こんにちは。
いかがお過ごしですか?
正しい呼吸が出来ていますか?
今、猫も杓子も『鬼滅の刃』ですね。
原作の連載はとっくに終了して、単行本の最終巻も出たってのに、世の中の熱が冷めませんね。
この鬼滅フィーバーはまだしばらくは続くんでしょうね。
知らない人のために『鬼滅の刃』をザックリ説明すると、主人公のタンジロウが『呼吸』の使い手で、呼吸と剣技で強い鬼をバッタバッタとなぎ倒す話です(←雑!)。
今どきの子供たちは『呼吸』と言えば鬼滅の刃なのでしょうが、私らの時代は、呼吸で吸血鬼をやっつける『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部が『呼吸』でした。
『震えるぞハート!』
『燃え尽きるほどヒート!!』
『山吹色(サンライトイエロー)の波紋疾走(オーバードライブ)ッッッ!!!』
なんつって、吸血鬼をボコボコにするのです。
呼吸を使うことにより波紋(はもん)エネルギーを発生させ、色々なことをします。
やる内容によってサンライトイエローだったり、ターコイズブルーだったり、まあ色々。
詳しいことは原作を読むか、詳しい人に聞いてください。
私は3部と4部が好きです。
で、表題の通りです。
『鬼滅の刃』には使う剣技の種類によって『水の呼吸』だったり『火の呼吸』だったり、呼吸にも色々種類があるのです。
では現代の不妊治療の技術に『妊活の呼吸』は『有る』のか、『無い』のか。
答えは・・・・・・『有る』です。
厳密に言えば『妊活の呼吸』は『健康の呼吸』の派生ですから、患者さんが『健康の呼吸』を行っていれば自然と『妊活の呼吸』が使えるようになって妊娠が出来るようになります。
では、『健康の呼吸』はどうやるのか。
答えは簡単。
『鼻で呼吸する』です。
ね、簡単でしょ?
「なんだ、そんなことか」とお思いの皆さん、ところがどっこい、コレが出来ていない人が多い。
現代人は気が付けば口で呼吸していることが多い。
ハーハー、ハーハー言ってる。
口を開けるのは「喋るとき」と「飯を食うとき」の2つだけだ、ってのが守れていないんです。
空気を吸い込む時は鼻からでなくてはいけないってのが守れていないんですよ。
口で息をすることの何がいけないんだ、って話ですね。
人間の喉の奥にはですね、扁桃腺(ワイダイエルの咽頭輪)ってのがあるんですね。
そこが外部からの空気に乗ってくる細菌の最初の入り口になります。
本来ならそこには鼻の穴を通った空気が当たります。
鼻の穴には鼻毛の奥に『鼻腔』という広いスペースがあって、そこには上鼻甲介(じょうびこうかい)・中鼻甲介(ちゅうびこうかい)・下鼻甲介(かびこうかい)という3つの大きな突起があります。
鼻の穴を通る空気はこの3つの突起の隙間を抜けて体内に入るので、外の冷えて乾燥した空気が突起の温度で体温近くまで温められてから扁桃腺に当たります。
しかし、口呼吸を行うと、外の空気はこれら突起に当たらないで扁桃腺に直接到達してしまうんですね。
するとその冷えた空気のせいで扁桃腺の温度が下がってしまう。
人間の体温は37度付近が正常ですから、体は正常な温度から少しでも下がってしまうと、温度低下に合わせて各器官の働きも低下してしまうんです。
口呼吸で扁桃腺の温度が下がってしまうと、扁桃腺の働きが落ちて、体の免疫機能がガクンと低下します。
扁桃腺からばい菌やウイルスが体内に入りやすくなってしまうんです。
体にばい菌やウイルスが入ると、それらの処理に免疫機構が体力を消費して対応します。
我々の普段使用するはずの体力も免疫機構が優先してどんどん消費していってしまうってことです。
体が正常に維持できなくなってくるってことです。
また、体内にばい菌やウイルスが常時入りやすい状態だと、カラダ全体の細胞内のミトコンドリアの働きが抑制されます。
ミトコンドリアはエネルギー産生、熱産生に深くかかわっていますから、ミトコンドリアの働きが抑制されるってことは低体温に繋がるってことです。
冷えるのが「のど」だけの問題ではないってことになります。
体の冷えは不妊に直結します。
不妊体質をどうにかしようと色々『温活』をやっていても、口呼吸を治さないと無駄になってしまうかもしれないんですよ。
扁桃腺を冷やしちゃう『口呼吸』はいけないよね、って話になります。
ですから、『鼻で呼吸』を徹底しなくちゃならない。
『鼻で呼吸』なんて簡単なことで妊娠に近づくなら安いもんだと思いませんか?
タダやで、タダ。
気を付けて『鼻』で呼吸するだけ。
『鼻』で吸って、『鼻』で吐く。
あ、あなた、しゃべる直前に口で息吸っちゃってるね!
喉の奥に冷たい空気が当たっちゃうぞ?
ダメだよ、常時、鼻で吸わなきゃ。
常中だよ、常中!(←これが言いたかっただけ)。
え? 鼻が詰まってて上手く息が吸えない?
蓄膿症?
蓄膿症が鍼灸で治せないかって?
実は治せるんです。
ウチのワイフの蓄膿症は私が鍼灸で治しましたから。
本当だぞ。
東洋医学と鍼灸マッサージは不妊症も蓄膿症も治せるんです。
お近くの鍼灸マッサージ院か小浜治療院へお気軽にご相談ください。
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豊橋市・小浜治療院