ボツ台本わやや
「めちゃくちゃ。クソ」
『お前、戦国武将とか興味ある?』
「うん、まあ、あるね。やっぱり男だからね。そんな詳しいわけではないけど血湧き肉踊るというか」
『千秋遠藤フる』
「やめろ!関係ないだろ!」
『千春肉踊る』
「わけわかんねえよ!」
『松山千春心臓の肉踊る』
「やめろ!大変なんだから!」
『私もたばこをやめません』
「勝手にしろ!どうでもいいよ!」
『でも値上がりしたらやめます』
「あっさりやめるつもりじゃねえかよ!」
『その代わりにたばこ代を貯金します』
「つもり貯金ってまた現実的だなおい」
『貯まったお金でマリファナ買います』
「馬鹿野郎!なに言ってんだよ!やめろ!」
『血湧き肉踊るような時代が好きってことは元コウや源平合戦はどう?』
「あんまり歴史自体に詳しくないってこともあるけど、昔過ぎてちょっとよくわからないな。実感がわかないというか。史料も曖昧になってくるし」
『大化の改新とか坂上田村麻呂とかは?』
「いやだからあんまり興味ないって」
『縄文人と弥生人の戦いについては?』
「もうどうでもいいよ!興味ねえ!」
『北京原人と映画についてはどうですか?』
「もはや戦いじゃなくなっちゃったな!B級どころかC級の映画の話じゃねえか!全然血湧き肉踊らないだろ!」
『裸体は踊ってたけどな』
「うるせー!」
『好きな戦国武将とかいるの?』
「ベタに織田信長とか好きだね」
『信長ね。あの尾張のうつけと呼ばれた』
「そうそう。若い頃ね」
『若い頃は凄かったらしいね、仲間と酒飲んで、その帰りにスクーター乗って捕まって』
「織田信成の話だろ!フィギュアスケート選手の!ベタなボケかましてんじゃねえ!」
『うつけの血は争えないよな。信長も酒飲んで馬走らせてたんだろうな。ロマンだよな』
「そうだけど飲酒運転はロマンじゃねえ!それに信成って織田信長みたいなタイプじゃなくてどちらかと言えばおとなしそうな奴だろ」
『でも信長が飲酒運転しても捕まんないぜ?』
「当たり前だろ!あの時代に車ないし!」
『そのくらい知ってるよ!だから馬だろ?知ってるか?馬は法律上軽車両扱いだから飲酒したら乗っちゃ駄目なんだ』
「だからそれ現代の話だろ!当時は飲酒運転に関する法律もなかっただろうし、あったとしても殿様捕まえる訳にはいかないだろ!」
『でも信成も殿って呼ばれてるぜ?』
「織田信長が先祖だからそう呼ばれてるだけだよ!なんていうか大名の子孫にとっては通過儀礼みたいなあだ名だよ!」
『そのうち青森の羽柴秀吉と組んで天下統一を狙ってるって話だろ?』
「んなこたないよ!でももし織田信成が選挙に出たら羽柴秀吉は黙ってないだろうね。ちょっとおもしろいかも」
『マニフェストはあれね、コンビニを24時間営業にします』
「もうしてるよ!楽市楽座かよ!」
『まあ信成についてはこんくらいかな』
「短いなおい、フィギュアスケートでボケないのかよ」
『それにしても信成って信長の肖像画に似てませんか?』
「信成の話続けるのかよ。まあでも確かに子孫っぽい顔というか、当たり前だけどさ、おんなじ系統の顔だよな、これも当たり前かもしれないけど、信長から400年過ぎてる割には似てるよな」
『羽柴秀吉は似てないよな。なんでだろ?』
「勝手に名乗ってるだけだからだよ!あのおっさんは子孫でもなんでもねえ!」
『信成があれだけ信長に似てるとなんかがっかりしちゃうよな』
「ああ、なんかわかる。なんとなく信長もあの程度かって思っちゃうよな。まあ信成はなんも悪くないんだけどさ」
『悪いだろ!飲酒運転しちゃあよ!』
「そこはもういいだろ!反省してんだから!」
『信成がなんかヘラヘラ笑ってるとこなんか特にがっかりしちゃう』
「まあわからなくはないよ」
『なにより今時のギャル語で喋るしさ』
「ギャル語では喋ってねえよ!ギャル語で喋られたら嫌だけど、それと同じくらい昔の言葉で喋られるのも嫌だろ!でもまあ信成は子供の時からこんなことを言われて育ってきたんだろうね」
『おいちょっと信長のマネしろよ、とか』
「あっただろうね」
『信長ちょっと兵貸してくんない?とか』
「なんだそれ!族じゃねえかよ!」
『信長ちょっと三回回ってワンって言ってみ、とか』
「信長関係ねえよ!ただのイジメだろ!」
『信成がまた綺麗に回るんだこれが』
「フィギュアのトップスケーターだからな!ある意味回ることは本職だよ!」
『トップスケーターっつってもフィギュアスケートで天下穫ってないからね』
「まあどうせなら一番になってほしいよね」
『高橋とかいう弱小大名相手に連戦連敗』
「高橋別に大名じゃねえよ!今のフィギュアスケート界は戦国時代かもしれないけど、ってなに言ってんだおれ!世界チャンピオンになるくらいだから弱小じゃねえしな!」
『挙げ句の果てにあの飲酒運転での会見で号泣しちゃって』
「ことがことだからな。一時的にフィギュアスケートも出来なくなったわけだし」
『信長だったら、無礼者!っつって記者のひとりやふたりなます斬りにしてたね』
「そんなことが許される時代じゃねえだろ!社会から永久に追放されちゃうよ!」
『足利将軍みたいに?』
「うるせー!」
『刀の代わりにスケート靴の刃でざっくざっく』
「やめろ!確かにスケート靴の刃なら出来るかも知れないけど!」
『謹慎期間中に変な宗教にハマっちゃってさ。おれは第六天魔王だ!みたいになって』
「なってねえよ!」
『腐りきったフィギュアスケート界に嫌気がさして会長を放逐したり、そう足利将軍みたいに』
「うるせーって!信成にそんな権限ねえよ!まあ確かにフィギュアスケート界は問題起こしたけどさ」
『さあいよいよフィギュアスケート界を掌握しようってところでさ、夢半ばにして本能寺で謀反にあって自害』
「別に信長の子孫だからって本能寺で死なないよ!」
『安藤美姫、お前もか!』
「謀反したのミキティかよ!つうかそのセリフシーザーのな!」
『まあミキティに裏切られなくても自害してただろうね』
「なんでだよ」
『いや若い頃の飲酒運転という過ちを苦に』
「もう許してやれよ」
『こうして羽柴秀吉がフィギュアスケート界のトップに躍り出るわけだ』
「出ねえよ!もういいよ!」
『お前、戦国武将とか興味ある?』
「うん、まあ、あるね。やっぱり男だからね。そんな詳しいわけではないけど血湧き肉踊るというか」
『千秋遠藤フる』
「やめろ!関係ないだろ!」
『千春肉踊る』
「わけわかんねえよ!」
『松山千春心臓の肉踊る』
「やめろ!大変なんだから!」
『私もたばこをやめません』
「勝手にしろ!どうでもいいよ!」
『でも値上がりしたらやめます』
「あっさりやめるつもりじゃねえかよ!」
『その代わりにたばこ代を貯金します』
「つもり貯金ってまた現実的だなおい」
『貯まったお金でマリファナ買います』
「馬鹿野郎!なに言ってんだよ!やめろ!」
『血湧き肉踊るような時代が好きってことは元コウや源平合戦はどう?』
「あんまり歴史自体に詳しくないってこともあるけど、昔過ぎてちょっとよくわからないな。実感がわかないというか。史料も曖昧になってくるし」
『大化の改新とか坂上田村麻呂とかは?』
「いやだからあんまり興味ないって」
『縄文人と弥生人の戦いについては?』
「もうどうでもいいよ!興味ねえ!」
『北京原人と映画についてはどうですか?』
「もはや戦いじゃなくなっちゃったな!B級どころかC級の映画の話じゃねえか!全然血湧き肉踊らないだろ!」
『裸体は踊ってたけどな』
「うるせー!」
『好きな戦国武将とかいるの?』
「ベタに織田信長とか好きだね」
『信長ね。あの尾張のうつけと呼ばれた』
「そうそう。若い頃ね」
『若い頃は凄かったらしいね、仲間と酒飲んで、その帰りにスクーター乗って捕まって』
「織田信成の話だろ!フィギュアスケート選手の!ベタなボケかましてんじゃねえ!」
『うつけの血は争えないよな。信長も酒飲んで馬走らせてたんだろうな。ロマンだよな』
「そうだけど飲酒運転はロマンじゃねえ!それに信成って織田信長みたいなタイプじゃなくてどちらかと言えばおとなしそうな奴だろ」
『でも信長が飲酒運転しても捕まんないぜ?』
「当たり前だろ!あの時代に車ないし!」
『そのくらい知ってるよ!だから馬だろ?知ってるか?馬は法律上軽車両扱いだから飲酒したら乗っちゃ駄目なんだ』
「だからそれ現代の話だろ!当時は飲酒運転に関する法律もなかっただろうし、あったとしても殿様捕まえる訳にはいかないだろ!」
『でも信成も殿って呼ばれてるぜ?』
「織田信長が先祖だからそう呼ばれてるだけだよ!なんていうか大名の子孫にとっては通過儀礼みたいなあだ名だよ!」
『そのうち青森の羽柴秀吉と組んで天下統一を狙ってるって話だろ?』
「んなこたないよ!でももし織田信成が選挙に出たら羽柴秀吉は黙ってないだろうね。ちょっとおもしろいかも」
『マニフェストはあれね、コンビニを24時間営業にします』
「もうしてるよ!楽市楽座かよ!」
『まあ信成についてはこんくらいかな』
「短いなおい、フィギュアスケートでボケないのかよ」
『それにしても信成って信長の肖像画に似てませんか?』
「信成の話続けるのかよ。まあでも確かに子孫っぽい顔というか、当たり前だけどさ、おんなじ系統の顔だよな、これも当たり前かもしれないけど、信長から400年過ぎてる割には似てるよな」
『羽柴秀吉は似てないよな。なんでだろ?』
「勝手に名乗ってるだけだからだよ!あのおっさんは子孫でもなんでもねえ!」
『信成があれだけ信長に似てるとなんかがっかりしちゃうよな』
「ああ、なんかわかる。なんとなく信長もあの程度かって思っちゃうよな。まあ信成はなんも悪くないんだけどさ」
『悪いだろ!飲酒運転しちゃあよ!』
「そこはもういいだろ!反省してんだから!」
『信成がなんかヘラヘラ笑ってるとこなんか特にがっかりしちゃう』
「まあわからなくはないよ」
『なにより今時のギャル語で喋るしさ』
「ギャル語では喋ってねえよ!ギャル語で喋られたら嫌だけど、それと同じくらい昔の言葉で喋られるのも嫌だろ!でもまあ信成は子供の時からこんなことを言われて育ってきたんだろうね」
『おいちょっと信長のマネしろよ、とか』
「あっただろうね」
『信長ちょっと兵貸してくんない?とか』
「なんだそれ!族じゃねえかよ!」
『信長ちょっと三回回ってワンって言ってみ、とか』
「信長関係ねえよ!ただのイジメだろ!」
『信成がまた綺麗に回るんだこれが』
「フィギュアのトップスケーターだからな!ある意味回ることは本職だよ!」
『トップスケーターっつってもフィギュアスケートで天下穫ってないからね』
「まあどうせなら一番になってほしいよね」
『高橋とかいう弱小大名相手に連戦連敗』
「高橋別に大名じゃねえよ!今のフィギュアスケート界は戦国時代かもしれないけど、ってなに言ってんだおれ!世界チャンピオンになるくらいだから弱小じゃねえしな!」
『挙げ句の果てにあの飲酒運転での会見で号泣しちゃって』
「ことがことだからな。一時的にフィギュアスケートも出来なくなったわけだし」
『信長だったら、無礼者!っつって記者のひとりやふたりなます斬りにしてたね』
「そんなことが許される時代じゃねえだろ!社会から永久に追放されちゃうよ!」
『足利将軍みたいに?』
「うるせー!」
『刀の代わりにスケート靴の刃でざっくざっく』
「やめろ!確かにスケート靴の刃なら出来るかも知れないけど!」
『謹慎期間中に変な宗教にハマっちゃってさ。おれは第六天魔王だ!みたいになって』
「なってねえよ!」
『腐りきったフィギュアスケート界に嫌気がさして会長を放逐したり、そう足利将軍みたいに』
「うるせーって!信成にそんな権限ねえよ!まあ確かにフィギュアスケート界は問題起こしたけどさ」
『さあいよいよフィギュアスケート界を掌握しようってところでさ、夢半ばにして本能寺で謀反にあって自害』
「別に信長の子孫だからって本能寺で死なないよ!」
『安藤美姫、お前もか!』
「謀反したのミキティかよ!つうかそのセリフシーザーのな!」
『まあミキティに裏切られなくても自害してただろうね』
「なんでだよ」
『いや若い頃の飲酒運転という過ちを苦に』
「もう許してやれよ」
『こうして羽柴秀吉がフィギュアスケート界のトップに躍り出るわけだ』
「出ねえよ!もういいよ!」