先週末、新刊が届きました!




本日、9月29日、


「症状別  不調のときに食べたいごはん」が


家の光協会さんより発売になります。



担当編集者さんは、家の光協会さんよりシリーズで発刊されている


「わたしのとってき朝ごはん」、「わたしのとっておき常備菜」で


ご一緒させていただいた広谷綾子さん。


「とっておき」の撮影の時、


「一緒に本を作りたいね」というところからお話しを重ねて、


1冊の本となりました。



撮影は母の李映林、弟のコウケンテツもよくご一緒させていただいて、


3人の共著「いつもの家族ごはん」(小学館さん)でも撮っていただいた


木村拓さん。http://www.tokyoryorishashin.com/


デザインは川添藍さんです。http://hwm5.spaaqs.ne.jp/sora-umi/work_new.html


素敵な方々との撮影は、


毎回楽しく、とても幸せな制作期間でした。





韓国出身で料理研究家である母の李映林の薬膳を取り入れた


日々の食事から自然に身に着いた薬膳の考え方。


そして、韓国の2人のいとこが韓医学博士の韓医師と婦人科医という


環境から薬膳や韓医学を身近に感じて育ちました。



自分自身と向き合い、日々の食卓を大切にすること。


それは心と体を美しく豊かにしてくれると感じています。



季節の変化の影響を受け、


病気ではないけれど、なんとなく体が重だるかったり、


体に不調があらわれたりと


体も変化します。


この本では、


第1章 不調を感じたときに飲みたい作りおきドリンク

第2章 風邪をひいたかな?と感じたら

第3章 体の調子が悪いなと感じたら

第4章 慢性的な女性の不調に悩んでいたら

第5章 お肌の調子が悪いなと感じたら


の5つの章に分け、さらにその章ごとの不調に対して


症状別で改善を促すお料理をご紹介しています。


語りかけてくれるような優しい写真とデザインです。


体の不調を感じていない時にも、


作っていただきたいお料理ばかり。


そして、スタイリングはもちろんですが、


文もわたし、コウ静子が書かせて頂きました。


たくさんの方に手に取っていただけたら嬉しいです。



そして、そして、


わたしの本発売から10日ほど前には、


母、李映林の本も発売になりました。


オレンジページネット(オレンジページさん)で連載をしていた


コンテンツをまとめたものです。


「おべんとうにもおかずにも  極上ストックフード」






ストックフードをお弁当にもかずにも利用して、


毎日の食事作りが楽しくなる1冊。


連載後、担当の編集者さんが、「1冊にまとめたいです。」と


全てのページをファイリングしてくださいました。


わたしが子供の頃、母がよく作ってくれていたものばかりで、


ページを開くと懐かしさがこみ上げ、


ファイルを見ながら何度作ったことか。


こうして1冊にまとまり、とても嬉しいです。


子供の頃、お弁当の時間が大好きでした。


母のお弁当は忘れられないたくさんの思い出を作ってくれました。


お弁当を開けると、「今日は寒いから体を冷やさないようにね。」


「栗が美味しい季節になったわよ。」と母の声が聞こえるようでした。


お弁当にはいつも旬の素材が盛り込まれ、


お弁当で季節の訪れや移り変わりを感じていました。


毎日のお弁当から、わたしがどれほど大切に思われているか


伝わってきて、いつも心が温かくなりました。


そんな、母のお弁当が、


わたしを料理家へと導いてくれたのかなと考えています。