こんにちは♪

東京は桜もピンクから緑に変わってきています。


さて、前回お話いたしました

・形状が複雑
・逆テーパーがある
・テーパーが立っているもしくは垂直に近い

とうまく成形が再現できなかったり、せっかく成形したものが型から離れなくなってしまいます。


真空金型では、そのような場合どうするか??


金型にテフロン加工を施します。

みなさまもテフロンって一度は聞いたことがあると思います。
フライパンが焦げ付かないようになったりしますよね。

それと同じなんです。

アルミ型にテフロンを吹き付けることで
表面がツルツルして摩擦が軽減されます。

そうすることで成形品と型を離れやすくして再現性を高めます。



これが真空金型の材料のアルミです。




テフロン加工した後です。


ちなみに「テフロン」とは、デュポン社の商標が一般的に呼ばれているもので
総称は「フッ素樹脂加工」といいます。