先日の記事の続きです。

山本塾計算ドリルの、4年生終了時点での到達目標は、こうでした。

たし算:レベル9~11
ひき算:レベル10~12
かけ算:レベル8
わり算:レベル10
 
では、このレベルはどの程度の計算なのか?また、珠算・暗算・フラッシュ暗算に置き換えるとどれくらいのレベルなのか??をみていきます。

 

「たし算 レベル11」とは?

まずは足し算
 
----レベル11----
292 + 825 =
471 + 303 =
------------------
このような問題36問を、140秒で解けば合格です(◎タイム)。
◎タイムとは・・山本塾計算ドリルでは、「この時間以内に」「全問正解すれば(!)」合格というタイムです。
 
140秒/36問 = 3.8秒/問
ということになります。
 
問題のレベルとして近いのは、
暗算検定:3級
珠算検定:6級
フラッシュ暗算検定:2段(3桁4口4秒)←2口なら2秒でできるよね?ってことで
かと思います。
 
(説明)
・暗算検定には、「3桁+3桁」という問題ではないので、「3桁×5口」の3級と同レベルとしました。
・珠算検定も、そんな感じで決めました。
・フラッシュ暗算は、初段までは2桁のたし算なので、初めて3桁になる二段相当としました。
 
<注意>
・計算のレベルとしては、山本塾ドリルに相当しますが、◎タイムのスピードの保証はありません!
・また、珠算・暗算検定は全問正解する必要はないのに対して、山本塾ドリルは全問正解が求められます!
 
(参考)

 

・フラッシュ暗算ネット検定の問題レベル

 

「ひき算 レベル12」とは?

 
続いてひき算です。
 
----レベル12----
512 - 274 =
889 - 116 =
------------------
レベルの問題を、
140秒/36問 = 3.8秒/問
 
暗算検定:3級
珠算検定:6級
フラッシュ暗算検定:2段(3桁4口4秒)
に相当します。たし算と同じですね。
 

「かけ算 レベル8」とは?

 
続いてかけ算です。
----レベル8----
4 x 53 =
74 x 8 =
93 x 9 =
----------------
90秒/36問 = 2.5秒/問
 
計算のレベルとしては、
暗算検定:2級 (2桁x2桁の暗算ができる)
珠算検定:7級 (2桁x2桁ができる)
相当かと思います。(スピードは別にして)
 

「わり算 レベル9」とは?

 
最後にわり算です。
 
----レベル10-----
1325 ÷ 60 = ... あまり ...
8090 ÷ 90 = ... あまり ...
-------------------
90秒/18問 = 5秒/問
 
一応、
暗算検定:2級 (÷2桁の暗算ができる)
珠算検定:6級 (÷2桁ができる)
に相当するとします。ただし、山本塾わり算は、わる数の「1の位」は0ですが、珠算・暗算検定の「÷2桁」の割る数は一の位まであるので、より難しいと言えます。

 

結論

 

以上をまとめると、4年終了時点の山本塾計算ドリルの到達目標に対応する珠算・暗算の級は、、
珠算検定:6級
暗算検定:2級
フラッシュ暗算ネット検定:二段
 
と、言えるかもしれません(ホンマカ?)。
ただし、たし算のところの<注意>に書いたように、山本塾ドリルの「スピード」と「正解率(全問正解)」に到達するには、更に訓練が必要だと思われます
 
※ 珠算は本当に6級でいいのか?分かりません。スピード・正解率を増すには、もっと上の級まで到達していないと難しいかもしれません。

目標

 

これを踏まえると、小学2年生の息子は現在:

珠算検定:7級
暗算検定:6級
フラッシュ暗算ネット検定:7級
ですが、
 
小2の終わりまでに、
珠算検定:6級
暗算検定:準3級
フラッシュ暗算ネット検定:3級

小3の終わり(=中学受験塾開始)までに、
珠算検定:4級
暗算検定:2級
フラッシュ暗算ネット検定:二段
 
もし小4でも続けられるなら、
珠算検定:3級
暗算検定:初段
フラッシュ暗算ネット検定:二段+もう少しがんばる
 
くらいを目指すのがいいかな?という気がしています(現時点では)。

珠算は、漠然と「段位を目指したい」と思っていたのですが、問題のレベルをみるとかなり難しそうです。なので、珠算の目標は、ちょっと低めにしました。