ボツ台本KY
「KY」
『KYって言葉が流行ってますね』
「もう結構前の話だけどな」
『結構前?日本の庶民にローマ字が身近なものとして普及したのは第二次大戦後だからそんな昔ではないぜ』
「なに言ってんだよ!そんな歴史的な話じゃねえよ!一年ぐらい前の話だ!」
『一年前?ていうとカツオがまだ小学生の頃だ』
「カツオはずっと小学生だよ!」
『そんな子供おらへんやろ』
「大木こだま・ひびきさんのモノマネ!?しょうがないだろアニメだし原作者死んじゃってるし。もし毎年カツオが歳を重ねていったらカツオもう還暦ぐらいになるんじゃねえか!?」
『ああ、KYか』
「KYではねえよ!大人の事情だ!」
『カツオ座る度に、よっこいしょと言う』
「おっさんじゃねえか!KYの意味違うよ!」
『カツオ、ゆっくり死ぬ』
「やめろ!そんなこと言うな!」
『宝物は、いつも大人の、もの』
「なんだそれ!宝物はいつも大人のもの?TIMじゃねえか!なんなんだよ!」
『TIMといえば有名なギャグがありますね。亀頭!』
「命な!亀頭じゃ有名になる前に消されちゃうよ!KYってのは、空気が、読めない、って意味だよ」
『亀頭!』
「やめろって!」
『亀頭!』
「だからやめろって!なんだよ!KYか!」
『ニヤニヤ』
「うわっなんだか凄い恥ずかしい」
『空気が読めないとはどういう状態のことですか?幽霊に本でも読まされてるんですか?』
「違うよ。空気が読めないってのは今さっきのお前みたいに、場の空気を壊す奴だよ、暗黙の了解を無視したり、ノリが悪かったり」
『なるほど、イエスマン野郎ってことだな』
「まああながち間違いではないよ」
『クソだな。おれなんかNOと言える日本人だからね。都合が悪けりゃ上の立場の人からの誘いも断るし、後輩の都合が悪くても呼び出すからね』
「後輩はお前と同じように先輩であるお前にNOって言ったのにな」
『そしたら誰からも相手にされなくなった』
「そうだろうな。皮肉なことにKYってのが人間関係に大きく影響を及ぼしているってのがよくわかった」
『まあジャイアンのリサイタルみたいなもんだね』
「そうだね、まさにKYだよ」
『いるよね、クラスに一人や二人さ、リサイタルを開く奴』
「リサイタルの話!?まあ確かにな。音楽に走る奴はいるよな。バンドとか、ヒップホップ系とか、ゆずっぽい人とか」
『クラス全員に君が代を聴かせる奴とかな』
「そっちの話はいいよ!リサイタルって集会のことかよ!まあいるけどよクラスに一人ぐらいそっちに走る奴」
『学校の式典で君が代を頑なに歌わない教師はKYだよな』
「まあまあKYだよな。別にいいだろって思うもの」
『私も卒業式では歌いませんでしたね』
「お前の場合恥ずかしさからくるものだろ!たくさんいるタイプだよ!」
『違うよ!卒業式であまりに感極まってさ、むせび泣いていて歌おうにも歌えなかったんだ』
「まあそういうことにしておくか」
『音楽の教師がまたKYでさ。リハーサルの時に、声が小さい!やり直し!つって延々やらされた』
「まあKYというか指導だよな」
『オィース』
「ドリフか!」
『加藤、横!』
「…志村、後ろ!な」
『KYだよ』
「うるせー!気付いたけどわざと無視したんだよ!」
『志村も後ろには気付いてるんだけどな』
「逆に気付いてなかったら問題だろ!」
『KYなことってのは、例えば徳川埋蔵金が本当に出て来ちゃったり』
「ああ、そうかもな、本当に出ちゃったら、出ちゃったよ!ってなるもんな」
『小池百合子を大臣にしたり』
「小池百合子のイニシャルがKYなだけだろ!」
『果たしてそれだけかな?』
「うるせー!いいよ!」
『なかまをなまかと言ったり』
「あれはひどくKYだったよな。流行らねえっつうのにごり押ししてたもんな」
『なまかゆえきだバカヤローコノヤロー』
「仲間由紀恵な!半分以上たけしさんのモノマネになっちゃってるだろ!」
『ハンセンバカヤロー!』
「ダンカンな!」
『水泳の話だよ』
「ああ、北島康介のライバルのハンセンね。200mでまさかのオリンピック落選。まあ確かにKYだよな。オリンピックでの対決を見たかったわけだし」
『そうだよ。北島なんかレーザーレーサー着て世界記録出したのにさ。ハンセンはレーザーレーサー着て代表落選。ここはハンセンが世界記録更新して、オリンピックで決着をってパターンだろ!どんだけKYなんだよ!』
「まあそれは最高のシチュエーションだな。だけど現実はなかなかうまくいかないよね」
『あとあれだよ!新東京タワーの名前!』
「ああ、東京スカイツリーだっけ?」
『あれ、候補の中から選ばれたんだけどさ、候補の中にろくな名前無かったからな、最悪だよ』
「まあお偉いさんが考えることだからな」
『東京EDOタワーとか、夢見櫓とか、シンジラレナーイ』
「元日ハム監督のヒルマンのマネは置いといて、センスないよな」
『日本らしいというか下町らしい名前をつけたかったってのはわからなくはないけどね』
「向島辺りに建つからね。浅草の川向こう」
『それだったら東京ゲイシャタワーのがよっぽどいいぜ』
「ゲイシャは駄目だろ!」
『外人はみんな知ってるぜ?向島だし』
「そうだけど!」
『東京ゲイシャタワーに東京フジヤマタワー、東京テンプラタワー、東京サムライタワー、東京ニンジャタワー、東京スカイツリー、さてどれを選ぶ?』
「一概にスカイツリーを選べないのがまたなんとも」
『他にもあるぜ、東京アキバタワー』
「秋葉原に建つわけじゃないからな」
『東京トヨタタワーとか東京ホンダタワー』
「自動車会社が建てるわけじゃないからな」
『東京クララタワーとか』
「クララは建てない!いや立つけど!」
『東京日本の科学力は世界一ィィィイイタワーとか』
「シュトロハイムか!」
『まあどうせ新東京タワーが建ったところで2011年にテレビ業界は自殺する予定だから』
「多分潰れやしねえよ!」
『まったくKYだぜ。地デジってやつは。地デジはやってこない!』
「やって来る!ていうかもう来てる!もういいよ!」
終わり なーむー
『KYって言葉が流行ってますね』
「もう結構前の話だけどな」
『結構前?日本の庶民にローマ字が身近なものとして普及したのは第二次大戦後だからそんな昔ではないぜ』
「なに言ってんだよ!そんな歴史的な話じゃねえよ!一年ぐらい前の話だ!」
『一年前?ていうとカツオがまだ小学生の頃だ』
「カツオはずっと小学生だよ!」
『そんな子供おらへんやろ』
「大木こだま・ひびきさんのモノマネ!?しょうがないだろアニメだし原作者死んじゃってるし。もし毎年カツオが歳を重ねていったらカツオもう還暦ぐらいになるんじゃねえか!?」
『ああ、KYか』
「KYではねえよ!大人の事情だ!」
『カツオ座る度に、よっこいしょと言う』
「おっさんじゃねえか!KYの意味違うよ!」
『カツオ、ゆっくり死ぬ』
「やめろ!そんなこと言うな!」
『宝物は、いつも大人の、もの』
「なんだそれ!宝物はいつも大人のもの?TIMじゃねえか!なんなんだよ!」
『TIMといえば有名なギャグがありますね。亀頭!』
「命な!亀頭じゃ有名になる前に消されちゃうよ!KYってのは、空気が、読めない、って意味だよ」
『亀頭!』
「やめろって!」
『亀頭!』
「だからやめろって!なんだよ!KYか!」
『ニヤニヤ』
「うわっなんだか凄い恥ずかしい」
『空気が読めないとはどういう状態のことですか?幽霊に本でも読まされてるんですか?』
「違うよ。空気が読めないってのは今さっきのお前みたいに、場の空気を壊す奴だよ、暗黙の了解を無視したり、ノリが悪かったり」
『なるほど、イエスマン野郎ってことだな』
「まああながち間違いではないよ」
『クソだな。おれなんかNOと言える日本人だからね。都合が悪けりゃ上の立場の人からの誘いも断るし、後輩の都合が悪くても呼び出すからね』
「後輩はお前と同じように先輩であるお前にNOって言ったのにな」
『そしたら誰からも相手にされなくなった』
「そうだろうな。皮肉なことにKYってのが人間関係に大きく影響を及ぼしているってのがよくわかった」
『まあジャイアンのリサイタルみたいなもんだね』
「そうだね、まさにKYだよ」
『いるよね、クラスに一人や二人さ、リサイタルを開く奴』
「リサイタルの話!?まあ確かにな。音楽に走る奴はいるよな。バンドとか、ヒップホップ系とか、ゆずっぽい人とか」
『クラス全員に君が代を聴かせる奴とかな』
「そっちの話はいいよ!リサイタルって集会のことかよ!まあいるけどよクラスに一人ぐらいそっちに走る奴」
『学校の式典で君が代を頑なに歌わない教師はKYだよな』
「まあまあKYだよな。別にいいだろって思うもの」
『私も卒業式では歌いませんでしたね』
「お前の場合恥ずかしさからくるものだろ!たくさんいるタイプだよ!」
『違うよ!卒業式であまりに感極まってさ、むせび泣いていて歌おうにも歌えなかったんだ』
「まあそういうことにしておくか」
『音楽の教師がまたKYでさ。リハーサルの時に、声が小さい!やり直し!つって延々やらされた』
「まあKYというか指導だよな」
『オィース』
「ドリフか!」
『加藤、横!』
「…志村、後ろ!な」
『KYだよ』
「うるせー!気付いたけどわざと無視したんだよ!」
『志村も後ろには気付いてるんだけどな』
「逆に気付いてなかったら問題だろ!」
『KYなことってのは、例えば徳川埋蔵金が本当に出て来ちゃったり』
「ああ、そうかもな、本当に出ちゃったら、出ちゃったよ!ってなるもんな」
『小池百合子を大臣にしたり』
「小池百合子のイニシャルがKYなだけだろ!」
『果たしてそれだけかな?』
「うるせー!いいよ!」
『なかまをなまかと言ったり』
「あれはひどくKYだったよな。流行らねえっつうのにごり押ししてたもんな」
『なまかゆえきだバカヤローコノヤロー』
「仲間由紀恵な!半分以上たけしさんのモノマネになっちゃってるだろ!」
『ハンセンバカヤロー!』
「ダンカンな!」
『水泳の話だよ』
「ああ、北島康介のライバルのハンセンね。200mでまさかのオリンピック落選。まあ確かにKYだよな。オリンピックでの対決を見たかったわけだし」
『そうだよ。北島なんかレーザーレーサー着て世界記録出したのにさ。ハンセンはレーザーレーサー着て代表落選。ここはハンセンが世界記録更新して、オリンピックで決着をってパターンだろ!どんだけKYなんだよ!』
「まあそれは最高のシチュエーションだな。だけど現実はなかなかうまくいかないよね」
『あとあれだよ!新東京タワーの名前!』
「ああ、東京スカイツリーだっけ?」
『あれ、候補の中から選ばれたんだけどさ、候補の中にろくな名前無かったからな、最悪だよ』
「まあお偉いさんが考えることだからな」
『東京EDOタワーとか、夢見櫓とか、シンジラレナーイ』
「元日ハム監督のヒルマンのマネは置いといて、センスないよな」
『日本らしいというか下町らしい名前をつけたかったってのはわからなくはないけどね』
「向島辺りに建つからね。浅草の川向こう」
『それだったら東京ゲイシャタワーのがよっぽどいいぜ』
「ゲイシャは駄目だろ!」
『外人はみんな知ってるぜ?向島だし』
「そうだけど!」
『東京ゲイシャタワーに東京フジヤマタワー、東京テンプラタワー、東京サムライタワー、東京ニンジャタワー、東京スカイツリー、さてどれを選ぶ?』
「一概にスカイツリーを選べないのがまたなんとも」
『他にもあるぜ、東京アキバタワー』
「秋葉原に建つわけじゃないからな」
『東京トヨタタワーとか東京ホンダタワー』
「自動車会社が建てるわけじゃないからな」
『東京クララタワーとか』
「クララは建てない!いや立つけど!」
『東京日本の科学力は世界一ィィィイイタワーとか』
「シュトロハイムか!」
『まあどうせ新東京タワーが建ったところで2011年にテレビ業界は自殺する予定だから』
「多分潰れやしねえよ!」
『まったくKYだぜ。地デジってやつは。地デジはやってこない!』
「やって来る!ていうかもう来てる!もういいよ!」
終わり なーむー