連休後半2日目、5月4日のお話です❣️
大正時代の洋館を、訪問しました🥰

 
この日はどうしても行きたいところがありました。
文京区千駄木、通称「やねせん」辺りに、美しく懐かしい洋館があります。
島薗邸です。
 
島薗家の方々が、長年住んだこちらのお家を区に寄贈したことから、今日まで保存され、時折公開されているのです。
 
現在は非公開ですが、月に一度程度の読書会と、年に一度程度の一般公開日に、中を見ることができます。
 
以前はもう少し見る機会が多かったと記憶しますが、今は本当に貴重な機会で、今回もたった1日、わずか5時間の公開。
これは行くしかないですよね❣️
 
 
とはいえ何事にも手順があります(笑)
11時の公開開始まで、時間を有効に使いたい。
 

そこでこんな計画を立てました👍
10時  鷗外記念館(千駄木、団子坂上には、森鷗外旧居・観潮楼がありました。火災で焼失した後に、記念館が建てられています)
10時30分 安田楠夫邸 (千駄木にある古いお屋敷。一般公開中)
11時  島薗邸(年に一度、この日だけ公開)
 
この貴重な3つの建築は、同じお町内。徒歩5分圏内に建つという、奇遇。
(それだけ豊かなお屋敷が多かったのでしょう)
 
鷗外記念館はぐるっとパスで入れる上、チケット半券を持っていくと、安田邸入場が割引きになるという、お得感。
それぞれの公開開始時刻が微妙にずれるため、このような時程が成立しました。
これはどうでも、コンプリートするしかないでしょう❣️👍
 
 
まずは時程に沿って、鷗外記念館から。
10時の開始を待って入ります。
 

 

 

 

 

いつも単独行動なので、鷗外先生とのツーショットは、撮れたことがありません(笑)

 

何度も来ているので、展示はサクッと。

 


 

次に、安田邸を目指します。徒歩5分くらい。

11時30分の開始です。

私と同じく、開始待ちの女性客、数人。

 

 

 

 

 

和の外観。

 

中にはレトロな電話機が。

昔使っていた頃の、電話番号が貼られています。

 

 

応接間。

唯一ここだけが、洋風の部屋です。

大正時代の良き頃に作られたお屋敷、当時のことで家具内装、全てオーダーです。

今日見ても、美しく上品な洋間ですよね。

 

 

 

 

雑誌やテレビのロケにも、登場するお部屋です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手をあぶって温めるための、一種の火鉢。↓

 

 

柱にはリスの彫刻が。

 

 

当時は高級品です✨↓




サンルーム。

 

 

 

 

 

 

 

 


一階のお座敷は、床の間に端午の節句のお飾りが。

安田家の人々が、特注した実物です。

 

 

 

 

 

 

和の照明も、美しい透かし彫り。

 

 

 

 

 

台所に行きましょう。水屋ですね。

 

 

広く明るい炊事場は、当時の最先端。文化住宅。

 

 

 

 

氷を入れる式の、昔の冷蔵庫。

 

 


浴室の手前には、洗髪のための大きな流しが。このころは日本髪ですから、現在のように手軽ではなかったでしょう。

 

 

 

 広い浴室、今日の感覚では、寒そうです😨


 

 

2階へ上がります。

 広々とたお座敷。客間でしょう。



 

 

 

 

 

今までに何度も訪問したお屋敷ですが、今回もやっぱり素敵でした💓😍

私は必ず、島薗邸とセットで訪れます。
この日も、ここから島薗邸へ向かいます。徒歩で3分くらいです。

が、写真が多くなりましたので、島薗邸は次回に続きます❣️
良かったらお付き合いください❣️