小2の息子は、文章を読むのはあまり苦ではないのですが、漢字を書くのは苦手なようです。学校の漢字の宿題をやった?みせて?と言っても、「見なくていい」と見せてくれません。
まあ、漢字はそのうち覚えるだろうし、字がきたないのも親譲りなのであまり気にしていなかったのですが、少し心配になりこっそり漢字ノート見ると、ぐちゃぐちゃに書いていたり、宿題を指示通りにやっていませんでした。
その割には、家庭学習用に3年生の漢字ドリルを買ってほしいと言い出して、こちらは丁寧にやっています。2年生の漢字をちゃんとやった方がいいのでは?と思ったものの、やりたいことをやらせた方が良いと思いそのまま。
しかし不安が的中し、小学校でこれまでに習った漢字のおさらいのプリントの宿題では、半分も書けていませんでした。書けている字も、汚かったり、微妙にまちがっています。
これはまずいと横に座って、
「ここがちょっと違う!」
「あってるかもしれないけど、ちゃんと読めない!」
などと指摘していると、泣き出してしまいました。
「漢字のおさらいはだいっきらい!」
「ひとつひとつの漢字を練習するのは好きだけど、こんなにたくさんおさらいするのはだいっきらい!」
「漢字なんかなければいい!」
そして「漢字を考えたのだれ!!」とヒートアップ。
「中国の人じゃない?」
「中国にはいかない!!」
「でも、台湾にはまた行きたいって言ってたやん。」
「台湾にも二度と行かない!!」
「でも、日本も漢字使うよ。」
「日本はひらがなとカタカナだけでいい!いや、ひらがなだけでいい!!」と大泣き。
「オメーが宿題を見せないからだろーが!」と言いたい気持ちは抑えて、「あー、ごめんごめん。そろばんとか算数は一緒にやってたけど、漢字は君に任せっきりにしてたから、苦手になっちゃったね。これから一緒にやるから、宿題見せてね。本読むのは好きだから、漢字も得意になると思うよ。」とかなんとかなだめると、いつの間にかケロッとして、漢字のプリントを終わらせることができました。
字が汚い・漢字の宿題ちゃんとやらない→苦手になる→ますますやらない
と悪循環になっていたので、本人に任せっきりにしないでサポートする必要があったと反省。
その後は、漢字の宿題やまとめのプリントがでると確認するようにしましたが、まだ成果が出るには遠いようで、先日の漢字テストは66点でした。もうすぐ、2年生の途中までの漢字のおさらいテストがあるらしいですが、それには間に合いそうにありません。
年度末に学校で漢検を受けるらしいので、せめてそれまでには2年生の漢字をしっかり書けるように、「少しずつ2年の漢字を復習しよう」と提案しても、「いやだ」と譲らず、なぜかせっせと3年の漢字ドリルを進めています。「漢字の練習をいくらやっても100点はとれないからやりたくない!」だそうです。まあ、出来なかったことの直しよりも、新しいことを覚える方が楽しくて身につくだろうからしばらく好きにさせています。
「66点だったくせに2年の漢字を捨てて3年の漢字をやるってことは、3年生では100点取ってくれるんでしょうね~?」と聞いたら、なんかニヤニヤしていました。自信があるのでしょうか?。楽しみにしておきます
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