もう連絡は来ないものだと思っていた
ゆーだいクンから久しぶりの連絡があり
私は正直、嬉しかったけれども
現実味のない17歳下に
自分の歳も考えないで
うつつを抜かしているよりも
同い年のカットさんのが
現実的だなぁと考えて
多少の葛藤を感じながらも
予定通り次の日には彼のアパートに
行く事に決めました
*カットさん ここまでの話
人様のお宅に招かれて
手ぶらでお邪魔するわけにもいかないので、
趣味であるお菓子作りの
ガトーショコラを焼きました
先日、「生チョコ」は渡したけど、
今回もバレンタイン週という事で
食後のデザートに二人で
食べようかなと思っていました♪
ハートの型で焼き、
赤いギフトボックスに入れ🎀をかけ
バレンタイン仕様にしました
いつものように朝、
彼から「おはよう」LINEが来ました
今、家の掃除を済ませて
パスタも茹でておいて準備したよ
と送られてきました
え?もう茹でた??
パスタって、
茹で立てのアルデンテが一番
美味しいと思うんだけど・・・
そんなに早くから茹でたら
ブヨブヨになって美味しく無い
んだけどなぁ〜
そう思ったけど、
ご馳走になる身分でそんなことは
言える訳もなく
えーそうなの?もう茹でたんだ?
食べる直前に茹でてほしかったわ
私の為にわざわざありがとう!
そろそろ、家を出発するねー
そう言って、10時に家を出ました🚗
男の一人暮らしでは、お茶🍵なんて
出てこないだろうと思ったので
差し入れとして
ペットボトルの500mlのお茶2本と
ブラックコーヒー2本も
持って行く事にしました
約2時間かけて、
教えてもらった住所のコンビニに
到着したのですぐにLINEを送りました
コンビニ着きました!
その隣の〇〇というコイン🅿️に
車を停めててくれる?
今歩いて向かうから〜
コイン🅿️に車を停めると
目の前のアパートから出てきた彼が
信号🚥を渡りこちらへ歩いて来ました。
「けっこう遠かったねー
ここは駅の近くだよね?
お家賃、さぞかしお高いんでしょうね?」
「でも狭いからね、そこまで高くないよ」
「これ、デザートに食べようと思って
ガトーショコラ作ったから、
冷蔵庫に入れておいてくれる?」
そう言って渡しました
そんな話をしながら、
彼のアパートへ歩いて向かいました。
彼の自宅に到着しました
アパートと言うか「コーポ〇〇」
と言うような古めの建物でした。
「おじゃましまーーーすぅ・・・・」
👀!
うわっ!!
初めて見る彼の部屋に驚きました‼️
そこは、
ほぼゴミ屋敷と言っても
いいくらいの
ガラクタ屋敷だったのです
狭い玄関にはごちゃごちゃの靴だらけ!
私の靴1足分しか余白がありません!
左側の下駄箱の上には、ほこりまみれの
フィギュアやガチャの景品?
得体の知れないものがてんこ盛り
・・・
私からしたら全部ガラクタ!!
汚らしい ゴミの山
通路には片側半分、段ボールや
物が積み上げられていて
人がやっと通れる程度
通路の途中の左側にキッチンが
ありましたが、
洗い場も調理場も狭くて
さらにそこには袋ラーメンやら
レトルトなど物がごちゃごちゃ
小型冷蔵庫の上まで物で
埋め尽くされていました
ガスコンロの上に
茹でたパスタがボウルに入れて
置いてありました
キッチン横を通り過ぎると
奥には6畳程度の部屋が1室だけ!!
そして、周りを見渡しても足元にも
どこもかしこも
モノ、もの、物!
足の踏み場も無いとはこの事か!
と言うくらいでした、、、、
朝、掃除したと言うのも物をどかして
通る道を作っただけと言う気がして
なりません・・・
セミダブルベッドが6畳部屋の
ほぼ3分の1を占拠しているのに
周りは高いスチール棚で全部囲われて、
その180センチ程度の棚にも、
段ボールやら本やら書類などが山ほど
ごちゃごちゃっと乱雑に
押し込んでありました
部屋の床までも乱雑に物が置かれて
座る場所と言えば
セミダブルベッドの上くらいしか
ありませんでした
しかも掛け布団は長年洗ってない様子で
カバーが薄汚れて、
黄ばんだシミもあちこちついて
クシャクシャっと丸めてありました
「はらね、狭いでしょ?
座る所、ここしかないから
ベッドに座ってて!
今パスタ、作ってくるから!」
彼はキッチンへパスタの支度に
行きました・・・
私はさらにジロジロ周りを見ました!
狭いとかの問題じゃなくって、
ゴミ袋こそ見た感じ置いてないけど
どう見てもガラクタに占領されてる
汚部屋です
私は、正直、
こんなキタナイ部屋に
よく私を招けたなー
私ならとてもじゃないけど
こんな汚部屋に
人は呼べないわ
逆にその勇気に感心して
しまいました
彼が、パスタを作っている間、
私はベッドに腰掛け、
ありえない汚部屋を
さらにジロジロ👀
窓のカーテンの前にもスチール棚があり
モノで埋め尽くされていたので
カーテンは全く開けてない様子。
昼間でも薄暗く、部屋には蛍光灯が
点けてありました
彼から見たら全部ゴミではないにしろ、
ゴミ屋敷並みの「捨てられない人」
には間違いありません
*間取りは ほぼこちらです↓
朝から茹でてあった
パスタの仕上げが出来たようで、
ベッドと同じくらいの高さの
小さな台をベッドの横に持ってきて
私が座ってる前に台を置き、
「ほうれん草と角切りベーコンの
クリームパスタ」と
スプーンとフォークをその小さな台に
運んでくれました
あれ?サラダ🥗は? スープは?
お茶は?せめてお水とか?・・・
そんなモノは出てきませんでした
ただ「クリームパスタのみ」
でした
彼がベッドの隣に座り、自慢気に
「さぁ、食べて」
と言いました・・・
「あっ、お茶持ってきました。
よかったら飲んで下さい」
お茶を1本渡しました・・・
「おう、ありがとっ!
味付け、どうかなぁ?」
そう言って、
彼が先に食べ始めました
では、私もいただこうかと
出されたスプーン🥄に目をやると・・・
スプーンのクボミの中に
白く乾いた水アカがクッキリ
付いていました!!!
わかりますかね??
ステンレスのスプーンを洗って、
クボんだ面を上向きに
そのまま長らく放置した時に
クボミに溜まった水道水が
自然蒸発して白く跡になり
残った状態
このGブリ屋敷のような
キタナイアパートで
洗われたけど拭かれる事もなく
長い間放置されたスプーン🥄
Gブリがそのスプーンに溜まった水を
ペロペロ👅ナメナメしたかも
しれないんです
食欲が一気にウセました
しかし、一口も
食べない訳にも行かないので
右に座ってる彼にバレないように、
うまく会話でゴマカシながら、
コッソリ自分の左の脇に挟んで
スプーンを服でぬぐいましたが、
ちっとも取れません
その後左の指の腹でも
ギュッギュと強くコスリました
しかし、頑張っても何も変わらず
ちっとも水アカが取れなかったので、
仕方なく服で拭ったフォークだけで
クリームパスタを食べました
朝から茹でた麺はもちろんブヨブヨに
ふやけて、コシもへったくれも
あったもんじゃありませんでした
生クリームとコンソメ、塩こしょう少々
くらいのやや薄味でしたが、
しっかり味わいたくなかった・・・
と言うのが本音です
持参のお茶で、無理矢理
流し込みました・・・
タイヘンに気持ち悪い話を
お届けしてしまいスミマセン。
私のブログは常に
リアルをお伝えしております〜
長くなりましたので
続きます〜