先週、おばあちゃんが亡くなった。
最後に会ったのが、亡くなる4日前。
神戸からはるばる実家のある京都まで、娘を連れて病院にお見舞いに行った。
ちょっとでも元気になればと思ったのだけれど…
痩せ細って、本当に骨と皮しかないようなおばあちゃんは、か細い声で時々しんどいと呟いては目を閉じるを繰り返していた。
それでも必死にひ孫に手を伸ばす姿が痛々しかった。
娘が怖がったりせず、ニコニコしていてくれたのが救いだった。
亡くなる前夜、母から危ないと聞いていて、すぐに行こうかと尋ねたものの『仕事に行きなさい』と言われて出勤した。
なぜか『昼休憩には亡くなった連絡が来ている』気しかしなかった。
朝から泣きそうになりながら売り場の清掃をしていた。
思った通りになった。
午前中に祖母は亡くなっていた。
すぐに帰宅し、オットに車を出してもらった。
4日間神戸と京都を往復したが、一度も娘はぐずらなかった。
亡くなってはじめて、もっと顔を見せてあげればよかったとか、誕生日とか敬老の日とかもっとちゃんとしてあげればよかったとか、後悔ばかり浮かぶ。
京都に帰るようになったのは、すでに余命宣告されたあとだった。
祖母が亡くなったことで、20年以上疎遠だったらしい母と叔父が仲良さげに話していた。
私自身も母とはここ5年ほど険悪だったが、孫が生まれて、祖母に会わせに何度か帰るうち以前では考えられないほど仲良くなった。
祖母が引き合わせてくれたと思うと、切ないけれどありがたい。
おばあちゃん、ありがとう。
しかしながら、オットはヘトヘト、娘は週明けから昨日まで熱を出してしまった。
2人ともご苦労さま。ありがとう。