自分のこと「僕様」って呼んでる。
多分お坊ちゃんのお客。常連。
毎回VIPルームのような大きい個室を使う。
洋風宴会場のような感じ。
そしてこだわりの調度品など持参して自分の席に飾ってから飲むという。店側もそれを了解。
セッティング作業は、「僕様」集団の取り巻きと、お店の男子店員。
↑お金使う上客だから特別待遇なの
私はこの席に付いてなかったけど、なんの気なしにちょっと部屋を覗いてみたとさ。
この「僕様」は無類の安室奈美恵好き。
カラオケ…なの?って思うほどに、ライブ会場のような良音源にて安室ちゃんの曲のイントロが流れ出す。
なんと歌うのは女子キャストではなく「僕様」です
店内では「僕様」はなかなかの音痴との噂だった。
が、イントロ中のMCがやたら上手い。
ラップ調も交えてたりする。
それを聞いた私は
「う〜んなんか歌も上手そうだけどな〜?」
なんて思ってた。
まあ夢あるあるで、歌が始まる前に私は部屋を出てしまい実際の歌声は聴けなかったのだが。
※あ、言うの忘れてたけど夢の話です。あしからず
この「僕様」、女の子を大勢侍らせるのが好きなようで、この人が来る日はそのためだけに多勢のキャストが出勤するのだった。
なので、この席の仕事が終わったら終了、ものの2時間かそこらで退勤する子も何人もいた。
私はその人らが次々退勤していくのを見送りながら焦りを感じた。やべ〜ラストまでの勤務になっちまう、と!
これはキャバ末期の就活してた頃の、早く上がりたかった気持ちの再現かと思われる。←3時までなんて勤務したら、大切に育てた朝型リズムを一瞬で破壊されるのさ💧※帰ってからまた飲まないと寝られなかったしね
そして。
「僕様」席のへんな酒!
「僕様」は調度品だけでなくお酒も持ち込み。
それも謎のよく分かんない酒。
焼酎…?ぽいけど、なんか瓶を持った時の摩擦で火が付く時があるんですわよ❢マッチみたいにね。
私が(やはり席には付いてないけど)なんの気なしにその瓶持ったら、中指に火が付いちゃって!
あわててその辺の物…壁とかなんやらに押し付けて消そうとしたけどなかなか消えなくてね〜、焦った。
それでボーイさんか厨房のアラカン女性(←実在)に言いにいったら
「あ〜この酒そういう時もあるんだよね〜。なんとか気を付けて使ってよ」
みたいこと言われ、
「なんだそりゃ〜〜❢❢」
な気持ちになる。
※厨房のアラカン女性は本当はいい人。でも天然+ぶっ飛んだとこあるから夢でこんな発言させたんだね私は。ごめん!www
そして店長かなんかに、こんなん無理触れないと訴えてた。
↑最近のパワハラ嫌悪・組織への不信感が影響してるのかなあ…笑
そして夜も更けて宴も終わり…
「僕様」集団には毎回仮眠スペースも用意しております!笑
なんだかねえ、カプセルホテルみたいなものがね。
これも「僕様」こだわりの持参品でしょう。
ボーイさんが閉店作業をする中、「僕様」御一行のカプセルホテル内は静まり返ってました……