ジャパン祭り in ロンドンイギリス 2020

 

今年のジャパン祭りは、新型コロナウイルス感染拡大により現地開催は中止となりましたが、各出演団体のライブ映像や録画映像をオンラインで楽しむ事ができるようになりました。

 

「津村禮次郎 能とバレエとピアノのコラボレーション」はオンラインによるライブ配信となります。

 

なにせ初の試みなので、どうなる事か心配な部分もありますが、是非ご覧になっていただけたらと思います。(視聴方法は下記参照)

 

都内某所のライブハウスから配信するのですが、できれば少人数でも観客を入れて上演できればいいんですけどね、、、残念ハートブレイク

 

《日時》

2020年9月27日(日)

日本時間 17時30分~

英国時間   9時30分~

 

《演目》

  ①HAKURAKUSEI

  ②東日本大震災の祈り

 

《出演》

・津村禮次郎(能楽師)


・山本裕(ダンサー)

・山本コウ(ダンサー)

・齊藤実音(ダンサー)

・大場萌乃(ダンサー)※友情出演


・リオン・グリーディ(作曲・ピアノ演奏)

 

《制作》

株式会社JUMI

菜の花被災地応援ステージ実行委員会




下記ジャパン祭り公式からJoin usをクリックすると無料視聴できます音譜音譜音譜


ジャパン祭り公式サイト

半年ぶりの投稿です。

新型コロナウイルスの感染拡大により、皆様も仕事の仕方や生活スタイルが多かれ少なかれ、これまでとは変わってきたのではないかと思います。

 

私自身も仕事面でいえば、ご高齢のお客様がいたり、医療関係のお仕事をされているお客様がいますから、可能な限りお互いの感染リスクを避けるように、定期訪問の回数、時間帯、滞在時間などを考慮するようになりました。

 

もちろん、お客様の御意向もありますから、お客様がストレスを感じないように気を付けなくてはいけないですね。

 

感染リスクの心配は当然ですが、やはり事業を行っているお客様とすれば、新型コロナウイルスの売上への影響が一番の心配の種であることは言うまでもありません。

 

特に飲食店のお客様の中には、2か月、3ヶ月と休業をされたところもあります。

 

個人最大100万円、法人最大200万円の持続化給付金も、事業規模によっては受け取っても一瞬で消えてしまうお客様もあります。

 

国として持続化給付金以外にも雇用調整助成金や家賃支援給付金といった支援策があり、また各地方自治体にも様々な緊急支援措置が講じられていますが、どれだけ給付金を受け取っても売上が元に戻っていかなければ倒産や事業廃止の時期を先延ばししているだけとなってしまいます。

 

それでも収益を上げて生活を守っていかなければなりませんから、いつ感染するか分からない中で、売上に繋がる施策を考え、様々な工夫や努力をしていくしかありません。

 

もちろん、新しい分野に乗り出すということも、、、

 

私の税理士という仕事も、お客様が事業を継続していっていただかなければ成り立ちませんし、AIに取って代わられる仕事上位に位置付けられているものですから、常に切迫感をもって、何年後というスパンではなく、「3ヶ月後、半年後、1年後」とどう行動していったらよいか考えていかなければならないと思っています。

 

ウイズコロナをチャンスととらえている方も私の周りにもいますし、「自分の頭で常に考えて、行動する」ことが、これからますます重要になってくるでしょうね。

ご報告が大変遅れましたが、東北被災地公演が無事に終了いたしました。

公益社団法人企業メセナ協議会から、同公演活動が助成認定制度(寄附金控除対象)に採用されたこともあり、先月同協議会への事業活動の報告事務も済ませたところです。

この助成認定制度ですが、どのような制度なのかなかなか理解しずらい部分があり、寄附を募るにあたり非常に難しさを感じました。

『助成』の文字があることから、認定したメセナ 協議会から活動資金としての「補助金」が出ると思われる方がほとんどでした。

実際には我々が一般の方々から寄附を募り、メセナ協議会を通して寄附をする制度で、その寄附が税務上の寄附金控除対象となるというものなのですが、このことを説明するのに大変苦労しました。

また、あるSNSには、助成認定制度を使っての被災地活動に快く思っていない書き込みもありましたが、これについても、補助金をもらって懐を痛めずに偽善的な活動していているように見えたのかもしれません。

最終的な収支は100万円単位での赤字となり、今後も継続的に活動していくには、クリアしなければならない課題が山積みなのですが、それでも公演活動の趣旨に賛同くださり、寄附をして頂いた方々には感謝の言葉しかありません。

本当にありがとうございました。


気仙沼市、陸前高田市、福島県富岡町、石巻市の4公演を行ったわけですが、私達が想像していた以上に多くの方々が会場まで足を運んでくださいました。

足を運んで頂いた方々から「感動した」「素晴らしかった」「来てくれてありがとう」といった声を多く頂戴いたしました。

特に震災からの復活を描いた『HAKURAKUSEI』は、水衣を纏ったバレエダンサーがとても哀しげにそして美しく、津波を演じた能楽師の津村禮次郎氏の鬼気迫る舞とともに、皆様から感動的だったと評価していただきました。

今後の活動の参考になると考え、座席のある会場(気仙沼公演・石巻公演)では、アンケートを実施しました。

一般的にこのようなアンケートは、回収率は低くアンケート用紙はそのまま捨てられてしまうことが多いのですが、公演後にはほとんどの方が回答してアンケート用紙を提出していかれました。

ご意見欄にも、びっしりとメッセージを書いてくださった方も多く、驚いたのと同時に、本当にありがたいと思いました。

中には、能もバレエも初めて見るという方もいて、このコラボレーションを心から楽しんでいただけたようで、短い時間でもこういった芸術・芸能に触れられたことへの感謝の言葉が述べられていて、それを見た時は涙が出そうになりました。

菜の花被災地応援ステージ実行委員会のフェイスブックに、回答頂いたアンケートを抜粋して画像掲載しているので、よろしかったらご覧になっていだければと思います。

当初こういった被災地公演は、被災地の方々から、主催者の独り善がりな押し付けがましい活動と捉えられたりするのではないかという心配もあったのですが、公演後の観客の皆様のお声を直接聞いたり、アンケートで思いを間接的に読んだりしてみると、ほんの少しでも被災地の方々の心に暖かみを感じてもらえる事ができたことがわかり、これはきっとやってよかったのだろうと思いました。

先に書いたように、こういった活動を続けていくには、どうしても資金的な問題をクリアしなくてはなりませんが、そのためには良い演目を創り上げていくことがやはり大事なのだろうと思います。

良い演目とは、多くの人の心を暖かく震わせることができるような舞台。

そういうものを創ることが出来ていけば、もしかしたら様々な課題が自然と解決していってくれるかもしれません。



下記は気仙沼のケーブルテレビの取材映像です📺