先日、ホリエモンこと堀江貴文さんの「ゼロ」出版記念サイン会に
いそいそと出かけてきました。
書店で予約しておいた「ゼロ」を持ったまま
しばらくの間その場で待っていると堀江氏登場。
僕の番になると、本にサインを書いてもらいながら
僕がアフィリエイトを始めたきっかけが堀江さんだったことを口頭で伝えると、
「へぇ~、それはもうだいぶ長いですよね~」
とリアクションしてくれました。
あまりにテンションが上がってしまい、写真を撮ってもらうのを忘れたので、
全員が終わった最後にお願いして、ちゃんと写メ撮ってもらいました~。
それがこれ。

さて、そうやって入手したホリエモンの新著「ゼロ」。
僕も速攻で読みました。
で、今、ツイッターやブログ上で読んだ感想やら書評やらと
かなり盛り上がっている中、
旬な内に僕も乗っかっておかないと損だってことで
急いで(ていうか読んでかなり経つけど・・)読んだ感想を
書いてみたいと思います。
(※感想はだいぶ後の方に出てきますので、感想はずっと先に進んでください)
そもそも、僕と堀江さんとの出会いは、
渋谷がビットバレーと呼ばれたIT起業全盛期、
彼がIT寵児だともてはやされていた頃まで遡ります。
その頃、僕は会社勤めを丁度辞め、
インターネットが産業革命以来の大革命だとメディアで報道されたのを聞き、
これは乗っかるしかない!とWEB業界に転進することを決めてですね、
当時、ローンを組んでデジタルハリウッド福岡校の
WEBデザイナー総合Proコースという、
素人が半年間でプロのWEBデザイナーになれるという
謳い文句のコースに入学しました。
で、そこでどうにかこうにかWEBデザインの知識と技術を
ザックリ身に着けて、WEB業界に入ったわけですが、
もうその頃既に、かのビットバレーの話題が盛んに聞かれていて、
サイバーエージェントの藤田社長の本とか読んでたわけですよ。
で、その流れで、オン・ザ・エッヂを起業して、堀江さんの名前も
初めて知ったんですよね。
その当時から、雲の上の人達で、いやぁ、僕もいずれこうなってやるんだ!
って夢を抱いてたもんです。
で、それからさらに数年経った2006年頃、
僕の転機となる堀江さんとの出会いがありました。
当時僕は、福岡のベンチャーとも言えない位小さなWEB会社で
WEBデザイナーとして働いていたんですが、
会社の業績悪化で、会社存続の危機に晒されていました。
で、ある日、いつも突拍子もないアイデアを出してくる若い社長が
今、アフィリエイトっていうのがあって儲かるらしいよ。
と言い出し、その日からWEB会社がアフィリエイト会社に変わったわけです。
それからというもの、報酬額が高額で甘いキーワードでの攻略がやり易いという理由で
金融(主にクレジットカード)のアフィリエイトサイトを量産する毎日。
本当にこんなのでお金が儲かるんだろうか?と半分やけくそで
同じようなアフィリサイトを作ってましたが、
なんと本当に、月数万円~数十万円程度の成果が上がってしまい、
作った本人達が驚いていたという、なんとも笑えない状況にいました。
(えらく引っ張っちゃってますが、堀江さんの登場はもうすぐ出てきます)
そんな来る日も来る日も、似たようなデザインのアフィリサイトを
量産する日が続いていたある日、ふと気がついてしまったんです。
これ、自分でやった方がよくね?
と。
アフィリエイトが本当にお金になることはわかった。
だったら、同じサイトを作るだけなら
会社でやらないで自分で作った方が儲かるに決まってんじゃん!
って気付いてしまったんです。
ただ、当時まだアフィリエイトは、
一部のカリスマアフィリエイターと呼ばれる
ほんの一部の人達が脚光を浴びている一方で
一般の人にとっては、まだ、ビジネスではなく一攫千金できるかもしれない
夢のツールだった時代。
アフィリエイトといえば、今でこそかなりクリーンなイメージですが、
当時は、それこそ胡散臭いどころではなく、
単なるお小遣い稼ぎで、素人がウン十万円も稼ぐなんて誰も思ってない
どこか夢物語というか、もっと言えば眉唾モノでは?と思われていた時代です。
なので、いくらアフィリエイトが確かにお金になるとわかっていても
独立してまでやるビジネスなのかと言われると、
正直、二の足を踏んでしまう状態でした。
そんな中、どうしようかと情報収集しながらあれこれ悩んでいた時に
書店で目に留まって手に取ったのが、何を隠そう
堀江さんと当時カリスマアフィリエイターだった伊藤哲哉さんとの対談本でした。
その本は、確か、表紙に堀江さんと伊藤さんの2ショット写真が掲載されていて
たった数十ページしかない、(確かB5版の)小冊子だったと記憶してるのですが、
その中で、堀江さんが、アフィリエイトは正当なビジネスで、
伊藤さんのやり方なら間違いなく月数十万円稼げるでしょうと、
太鼓判を押していたのを読んで決心したんですよね。
堀江さんが言うなら間違いない。
誰がなんと言おうと、アフィリエイトはまっとうなビジネスだ。
俺はこれからアフィリエイトを仕事としてやっていく!と。
もう、そこからは早かったですね。
そもそも会社自体もアフィリエイト収入だけでは存続が危うい状態だったので、
それを機にその会社を辞め、すぐに自宅でアフィリエイトを始めました。
ま、その後紆余曲折はありましたが、
思い切ってアフィリエイトを始めたおかげで
専業アフィリエイターとして同世代のサラリーマンと同程度稼げるようになり、
全くウダツの上がらなかった営業時代からは考えられないくらい
自由で楽しい生活も出来ました。
また、そのおかげで、現在起業まですることができてるわけですから、
もう今の僕があるのは堀江さんのおかげだと言っても
全然おかしくないわけです。
と、こんな経緯があったので、
サイン会の時にはそれだけは直接伝えようと思い
一方的に話させてもらったんですよねー。
(あんまり思いは伝わっていなかったですが・・)
さて、「ゼロ」の感想を書こうと思ったら思い出話になっちゃいました。。。
では、ここから本当にゼロの感想を。
まず、「ゼロ」を読み終わった率直な感想をひと言で言うと、
やっぱりね。
でした。
どういう意味かというと、
僕の思い描いていた堀江さん像通りの内容だったので、
やっぱりねと思ったわけです。
前述した通り、僕は大昔から堀江さんのファンで、
その頭の良さと行動力の速さ、
そして本質を突いていてイチイチもっともだと唸らせるその発言に
心からリスペクトしていました。
その気持ちは、かなりのバッシングが遭った時も
知人がホリエモンの悪口を言ってるときも、
堀江さんが逮捕された後も全く変わらなかったんですが、
それは自分なりの確信があったからでした。
堀江さんがテレビ局や球団買収などド派手に動き回っていた全盛期には
ITで易々と大金手に入れて、偉そうに札束で世の中をのし上がって行ってる
拝金主義の金の亡者とか、どこかズルや悪さやってるようなダークなイメージも
つきまとっていたと思います。
でも、確かに当時はIT全盛時代で、IT使えば結構簡単に儲けるみたいな
間違ったイメージがあったのは確かですが、
それでも、なんの努力もなく、
単にちょっとズルをしたり、ちょっと運が良かったり、
ほんの少し小手先のテクニックを使っただけでは
あれだけの結果を残せるわけねーだろ、と思っていました。
なんとなく日本では、額に汗水かいてせっせと働くことを賞賛し、
頭を使ってなるべく合理的にお金を稼ごうとする頭脳労働は
どちらかといえば、認めないというか、評価されないといった
マイナスな見方をする風潮があるように僕は思います。
今でこそ、あまり否定的な見方はなくなったように思いますが、
まだ当時はITやネットビジネスを毛嫌いする人(特に年配)が
多かったんじゃないでしょうか。
おそらく、そういう人達にとってみれば、
ITやネット、パソコンを使って金を稼ぐことは
いまだに「楽して金儲け」しているイメージを持っているのかもしれません。
でも、そんな人達に対して僕はいつも、
そんなに楽だと思うなら自分がやればいいのにと思うわけです。
パソコンやネットを使えば、何の努力もなく楽して
ちょちょいのちょいと大金が稼げると考えてるなら
どんどん自分でもやればいいじゃないですか。
だって、楽なんだし。
でもなぜか、そういうネットビジネスを否定したりマイナスイメージを持つ人って
じゃあ、自分でやってみようって人がほとんどいないんですよねー。
あれ、今でも不思議なんだけど。
楽だと思ってるのに。
ちょっと逸れましたが、そんな堀江さんに対する世間からの悪いイメージも、
まがりなりにも自分でもネットビジネスで生活してる身としては
楽して稼げるほど甘くないということは体感としてわかっていました。
だから堀江さんは、日ごろから人並み外れるほど頭を使いまくり、
脳みそに汗をかきまくってるんだろうなぁと想像していたんですが、
「ゼロ」を読んで、その認識が間違いではなかったと再認識できました。
やっぱりね。と。
ま、そんな「ゼロ」
あと、心に残ったのは、時代背景と生活環境が僕と酷似してたことですかね。
(もちろん、僕がめっちゃ頭が出来て東大に行ったところではありません。)
僕も堀江さんも、福岡出身で、年代もほぼ一緒だからなのか、
昔の思い出がかなりダブってて、かなり驚きでした。
堀江さんは小学校の時、母親に無理やり柔道に通わされて
かなり嫌だったと書かれていますが、
実は、僕も小学校時代、2年生~5年生の間柔道を習っていました。
しかも、堀江さんと全く同じく
近所の警察の横にある柔道場に。w
これ、全国で同じなのかわかりませんが、
なぜか、あったんですよね、警察署の横に柔道場が。
で、これまた同じく僕も柔道がめっちゃ嫌いでした。
なぜなら、柔道がめちゃめちゃ弱かったから。
だって、小学生くらいだと体格がモロ強さに直結するでしょ。
当時僕はクラスで一番小さい上に細くて、
小学校6年間1度も前に倣えをしたことがなかったくらいの体型。
だもんだから、ぶっちゃけると、当時は体格の良い女子にも
コテンパンに負けてましたから。orz
(いや、当時は女子も柔道習いに来てたんですよ。しかも結構強かったりしました)
だから、この柔道のくだりは、ぶっちゃけかなり笑いました。
あとは、なんでしょ。
親父に反発してたり、
田舎から抜け出したいと考えてたり。
ま、でも、その辺りは田舎育ちだったら誰でも思うかもね。
あ、あと、学生時代に自分を認めてくれる先生との出会いの話が出てきますが、
僕もちょっとだけ似たような経験があります。
堀江さんは、それを機に新しい自分を開拓していきましたが、
僕はその時の一瞬だけで終わりましたね。
確か、中学校1年の女性の国語の先生が、(名前は忘れましたが)
ある作文の授業で、僕の作文に書いた添削文の中で、
僕が書いたとある1文が非常に面白い表現だと言ってくれて、
これから何でもいいから好きな文章を書いて先生に見せてくれ、
みたいなことを言われたんですよね。
その時は、なんだか自分の隠れた才能を見出してくれたようで
素直に喜んだ記憶がありますが、残念ながらその先生、
1年間だけで他校に行っちゃってそれで終了になりました。
なので、気持ちはよくわかります。
それと、新聞配達も一緒。しかも同じ小学生時代。
(あ、これネタばれですかね・・)
という感じ。
あ、それと「ゼロ」からのスタートっていうのも
結構似ているかもしれません。
実は僕、過去にギャンブルで膨らんだ借金が返せなくて
自己破産した経験を持っています。
(このことは、これが初めての告白です)
しかも、同時期、近隣トラブルに巻き込まれて
精神的にも経済的にもボロボロになり、
僕もそれこそ本当に全くの「ゼロ」(というかマイナス)になったことがあるんです。
その時は、身内にこれでもかというくらい酷く迷惑をかけてしまい
借金を肩代わりしてくれたおかげでどうにか乗り切ることができました。
(もちろん、そのお金は既に全て身内に返済しています。)
そんな暗黒のゼロの時代から現在の、どうにか普通に生活できるようにまで
ひとりで、がんばってこれたのも
WEB業界に足を踏み入れたおかげですし、
アフィリエイトを辞めずに続けてきたおかげです。
だから、そのアフィリエイトを始めるきっかけを作ってくれた堀江さんには
本当に心から感謝していますね、今でも。
僕はアフィリエイトに人生救われましたから。
なので、堀江さんには、心からがんばって欲しいですね。
まあ、僕なんかが心配しなくとも
ガンガン突き進んで行くでしょけど。
人間、一度どん底を経験すると強くなれます。
そして、何もなくても、働くモチベーションが勝手に湧くんですよね。
どん底のあの苦しかった生活に二度と戻りたくないと思うから。
いや、ホント二度と嫌ですよ。
お金がなくて、借金する先もなくなって、これからどうしようかって
来る日も来る日も悩んで悩んで、1日中お金のことで苦しむ生活とか。
だから、こんな経験をしてるから余計にムカつくんですよね。
ガンガンがんばってお金稼いでる人を拝金主義だとか
金の亡者とか言ってdisるヤツ。
お金は絶対に大事だと言うと、
お前は何でもお金で解決できると思ってるのかとか、
お金がなくても大切なものがあるだろうとか言ってくるヤツ。
そんなのはね、僕に言わせれば、
本当にお金の大切さを知らない甘ちゃんの言う絵空事ですよ。
親元でぬくぬくと同居してたりして、
お金がなくてもなんでも生活ができるような、
人に依存してて自立できていない甘えん坊のザレ事ですね。
過去に一度でもお金で苦労した経験のある人なら
ほぼ例外なく、僕と同じこと言うでしょうと思いますよ。
まあ、そんなこともあって、
拝金主義だとか金の亡者だとか言って文句をつけるような人は
昔っから大嫌いなんですが。
なんだか、ゼロの感想を書こうと思ってつい
自分の昔話で熱くなってしまいました。
長くなってしまいましたが、最後に簡単に「ゼロ」の書評を。
昔から堀江さんの言うことには基本ものスゴク腹落ちして
おそらく考え方が合うんだろうと思います。
中でも、仕事に対する考え方で、
時間をお金に変えるのではなく、
お金は自ら「稼ぐもの」とか、
お金から自由になるために働く
は心から同感です。
あと、
責任が発生しないうちは、ほんとうの意味での自由も得られないのだ
も、僕も本当にそう思います。
また、ハッとさせられたのが、
「自分の時間」を生きるのか、それとも「他人の時間」を生かされるのか、を常に意識化しておく必要がある
という一文には、人生の生き方を根本から考えさせられました。
確かに、この世でもっとも貴重なものがあるとすれば
それはやはり「時間」であって、
それをあまりにも無造作にポイ捨てしてきたなと
あらためて反省するきっかけになりましたね。
やはり、いつも物事の本質をズバッと突いてくる堀江さんだけあります。
このように、本の至る所に本質をつくことが書かれているのですが、
この本を読んでよかったと思ったのが、
堀江さんが、人にわかってもらうための努力が足りなかったと
素直に書いてあることです。
僕の記憶の中でも、世間の記憶でもおそらく堀江さんといえば、
Tシャツ、ジーンズ姿で自信満々に世間にズバズバと切り込んでいく姿が
焼きついていると思いますが、
なんというか、この本で、それらの余計な鎧が取れて、
頭脳明晰で能力が高いのに、努力家で大事を成す器という
本来の姿が垣間見れたことが、収穫でした。
仮釈放記者会見のときには、
いまだにお金のイメージそのままの質問が飛び交っていましたが、
あれから「ゼロ」発売を機に
どんどんイメージアップしていき、
ホリエモンファンがみるみる増えている状況を
僕は内心嬉々としながら眺めています。
おそらく、といか間違いなくこの状況はこれからも続くと思いますが、
何はなくとも、また堀江さんが世間をあっと言わせるような
ワクワクするような仕掛けを見せてくれるものと期待しています。
そして、僕も誓います。
はたらこうと。
堀江さんのご活躍、心からお祈りしております!