この世界はとても寂しい。
この世界は信じられない。
この世界はひどい。
ここまでの強い気持ちになることもできず。
あたしは死にたい。
もう死んでやる。
そんな自分を窮地に押し込むほどの自己否定の出来事も起きない。
だけど、
どこかこの世界に安心できない自分がいる。
わたしたちはいつも他人に聞こえやすい感情ばかりが注目されがちだけど、そんなに強い想いにならない、小さなものが積もりあたしたちの世界の不安を作り出している。
どこか冷めて世界を見て。
どこか信用できなくて。
どこか怖くて。
愛したいのに愛することができない。
誰も愛してくれないんじゃないか。
そして、
差し伸べられた人の優しさに、筋肉は強張る。
理由をたくさん探して、
理由が浮かばない納得のできていないものを遠ざけて
あたしたちはいっときの平穏を選ぶ。
（あ、やっぱりな。信じなくてよかった。
裏切られる前に気づいてよかった）
そんなことを思いながらも、信じたいと願う優しい世界と自ら距離を取り、起こり得ない世界として存在させる。
いまの点を見ると、
自分をしあわせにしない未来を自ら選択している、そう見えるけれども。
あたしはね、
それは自分を不幸に寄せているんじゃないと思うんだ。
これまでの人生でね、誰にもわかってもらえなかった優しさや悲しみ、否定されたと思うような辛さがあったりね。
あとは受け取ってもらえなかったと思う愛があったり。
あなたが愛だと思ったものを表現したときに粗末に扱われたと感じる、悲しい出来事の積み重ねでそうなってるんだと思うの。
だからね、
決してあなたはあなたを不幸になんてしてないと思う。
そして、冷めてもいない。
ほんとは全身で愛したい。
ほんとは魂ごと愛されたい。
だけど、怖い想いしたことを
ないことにしたままそっちにはいけないんだよ。
いまは思えないと思うけど、
あなたが全身で愛していたあの日、
安心していたあの日々に
ちゃんと戻れるよ。
いまはそう思えないかもしれないけどね。
思えないと思うそれもまた真実だ。
無理に変わることなく、
自然にそう思えるところに行けるように
手助けをする仕事を
あたしはこれからしていきたいなと思っているよ。
ぜひあたしに手伝わせてください。
あなたがないことにしている愛の起源はどんなものですか？
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