽性って話が出てきたろ?あれ8月に書いてるしね』
「相撲ばかりだな」
『相撲は任せろ!』
「自信満々だなおい。大して相撲好きじゃないくせにな」
『他にも探せばなんかあんだろ。探せば、な。レッツジョインアス!』
「むかつくわ」
『というわけで予言にチャレンジ!』
「野菜ソムリエに殴られろ!」
『まず朝青龍解雇!』
「大本命いったな!予言じゃねえよそれ」
『もうないね』
「なんだそれ!もう何も言えねぇよ!」
『なんだ?マネか?恥ずかしいマネすんなよな。あ、何も言えねぇ、が流行語大賞にノミネート!』
「だからそれ予言じゃねえよ!確実にくる未来だ!」
『まあそういうことだよ』
「まあな」


終わり

夢豆知識。夢は見てる途中で起きないと記憶出来ないんだ。だから、いいとこで終わっちゃうんだね☆