こんにちは。
 
いかがおすごしですか?
 
看板見てますか?
 
 
 
表題のとおりです。
 
本来、鍼灸マッサージ院に「不妊治療専門」なんて看板は必要ありません。
 
 


 
病院には必要ですよ。
 
だって「設備」を揃えないといけませんから。
 
培養士などの「専門の人員」も必要ですね。
 
専門の設備、専門の道具、専門のスタッフ、専門の薬。
 
専門にしてお金をかける先を集中しないと、病院ってのは「業(ぎょう)」としてやっていけないんです。
  
医師本人の知識と技術ってのはそこまで「専門」って看板に影響していない。
 
医者の周りが不妊治療専門にカスタマイズされてるから、そこにいる職員が「不妊治療専門チーム」で成立しているから、看板が「不妊治療専門」なんです。 
 
 

 
 
漢方薬はどうか。
 
漢方薬には構成する生薬に賞味期限がありますから、病院よりは使いまわしが出来ますが、専門にできるなら専門にした方が経営的にはやりやすいんじゃないでしょうか。
 
いろんな種類のパンを売るパン屋より、食パン専門店の方が経営が安定する、って感じ。
 
「口に入れる物を売る」ってのは大変なんです。
 
 

 
 
じゃあ、鍼灸はどうなのか。
 
検査機器は術者の「目」「耳」「指」のみ!
(たまに「鼻」も使う)
 
使う道具は「鍼(はり)」「灸(きゅう)」のみ!!
 
どちらも腰痛相手でも不眠症相手でも使う道具で、汎用性はとてつもなく高い。
 
在庫管理とか、ほとんど考えなくてもよい。(鍼の賞味期限は5年くらい)
 
使い分けてるのは「ツボ」だけです。
 
「知識」なんてのは持ってて当たり前でしょ?
 
病院と鍼灸院では経営に必要な状況が全く違うんです。
 

 

 
 
 
それなのに「不妊治療専門」と掲げてる所があるのはなぜなのか。
 
それはね、、、、、、、、「イメージ戦略」「客の選別」
 
ただそれだけなんです。
 
ホントに。
 
それを悪いとは言っていませんよ。
 
商売なのですから、イメージは大事。
 
商売なのですから、ターゲットを絞るのも大事。
 
それをやらない小浜治療院は商売がヘタクソですね、いい歳して中高生みたいにとんがってキモイですね、ってだけです。
 
 
  
 
自ブログ「異病同治・同病異治」でも書きましたが、東洋医学では人は何か不調になった時、表立ってある症状の奥に「体調不良の根っこ」みたいなものがある、と考えます。
 
東洋医学はそこにアプローチして治しております。
 
その「体調不良の根っこ」を目と耳と指で探って、東洋医学の理屈に従って処置しているのであり、「目と耳と指で正確に状態をつかめるか」「(鍼灸の場合は)得た情報から最適なツボを選択できるか」術者の腕の良し悪しになるのです。
 
鍼灸の場合、どの症状が対象でも、その対処法を勉強して頭に入れておくだけなのですから、勉強すれば治せる対象や症状はどんどん日を追うごとに増えていくはず。
 
こう言っちゃなんですが、鍼灸の場合は「不妊治療専門」と銘打っているところより、いろいろな患者を触って、いろいろな症状から「体調不良の根っこ」を正確に割り出せる「あの先生のとこに行けば大体治る」的な、叩き上げの汎用性の高い先生の方が不妊症も早く上手に治せるんじゃないの~?、と『私は』思っております。
 
 

 
 
早く行動するに越したことはありません。 
 
興味が湧きましたら、お近くの鍼灸マッサージ院か「小浜治療院」へお気軽にご相談ください。
 
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豊橋市・小浜治療院