■ 涙で手話が見えません! ■
先日『特攻の櫻』を観に行ってきました
早めに会場に到着したのですが、
すでに沢山のお客さんが集まっていて、
会場の中もほぼ満員だったと思います
最初のあいさつの後、皆で起立して黙祷をし、
厳かな雰囲気の中で、公演が始まりました。
始まるまで、手話が読み取れるか、
全然解らなかったら、どうしよう・・・と不安だったのですが、
始まってすぐに、そんな不安は吹き飛んで、
その世界に引き込まれました
本格的な手話劇(?)を実際に観るのは初めてだったのですが、
小道具も衣装も無くても、その場面場面が映画のように分かって、
本当に感動的でした
また昼の部の、江副隆愛さんの、戦時中の実体験のお話は、
今まで想像していた戦時中の軍の生活と違っていて、驚きでした
上官からの扱いが、場所によって違っていたり、
お風呂に集団で入る時の方法など、
途中笑いも交えて、分かりやすく説明してくださって、
とても勉強になりました。
そして、特攻隊員の手話語りは、どのお話も本当に辛くて、苦しくて、切なくて、
涙が止まりませんでした
特に私は、砂田アトムさんの手話語りが、1部2部両方とも、
すごく感動しました
今回の公演の中で、私が一番印象に残ったの手話は、
戦闘機の表現でした。
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戦闘機の手の方を動かすのではなく、
戦闘機の手と、逆の方の手を地面に見立てて水平に動かすことで、
斜めになったり、低く飛んだり、急上昇したり・・・
とても、分かりやすかったです。
ところで、公演後にとても驚いたのが、出演者全員のサイン会があったこと
私もサインをもらいたかったのですが、
なんせ泣き過ぎて目がパンパンに腫れてしまったため、
明るい所で順番待ちをする勇気がなく、
諦めてしまいました・・・残念
江副隆愛さんがご高齢のため(当日はとてもお元気そうでした)、
このイベントはこれが最後だそうです
でも、少し内容が変わっても、続けて欲しいなと思いました。
これで最後はもったいない~