帰りの電車🚃で、私の気分もどんよりでしたが、車窓を眺めていると、あんなに晴れていた空もどんよりと薄暗くなってきましたくもり


降られなきゃイイけどなぁ〜あめ


なんて思っていると、降りる駅へ到着しましたニヤリ


もう時間は16時でした



ここから歩いて20分、ギリギリだけど何とか仕事には間に合うから大丈夫だ爆笑



ホームに降りたとたんに、急に空が真っ暗になりスコールのような大粒の雨☔️がザーーっと降ってきました雷ゴロゴロとカミナリも鳴り始めました


夕立です真顔



その日の天気予報は晴れ☀️でした


もちろん折り畳み傘なんて電車に乗るのに荷物になるから持ってませんショボーン



彼と駅の出口から小降りになるのを待っていました


「夕立だから、ザッと降ってすぐに小降りになるよね、もう少し待ちましょう」


「ゴメンね、私、けっこう雨女なんだ」


「オレも   雨男  ダケド 」

 

しばらく待ちましたが、一向に小降りになる気配はありませんでしたチーン


「どうしよう〜」

「仕事は、遅れますって電話しようかな?」チーン


ザーザーの雨を二人で眺めていると、彼が


「オレ、もうイイや💢帰るわ」ムキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキームキー


と、セカンドバッグを服の下に入れて抱きかかえながら一人雨の中へ走り出して行きましたガーン


私も、カバンを抱えながら土砂降りの雨の中、彼を走って追いかけました。



でも、彼は運動靴チュー


私は、底のないペタンコサンダルチーン

それにスカートチーン



彼は一度も止まるコトも振り向くこともなく走り続け、どんどん彼の姿が小さくなっていきました。


頭から服から全身びしょ濡れになり、スカートは足にぺっちょりひっついてまとわりつき、赤信号で止まってる車からも視線を感じ、ズタボロの私は惨めではずかしくなりました悲しい


前日の睡眠不足と今日の気疲れとで、もう走る気力も体力も無くなり、土砂降りの雨の中、サンダルもドロドロになりながら私は走るのをあきらめました


もうなんでもイイや、、、、

冷たい雨が、私の心をさらに冷やして、


私はこんな冷たい男に恋愛してると勝手に勘違いして。付き合いましょうと言われた訳でもないのに、カラダまで許して、デートで一人で浮かれて、、、アタシってなんてバカなんだろ


この雨はきっと天の神様が


この男とは終わりにしなさい!


と、私への忠告なんだ


と思ったら、悲しくて悲しくて涙が溢れて止まりませんでした


歩きながら、なんかドラマのラストシーンのようだななんて考えたら、


森高千里の『雨』が頭の中で流れてきました☔️



「雨は冷たいけど、濡れていたいの


思い出も涙も流すから〜」


彼のアパートのところまで行くと、先に部屋へ戻った彼が階段からバスタオルで髪を拭きながら降りてきました。


まだ土砂降りが止まずに屋根のあるところまでしか出て来ませんでした。



彼は

髪を拭きながらこちらを見て


「大丈夫?」と一応声をかけてくれましたが


私は泣いた顔を見られたくないし、もう終わりと決意したのにまた優しくされて気が戻らないようにと、近くまで行かずに


「もうこのまま帰るね」


と言い、びしょ濡れの服で自分の車に乗り込み、彼のほうは見れませんでした。ショボーンショボーンショボーン


車を運転しながら、



もう無理!

これがこの人の本性なんだ!


むこうがLINEしてきてもこちらから断ろう!!!


そう決意しました


でも急にブロックするとか、人間として大人としてそう言うコトはしたくなかったので、家に着いてから今日のお礼をLINEしました



「今、家に着きました


今日はありがとうございました。


私のせいで雨に濡れさせてしまって、



申し訳ありませんでした」


彼から、「あなたのせいじゃないですよ」を期待したのですが、、、、


残念ながら


「はい、仕事頑張ってください」


でした。


私もそれを最後に返信は送りませんでしたショボーン


彼からも二度とLINEが来るコトはありませんでした、、、


友達は、このコトを


「自分から振ると、やり逃げになるから、わざとこはるに嫌われようとしてこっちから離れていくように仕向けたんじゃない?」


と言うけれど、本当の所は本人にしかわかりません


わかったコトは


私はオトコを見る目👀がナイ!


イタイ勘違い女だったみたいですチーン



一人目 「雨男さん」 おわり爆笑


長々とお付き合いくださりありがとうございました😊