年末、大阪旅行に行って来ました。

旅行支援目当てではなく(笑)学校勤務なので、学期中は休めないから、この時期しかないのです。

冬休みに入るやいなや、飛び立つように西へ😆


34日の旅行記、お付き合いください♪

長い記事は読む方の負担になるので、分割して掲載して参ります😃



新大阪に着いたら、ホテルに荷物を置いて、まずは兵庫県へ(大阪じゃないんかーい)

兵庫で2番目に行きたい場所、それは倚松庵(いしょうあん)です。



私は谷崎潤一郎のファン、細雪フリークであります。

細雪の舞台である住宅、谷崎が住んだ家が、今も保存・公開されています。

それが倚松庵。(愛妻・松子夫人なしでは生きられない、という谷崎流の名付けによります)


松子夫人の書。


過去に2回訪問していますが、またまた行っちゃいました😆

公開日は限られているので、もちろん事前チェック済みです👍


応接間。暖炉があり、家族の団欒にも使われました。

阪神間の和洋折衷住宅です💕

戦前にこの生活なら、文化的だし贅沢ですよね✨




応接間から隣の食堂を見る。

引き戸で仕切れますが、開放的な二間続きで使われたようです。

細雪では、この引き戸を閉めて、家族が雪子の見合いの相談をしましたね🥰


食堂。


これは小道具でしょう😆


浴室。小説にも出てきます。

妙子がラジオを聴きながら浸かった浴槽。






書き物机。

谷崎は、実際は玄関横の女中部屋で執筆したと読んだことがあります。

谷崎潤一郎はマゾ趣味ですからね、自分を奉公人になぞらえて御寮人さん(松子)に仕えたそうですね〜。

もちろんわざとですよ😆


2階の寝室。

細雪の冒頭で、幸子が着替えに手間取る場面は、ここです。

庭から見た外観。

庭では悦子が遊んだでしょう。

しかし建物は移築されたので、この庭ではありません。


この全てが無料なんです!素晴らしい。✨



倚松庵を出て、海側へ下ります。

魚崎は灘の酒蔵で名高い町。

酒蔵巡りです😊


長くなるので、酒蔵は次回にご紹介させてください!