土曜日の夜の
仕事でのトイレ掃除中に
ハル君の信じられない投稿を
見てしまった私は
とてもショックを受けて
しまいました
*ここまでの話
トイレ掃除の最終項目、
[床掃除]をしたら
トイレ掃除は終わりです。
タイルの床にバケツで水を流し、
デッキブラシで
半分ヤケクソになりながら
これでもか!と言うくらい
いつもよりも力を込めて
シャカシャカこすって
もう一度水で洗い流し
最後に乾いたモップで水分を拭き取り、
床洗いを終了しました🧹🧽
トイレ掃除全てを終えてから、
最後にもう一度だけ
スマホ📱を開いて見てみました!
すると・・・・・
【ハル君さんと
マッチングしています♡
メッセージを送りましょう】
と言うお知らせが
表示されていました!!
えっ?!
うそ?
マッチングしてる?
ハル君からは、何のメッセージも
来ていませんでしたが
マッチングしてるって事は
メッセージを
送れるじゃん!!!
私は大慌てでメッセージを打ちました
「春人くん!!
ごめんね!私だよ、
あけみ!!
でも・・・もう良い人
できちゃったんだね?」
アプリのニックネームは「ハル君」
「ハル君」=「春人」
それを知ってるのは、
私だけなんじゃないか?と思い
あけみ+本名を知っている
その2つがあれば、
私だという証明に
なるんじゃないか?と思い
敢えて本名を漢字で送りました・・・
すぐに返信がありました!!!
「ええっ?あけみさん??
・・・どうしたの??」
えーーーーー♪嬉しい♪
やっとハル君と繋がった♪
でも・・・・・・
「そう!あけみなの!
ゴメンね、
どうしてもハル君の事が
気になっちゃって、
彼氏と恋人解消して
戻ってきちゃった!!!
でも・・・
もう良い人
できちゃったんだよね?」
「そうだったんだね!
良い人?なにそれ?
出来てないよ?
どうして??」
「だってさ、
投稿してたじゃん?
昨日に・・・・」
「あ〜〜あれね〜
最初は良かったんだけど、
『スマホ代が払えないから
私と繋がっていたいなら
お金を振り込んでよ』
って言われて、
『会った事も無い人に、
お金払う訳ないだろ!』って
言ってやって、
変な女だったから
やめたんだよ。
だから今は誰もいないよ!」
マジで?
「ウソ??やった♪♪♪
ありがとっ!!!
ゴメン私、今仕事中だから
帰ったら、、、
21時半くらいに、必ず!
必ずメッセージ送るから
待ってて!!!」
「そうなの?わかったよ」
私は、
ハル君と再び繋がることが
出来たのです!!♪
トイレの神様は
私を見捨てませんでした♪🧹
しかし、やりとりしていた事で
残りの業務時間がわずかに
なってしまいました
いつまでも喜びに浸ってる
場合ではなく、慌てて店内に戻って
次の閉店業務を大急ぎで
こなしました!
その後の仕事中は頭の中が
ハル君の事で一杯でした
ハル君、
ちゃんと女を見る目を
持っていてくれて
ありがとう
変な女さん、
変な女でいてくれて逆に
ありがとう
ヤフパさん、
別のIDで登録できる
システムで
ありがとう
トイレの神様、
ホントにホントに
ありがとう
いろいろな状況が重なって、
悲しんだり喜んだり・・・
こんなにも
1秒でも早く家に帰りたいと
思ったのは
この日が初めてでした
仕事を終えると、慌てて家に帰り
落ち着いてメッセージを送りました。
「ハル君、
今家に着きました。
今日は突然びっくりさせて
ゴメンね!
どうしても話したいから
電話してもいい?
LINEのID教えるね!」
そう言って、LINEのIDを送ると
ハル君からLINEが来ました
「LINEのIDありがとう😊
ゴメンね、今、
友達ん家に来てて・・・
電話は明日でもいいかな?」
「ゴメンゴメン、
突然だったからね
私の本当の名前は
「あゆみ」でも「あみ」
でもなくて[こはる]だよ。
もうLINEでしっかり
繋がったから安心できるね。
ありがとう!明日ね!」
「こはるさんなんだね!!
了解だよっ!
うん、ゴメンね
明日必ず電話するからね」
「明日は昼から夕方までの
仕事だから、
18時以降なら大丈夫!」
「了解〜、じゃあまた明日」
「うん、ありがとう」
電話はできなかったけど、
今度こそは
LINEでしっかり繋がれた事が
嬉しくて嬉しくて
仕方ありませんでした
一度は別れを経験したものの
LINEでやっと繋がった私たち・・・
見えない赤い糸を
感じてしまいました
クロサキさんには悪いけど、もう
私の気持ちは100%ハル君へ
まっしぐら
恋人解消はしてもらったけど
まだLINEで繋がっている
クロサキさんに対しての気持ちは
もう全く、
無くなってしまいました
私は翌日の夜の
ハル君とのLINE電話が
楽しみで仕方ありませんでした
続きます〜