生命保険料の改定は、2017年4月以降に契約する新規契約者から順次スタートする予定にはなっていますが、商品に応じて価格に影響するものとそうでないものとがあるので十分に注意する必要があるでしょう
この長い低金利の影響で2017年4月から標準利率(予定利率)が0.75~0.25へ下がります
それによって、長期の運用収入を見込む貯蓄型の円建ての生命保険について値上げや利率が下がることで運用自体がマイナスになることが分かっています
更に早ければ2018年には長寿化に対応した改定で死亡保障は値下げ、高齢化によるリスクが増える医療保険や罹患率が高いガン保険などは商品や保障の見直し並びに保険料の値上げの予想も取れるでしょう
このようことも想定して3つのポイントを考えましょう
1:保険料の改定前の駆け込み需要
大数の法則で統計によりリスク度に応じて商品設計を3つの要因で考えます
1:生存率・死亡率
2:運用利回り(予定利率)の参考になる標準利率
3:人件費や物件費などの事業利率
これを業界では3利源と言いますが、3は各社の問題ですが、1・2は業界全体のことで主に金融庁の指示によって変わるので保険会社としてもどうにもならないと言ったところです的な逃げ場を作った話ですね
もう既に2013年に同じことが1回あり、今回同様標準利率を下げ貯蓄機能性のある商品の値上げが円建てでありましたね
つまり来年は2回目なので、駆け込み需要でギリギリで契約するのも欲しい商品なら良いと思いますが、取りあえずでは無く今後役にたつと言う、出口の目的を是非大切にしてもらいたいと思います