今日9月30日は旧暦の8月15日、
韓国では秋夕(チュソク)という名節です。
秋夕の朝には、先祖をお迎えし、豊年を祝う茶礼(チャレ)を行います。
用意される料理は茶礼床(チャレサン)と呼ばれ、
新米でご飯を炊き、里芋のスープを作ります。
また、新米でソンピョンをいうお餅を作り、
りんごや梨などなどの果物、栗やなつめなどの木の実など、
その年に収穫された作物を取り揃えます。
今年はソンピョンを里芋で作ってみました。
秋夕は、月が明るく輝く満月の日。
韓国でも日本と同じように月にはうさぎが住み、
餅つきをしていると言われています。
これは、里芋のソンピョンに耳と目を付け、
うさぎの形にしたもの。
先日の池袋コミュニティカレッジのお料理教室でも作りました。
こうして豊かな秋を迎え、自然の恵みに感謝して、
変わることのない自然の営みを感じながら、
月を愛でると、なんだか心も新しく生まれ変わるようです。
今日は残念ながら、月は見えませんが、
昨日の夜、ゆっくり散歩しながら、
1日早いお月見をしましたよ。
強い風が庭のハーブや木に吹き付けています。
雨も降り出しそうです。
大きな台風です。
みなさん、お気を付け下さいね。