クリスマスが近くなると、頭に浮かぶ疑惑…。

「サンタクロースをいつまでも信じているのは、いいことなのか??」

いえ、正確には、
「わが子がいつまでもサンタクロースを信じている、ことを望む親の感覚が理解不能」‼️

今の職場(中学校)に異動して以来の謎です(>_<)
あ、この場合の親は、保護者ではなく同僚教員です💦



結構大きな子ども、例えば中学生、がサンタクロースを信じていること、あるんですよ。
うちの学年主任(40代後半の女性)はそれが嬉しくてたまらないみたいで。
お子さん(大学生)もかなり長く信じてたみたいで、それも自慢?らしい。

この方、頭もお育ちもいい方です。お子さんも有名大の学生さん。つまり頭はいい。

ただ…、私にはどうしても、その感覚がわからないんですよ💦(いっそキモチワルイ😱)
だって、どう考えても変でしょう!
遅くとも10歳になるまでに、サンタクロースはいないって気付くのが普通だと思う。

日本のゲームが、日本的なラッピングで、サンタから届く自体、変でしょう?😅💦



ここで思い当たるのは、この不可思議な風習、20世紀後半の商業主義から来たのではないか、ということ。

20世紀初頭までは、恵まれた立場の子どもだけがプレゼントをもらえました。
もしサンタクロースがいるなら、そんなのおかしいですよね!
当然、当時は、小さい子を含む誰もが、サンタクロースが実在するとは思っていませんでした。
(アンデルセンの「マッチ売りの少女」を思い出してください)

また、その頃の庶民の子どもは、家族の手作りのプレゼントを贈りあったはずで、
そうであるなら贈り主は家族(親兄弟)だとわかるに決まっていますよね。

事実、19世紀のアメリカ中西部を舞台にした物語、「大草原の小さな家」シリーズでは、ローラたち姉妹と母親の、手作りのプレゼントを贈り合う場面が、シリーズ中何度も出てきます。
サンタクロースを信じているのは幼児だけ。
少女たちは勤勉に、プレゼントを作るのです。

またクリスマスの名作「とびきりすてきなクリスマス」は、10歳の少年が、行方不明の兄に代わって、家族のためにプレゼントを用意する物語です。
もちろん手作りですよ。
ここでは幼い末っ子までが、プレゼントは家族が用意するものと、理解しています。
(20世紀前半のアメリカが舞台です)

これら、古き良きアメリカの物語からわかること。
本来プレゼントは、家族が互いに贈り合うもの。
サンタクロースからプレゼントがもらえるという想定は、現代の商業主義の下、大量消費と購買を目論む資本家によって、企まれたとしか思えません。

日本人がクリスマスを祝う自体が不可思議ですが、プレゼントにまつわるファンタジー、どうなんでしょうか。
どうでもいいですけどね💦

そしてやっぱり、小さくはない子どもが、無邪気に?サンタクロースを信じているとしたら、キモチワルイ…‼️(>_<)
それともあれは、信じているフリなんでしょうか?大人の期待に応えるために⁉️