質問の方法 | 8年前、誘われたから出たあのファッションショーで人生が変わった!!

8年前、誘われたから出たあのファッションショーで人生が変わった!!

365日のうち300日怒っていたタダの主婦だった私が、あっという間にモデルになった理由とは!
芸能アーティストスカウト会社創業者と出会い、人生が激変!!
美道家であり『世界を変えるファッションショー』大使 山田あやこがお届けする、好きなことを仕事にする方法♪

今日、電車に乗っていて


聞こえてきた20代女子二人の会話





”○○さんって、質問したこと全然答えてくれないんだよ!”


”聞けっていうから聞いてるのに、なんなのよ!!むかっ


(おそらく○○さんは先輩の女性)




彼女はめちゃくちゃ怒ってました


質問に質問で返されるみたいです(笑)





わたし、そのひとっていい先輩だなぁって思いました





聞いたことを


そのひとの知っている知識で


全部答えてもらえることってあるんです




経験してるし、知っているので


その方が答えを教えたほうが


早く解決できます






が、教えてもらった方は


答えだけを教えてもらうので


問題の本質は理解できてません




次の案件に対しても


また自分で考えようとせずに、答えを求める


という図式が出来上がってしまう可能性も・・・叫び




すると教えた方は、いつまでたっても


後輩が育たないという問題を抱えることにもなります






それって教える方も教えられる方も


一見、ラクそうですが


今後のことを考えると


当然、危険だってわかりますよね(笑)




すべてでは無いにしろ、忙しさにまけて


そのように問題をやり過ごす事ってあると思うんです









そしてわたしは


以前、NHKの番組で


宮大工の棟梁さんがご自身の師匠から学んだことについて


語っていらっしゃったのを思い出しました








見習いに入った当時


”わからないことがあれば、なんでも聞くといい”


と師匠に言われた



そして質問すると


”おまえはそれをどう思う?”



と聞き返される




そして、何度も繰り返される


師匠の質問返しに



”上から見ても、下から見ても、斜めから見ても

自分はこう思う、という自分を持っていなければ

質問してはいけない”


ということを


大工の技術と共に、師匠から教わった





教えれば技術は伝わるかもしれない


でもそれだけではない


いい意味でプレッシャーも必要となり


そこで初めて伝わり、ひとが育つのだ



師匠と同じ場、同じ空気を共有することで気づきがあり


そのことで自分が高まり、いまも高まっている







これって師匠から棟梁に直接、伝えられたのではないと思います


この棟梁が師匠の行動や態度、その空間から


ご自身で汲み取られた”学び”だと思うのです






何か分からないことがあれば


一度、自分のなかの落とし込み


一旦は答えならぬ、自身の考えをまとめたうえで


質問するということは


自分にとっても、相手にとっても



とても価値のあることだと思います







忙しい(と思われる)生活の中で


時間をかけることが難しい場合もあるかもしれません




そして、大切に時間をかければ


そこには、時間をかけただけの結果が


きっとあるんじゃないかって思います








車内でプリプリ怒る女子たちの姿に


わたし自身が考えさせていただけた(笑)


学びの帰路となりました
















クローバーいつもありがとうございますクローバー